この春休みに英語のワークブックも進めています。
長男はアメリカの小学3年生用、
次男は小学2年生用のワークです。
Brain Quest Workbook
<長男用>
<次男用>
このワークについては、こちらに詳しく書いています。
以前、長男に小3夏休み総集バージョンを用意したのですが、まだ難しいようです。
通常盤にグレードを下げて取り組んでいます。
次男の場合は私が付き添っていないとワークが進まないので、ほぼ週末の取り組みになっています。
そして、
子供たちのワークに付き合っていて、だいたい英検のレベルがネイティブでいうとどのくらいなのかを感じられるようになりました。
せっかくなので独断と偏見ありで、まとめてみたいと思います。
英検のレベルはネイティブだとどのくらいか?
子供たちに英語の本を買う際に「Amazonの英語 難易度別リーディングガイド」を参考にしています。
Lexile指数で難易度を示してくれているので、洋書を選ぶのに大体のレベルがわかり、とても助かります。
Lexile指数は、英語の読解力を客観的に測定するツールとして開発された指標で、英文に使われている単語数や難易度、構文の複雑さなどを総合的に数値化したもの。本の場合はその難易度を、人であれば「読む力」を示す。指数は「0L」から10刻みに上がり、難解な専門書は「2000L」を超える。アメリカでは教育現場で幅広く活用されているほか、世界165か国で使用されている。
ただし、レベル的に「???」となることもあります。
疑問を持った時は、多読の指標として使われているSSS (英語多読研究会) のYL(読みやすさレベル)も参考にしています。
こちらの情報と取り組んでいるワーク内容に、我が家の息子2人のレベルを照らし合わせて、私がなんとなく感じた英検のレベル判定をしたいと思います!
(あくまでもネタとしてお読み下さい)
そして、これは読みと語彙レベルでスピーキングは含みません!!
ネイティブさんはペラペラですから^^;
英検2級レベル
長男を基準にしています。
英検2級一次試験に合格したので、リーディングは2級並みという事にします。
今アメリカの小学3年生向けワークブックをやっていますが、普通に出来るレベルです。
小3用の「復習ワーク」は長男にとって難易度高めでした (長男は英検2級の長文の方が読めると言っています)。
なので、英検2級はアメリカの小3ぐらいなのかと思います。
最近読み始めた『HOLES』。
Lexile指数600L-695L、アメリカの3~6年生の読解レベル。
「HOLES」
この本は問題なく読めるようです (黙読しているので本人の言葉を信じればですが…) 。
英検準2級レベル
準2級は、長男が小3の時に受験しています。
その時はワークブックを特に何もしていなかったので、読んでいた本でレベルを判断したいと思います。
受験した時は『Magic Tree House』を読んでいて、大体20巻〜を読んでいたと思います。
Lexile指数400L-495Lで、アメリカの2〜4年生レベル。
この本はだんだん難易度が上がるので、25巻辺りがちょうど英検3級〜準2級ぐらいなのかなと思います。
英検3級レベル
小2の時に読んでいた『Magic Tree House』1〜10巻ぐらいがアメリカの1~2年生の読解レベル、Lexile指数200L-295Lです。
「Magic Tree House #1」
ペーパーバック – 1992/7/28
200L-295L
受験票を見てみたら、長男は小2の5月に英検3級を受験していました。
丁度このレベルの本を読んでいた時なので、英検3級はネイティブの小1〜2ぐらいかなと思います。
次男が小1のワークブックを終えたので英検3級の問題を見せてみましたが、まだ次男には難しいようです。
ネイティブでも小1はやっと読み書きを習うレベルですしねぇ。
小2のワークブックの内容をみた印象からも、英検3級はこの辺りだと思います。
次男は、小2の間に英検3級を目指すのがレベル的に良さそうです。
ただ、次男が取り組んだ小1のワークブックにも英検2級レベルの単語が出てきます。
長男が英検2級の単語を覚えている時に、「estimate」が次男のワークに登場しました。
この「estimate」は「見積もる」といった意味の単語で、長男がなかなか覚えられず苦戦していました。
しかし次男のワークに登場したことで見事イメージが定着し、忘れない単語となりました。
小1の算数に「見積もる」問題が出るのも面白いなと思います。
国が違うといろんな問題に出会えて、それもまた英語育児の楽しみだったりします。
同じく長男が小2の時読んでいた『Frog and Toad』は、アメリカの2~4年生の読解レベル。
400L-495L
「Frog and Toad シリーズ」
英検3級のレベルはこの辺みたいですね。
以上のことから、
英検3級(小1〜小2)
英検準2級(小2〜小3)
英検2級(小3)
英検をネイティブの英語レベルと比べると、大体こんな感じでしょうか。
注)スピーキング抜きの英語力 (読解、語彙) で判断しています。
そして、
英検準1級、1級ですが、
これは『Harry Potter』を基準に見てみようと思います。
「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」
ペーパーバック – 2014/9/1
なぜなら、私の中で勝手に英語育児の目標に掲げている本だからです( ̄▽ ̄*)!
小6ぐらいで読めるようになって欲しい、という願望を抱いています。
大体英検だとどのぐらいのレベルで読めるのか、気になるところであります。
『Harry Potter』は巻を追うごとに英語の難易度が上がると言われています。
第1巻の『賢者の石』が800L-895L、アメリカの4~9年生の読解レベルです。
だいたいネイティブだと小学校高学年が読んでいるらしい、という話を聞きますし、表に照らし合わせると4〜6年生が適正な感じです。
このことから、読めるのは英検準1級ぐらいかな、と予測しました。
実際のところ、準1級レベルだと「やっと読める」レベルらしいですね。
楽しんで読むなら、準1級から1級レベルは必要ということのようです。
『Harry Potter』が読めるかどうかでレベルを考えると、
英検準1級が、小4〜小5
英検1級が、小6〜中1
ぐらいの印象です。
ネイティブのレベルで突き進めば、小6で『『Harry Potter』も夢ではないのが見えてきました!
って、これはかなりの難易度なので、( ̄◇ ̄;)
まずは気長に多読を続けることですかね。
ネイティブのレベルと英検を照らし合わせてみたところで、実際は準1級、1級になると小学生には難しい経済や国際情勢のテーマも入ってくるわけで、それなりに習熟した内容が求められます。
とりあえず小学校のうちに準1級を目指したいところですが、『Harry Potter』が読めればそれなりに英語力はついていると判断できそうです。
英検と『Harry Potter』と、どちらでも目標を達成できるよう、英語育児に励みたいところです。