多読のルールで、「辞書を引かない」というのがあります。
厳密には多読にルールは無いとされますが、「こうした方が良い」という効率的かつ楽しく多読学習を進める上で提唱されているルールは3つあります。
- 辞書を引かない
- わからない単語は飛ばす
- つまらない本は読むのをやめる
楽しく続けるために、なるほどと思えるルールです。
長男は辞書を使うことがありますが、原則ルール通りに進めている感じです。
そして、この辞書を引かないというルールですが、
さらに「もし辞書を使うなら英英辞典が良い」という事も言われています。
なるべく日本語は介さずに、英語を英語のまま理解することを目指すということのようです。
英語育児で意識していた事と似ているな、と思います。
しかし、長男は英英辞典を使いこなせず、英和辞典を使うことにした経緯があります。
私も辞書選びに失敗してしまったので、改めて長男に合った辞書を探しました。
長男への辞書選び
結局、子供向けの辞書では載っていない言葉が多く、高校生以上の大人向け辞書になると分厚く重くなり持ち運びがし辛くなるというデメリットがありました。
辞書の持ち運びは狭い我が家の中だけの話なので、気にしなくてもと思いますが、やはり気軽さがなくなるのが不満でした。
それまでの子供向け英語辞典は、大型サイズでしたがイラストや写真が多く、読み物としての楽しみもあったので良かったのです。
大人向け辞書にはそういった面白みは無いですから、特に子供は調べるのが億劫になりそうです。
考えた末に、電子辞書の購入を決めました。
電子辞書購入のあれこれ
購入したのはこのモデルです。
ちなみに購入したのは昨シーズンものです。
まだ電子辞書は早いだろうという思いもあったのですが、内容の豊富さを知り、利便性を考えたら最終的に電子辞書一択になっていました。
なぜ高校生モデルにしたかといえば、ズバリお値段です。
小学生、中学生モデルは英和英英辞典が不十分なので除外しました。
生活ビジネスモデルまでは全く必要なさそうですから、高校生モデルで十分です。
《収録されている英語系辞書》
ジーニアス英和辞典 第5版
ウィズダム英和辞典 第3版
ベーシックジーニアス英和辞典
オックスフォード現代英英辞典(第9版)
ロングマン現代英英辞典 6訂版
ジーニアス和英辞典 第3版
ウィズダム和英辞典 第2版
英語類語辞典
オーレックス英和辞典 第2版
オーレックス和英辞典 新装版
カタカナで引くスペリング辞典
英語系の辞書だけで計11冊収録されています。
それだけで考えても電子辞書ってお得。ネイティブ発音まで再生してくれます。
実際使ってみて
ちょうど購入してから4ヶ月ほど経ちました。
ほぼ毎日活用しています。
主に使うのは英和辞典と発音音声です。
たまに英英辞典も使っているようです。
英語以外にも広辞苑などの国語系辞典は結構使っているので、何かと便利ですね。
持ち運びも気軽にできるので、出かける時に持って行く時もあります。そんな時は大抵「文学作品」を読んでいます。たまに面白がって「クラシック名曲」を聞いてみたりと、英語以外でも何気に使えています。
ホーム画面の背景を変えたり名前を入力したりと、勝手にいじっていつの間にか使いこなしているのは子供ならではの適応力の高さでしょうか。
すっかり自分のものだという愛着も沸いた様子です。
購入するときは、私にとって思い切った選択だったのですが、このまま高校生まで使い倒してくれれば決して高くない買い物かも。
そういえば、英検®2級過去6回全問題集、英検®2級 でる順パス単、7日間完成 英検®2級予想問題ドリル、英検®2級全問題集など、英検対策本も充実しています。
購入時は「これは使える!」と喜んでいたのですが、うちの子には向いていませんでした…。
これはうちの長男だからという事なのですが、
電子辞書の画面で問題を解いたり、書き込めなかったりは、かなり「やり辛い…」という事でした。
ここは必要に応じて紙某体を購入していこうかと思います。
そこは残念ですが、その他の機能は必要十分揃っているのと、長男が毎日活用しているので、やはり電子辞書を購入して良かったなと思います。