先日受験した長男の英検2級ですが、自己採点ではライティング次第という結果でした。
もしもの場合に備えて面接練習は始めておこうかと、早速オンラインの先生にお願いしました。
ひとまずは英語は音読だけにして(NHK「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」はやりたいらしい(笑))、好きなことをして過ごしています。
そんな昨日、進研ゼミからDMが届きました。
いつもはスルーしているのですが(失礼)、今回は「プログラミング必修化」の文字に内容を確認してみました。
小5からは、4教科と英語にプラスして、プログラミングの教材がセットになるそうです。
改めてDMの中身を見て、勉強の多さに思わずため息です。
今の小学生は大変ですね (汗)
以前、プログラミングが必修になると聞いて調べた事↓
その時は、実際にプログラミング言語を勉強する訳ではなく、プログラミング的思考を学ぶのが目的という事がわかりました。
しかし、進研ゼミのDMでは次のようにまとめられています。
小学校のプログラミング教育のポイント
- プログラミング
- 情報モラル
- 情報デザイン
プログラミング
プログラミング的思考を伸ばすには、プログラミングが必須という事でしょうか。
情報モラル
情報モラルは、是非とも学んでもらいたいスキルです。これを学校でしっかり教えてくれるのは、トラブル回避の為にもありがたいと思います。
情報デザイン
情報デザインに関してはここまでするのか!という驚きが大きいです。
これらの学習内容を実際に学校で行うとして、今までの学習に英語とプログラミングを加えたら授業時間はどうなるんでしょう。
学習時間が確保出来るのかを心配してしまいます。
プログラムングの学習は「 Scratch (スクラッチ)」でOK?
進研ゼミのDMを見る限り、プログラミング学習は取り敢えず「Scratch」を触っておけば良いような印象です。
文部科学省のHPに詳しい取り組みについて書いてありました。
どうやら、「Scratch」をメイン教材として学習を進める予定のようです。
我が家での「Scratch」
長男が小3の時に、友達に教えてもらってScratchを始めました。
どうだったのかというと、
とっても楽しんでいました!
どう取り組んでいたかをまとめてみます。
「Scratch」の始め方
「Scratch」は、NHKのHP「ワイワイプログラミング」がとても参考になります。
Scratchの始め方と手順が詳しく載っています。
画像で説明しているので、とてもわかりやすいです。
我が家では英語設定にした
「Scratch」は150以上の国と地域で利用され、40以上の言語に対応しています。
せっかくなので、我が家は「英語」に設定して使っています。
これは単純に英語の学習も兼ねてということがあります。
もう1つの理由は、プログラミングのコードは全てに英語が用いられているからです。
私は、プログラミングは英語を記号として組み立てていくようなもの、だと思っています。
私自身プログラマーでもITに強くもないので、ニュアンスは違っているかもしれませんが、プログラムに英語は欠かせないものだと認識しています。
ならば英語で慣れておいた方が楽だと考えました。
実際に長男にやらせてみると、英語の方がわかりやすい部分もあるらしく、特に困ることもなく使えています。
そしてScratchでプログラミングを始めてしばらくたった頃、
英語でやってよかったかも!
と長男が言いだしました。
なぜかと言うと、「Scratch」はHPに自分が作ったプログラムを公開することができるのです。全世界からアクセスされて人気のものが上位に表示されます。
英語なら、日本語よりも多くのユーザーの目に止まると言うわけです。
まだScratchのHPに公開した事はありませんが、本人はいつか面白いゲームを作って公開するのを目標にしています。
プログラミングのノートを作った
これは学校で「自主学習」という課題が毎日出されていたので始めた取り組みです。
プログラミングをノートにまとめて、次にどうするかをまとめていました。
まさに学習です。
長男的にこれが結構良かったらしく、いろいろ思いつくきっかけになったようです。
時間を決めた
プログラミングは勉強なのか遊びなのか、とても曖昧です。
しかし長時間 PC の画面を見ているのは気になりました。
夢中になると1時間でも2時間でもやっています。
子供にとってゲームと同じ感覚のようです。
学校でもPCやゲームは1日30分と指導がありますから、Scratchも1日30分までに決めました。
これは長男から、かなりの不満を持たれましたが (苦笑) 仕方ありません。
友達と見せ合った
もともと友達の影響で始めたScratchということもあって、実際にその友達と見せ合って遊んでいました。
そして、お互いプログラミングを教えあったり、もっとこうすれば良いとか、意見を出しあっている姿も見られました。
私はそれを見て、これが「クリエイティブ・シンキング・スパイラル」!?かもと思ったり。
プログラミング教育は「アイデアが生まれ、それを作ってみて、友達と共有し、改善して、またアイデアを出す」この繰り返しで「クリエイティブ・シンキング・スパイラル」を鍛えるのが目的と言われています。
子供達はワイワイただ遊びでやっているだけでしたが、これが学習につながるのかも、と様子を伺ったりしていました。
ゲームで遊ぶよりも、ゲームを作って遊んでくれた方が良いなぁと思いましたね (苦笑)
実際どんなものが作れるのか
ScratchのHPにユーザーの作品があります。
こんなゲームが作れるんだ、と感心するほど面白いものがいっぱいあります。
しかし、いきなりプログラミングをするのは無理があります。
そこでおすすめなのが、NHKの eテレで放送している「Why!?プログラミング」です。
これで基本の使い方を学べます。
さらに、厚切りジェイソンが面白い (笑)
長男はもちろんですが、次男も楽しんで見ています。
番組のHPには、過去の放送分もまとめて見られるようになっています。
見ていると思わずプログラミングしてみたくなるものばかりです。
新しいプログラミング言語「Viscuit(ビスケット)」
そして今回、文部科学省のHPにScratchと並んで取り上げられていたのが「Viscuit(ビスケット)」です。
ビジュアルプログラミング言語という、新しさに興味がわきます。
幼児から遊べるプログラミング教材ということで、とても簡単に操作できます。
この「メガネ」を使ってプログラミングをしていきます。
Viscuitは、今までのプログラミングと違って「コンピュータに何をさせるか」を考えるための教材なんだとか。
「コンピュータをどう動かすか」のその先をいく感じですね。
子供にとっては、お絵描きや粘土遊びの延長に「プログラミング」があるような、Scratchよりも遊びながら学べるプログラミングといったところでしょうか。
Viscuitは感覚でプログラミングを学んでいく教材なのだと思いました。
こうやって子供の時から「プログラミング」を遊びで取り入れ、身近な存在として学習していく時代なんですね。
私も勉強しないと付いていけなくなりそうです
( ̄▽ ̄;)