まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーママ。ゆる〜い育児と雑記ブログです

英語学習に効果的な「素読」と「音読」について考える

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我が家では英語習得のために、長男に英語の本を「音読」させています。

 

ほとんどの小学校で、国語の宿題に「音読」が出されています。

音読はそれほど大切な学習なのだと思います。

 

 

私ははじめ、

音読は分からない所をごまかせないから、

学習になるのだと思っていました。

 

しかし、音読の効果はそれだけではないようです。

 

 

音読とは、

文字を声に出して、

耳でその音を聞き、

音で本を読む

ことで理解が深まるといった効果があるのだそうです。

 

そして、

この「文字の音を聞く」という学習法は「素読」からきている学習法のようです。

 

 

「素読」は江戸時代から外国語学習法の王道だった

 

もともと漢文の学習方法として「素読」が江戸時代の寺子屋で行われていました。

 

「素読」そどく

意味を考えないで、文字だけを声を出して読むこと。そよみ。すよみ。 「論語を-する」(大辞林)

 

ちなみに音読は、「意味を理解しながら」本の文字を声を出して読み上げることです。

 

素読はただ意味のわからない外国語を読み上げて、耳で文字の音を聞く事が大切なのだとか。

 

音のリズムや響を大切に、暗唱するまで繰り返し素読し、暗唱するまで音を覚えれば、耳に残り、後から意味が入りやすくなる、と言う

 

まさに「読書百遍意おのずから通ず」学習法なのです。

 

 

この素読の学習法については、著名な方々が効果的だと述べています。

ノーベル賞を受賞した理論物理学者の湯川秀樹博士や、小説家の谷崎潤一郎氏が有名です。

 

 

そんな「漢文の素読」がもたらすといわれている、学習効果についてまとめました。

 

 

「素読」で得られる学習効果!

 

文字や文章に抵抗がなくなる

漢文を素読することで、難しい漢字が書かれている文章も抵抗なくスラスラ読めるようになるそうです。

 

文章に対する感覚が磨かれる

素読によって文章の音の響きやリズムのみを追うことで、文章の良し悪しがわかるようになるそうです。優れた文章は音も美しいという事ですね。 

学習の初期からつまずく事が無い

江戸時代から行われている素読は文章を「暗記」して覚えてしまう事で、学習を容易に進められるという目的があったようです。

  

これはどんな学習にも効果的だとされています。

 

漢文を「英語」に置き換えれば、まさにな学習法に思えますね!

 

 

NHKのEテレ「にほんごであそぼ」の中で素読に触れる

 

NHKのEテレで放送されている「にほんごであそぼ」に

素読の要素が取り入れられています。

 

番組内で出てくる『寿限無』や『アメニモマケズ…』や『春はあけぼの』などの、

 

子供にはさっぱり意味のわからない言葉の羅列

 

しかし、

その意味のわからない言葉を覚えて唱えることに、大きな意味があるのです。

 

これ、確かに我が家の子供たちも一緒になって言っていました!

そして『寿限無』や『アメニモマケズ』を面白がって覚えていました。

 

これって「素読」だったんです!

 

日本語の音や響き、リズムを感じることで、言葉の感覚を磨いていたのです。

さすがEテレ!

子供の日本語力を磨いていてくれたとは、ありがたい番組です。

子供のうちに美しい日本語に触れるのは大切ですね 

 

 

只管朗読(しかんろうどく)という音読勉強法

 

そして、「音読」にも素読と似たような効果があるとされています。

 

同時通訳の神様といわれる國弘正雄氏が提唱する

「只管朗読」です。

 

これは、ただひたすらに英文を音読するというものです。

 

実際に國弘氏は中学時代、英語の教科書を500回から1,000回音読したと言います。

 

500回、1,000回と音読すると、聴覚のゲシュタルト崩壊が起こり、

そこからまた再生されるそうですよ。

ゲシュタルト崩壊(ゲシュタルトほうかい、独: Gestaltzerfall)とは、知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態)から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られているが、聴覚や皮膚感覚においても生じうる。 (ウィキペディア)

 

そうすると自分で文の応用ができるようになるのだとか。

これは20回、50回あたりで起こるとも言われています。

 

面白そう! 今度やってみようかなあ

 

 

我が家での取り組み方

 

もともと、私が長男に英語の音読をさせたのは、深く考えてのことではありませんでした。

 

ネイティブの音源を真似して読んでいたのを、

そのまま「音読」として続けていただけでした。

 

英語のアウトプットになるかも?という考えと、

ちゃんと声に出して読まないと長男が読めているのかわからない、

という理由もあります。

 

そんなに深く考えずに続けていた「音読」ですが、

昔から学習に取り入れられていた正攻法の取り組み方だったのですね。

 

算数、理科、社会など、どの教科に当てはめて見ても、

文章をただひたすら音読して覚えるのは効果的かもしれないですね。ただしこれは、あくまでもテスト対策として活用する程度にとどめたい所かな。

学習には、できるだけ好奇心を持って取り組んで欲しいなと思います。

 

 

そして、素読や只管朗読は、決して楽しいものではありません

 

湯川秀樹博士も「役に立ったけれども辛かった」というような感想を残しています。

試しにやってみるのは良いですが、続けるのは大変そうです。

 

子供たちが面白いと思う本を英語で音読するのが、今のところちょうど良いように思います。