今週末、なんの成り行きか
『天空の城ラピュタ』を観ることに決まっていました。
土曜の夜に家族みんなで『ラピュタ』を観たところ、すっかり子供達が気に入り、
英語でもみたい!
というので、日曜日の今日は英語版で観ることになりました。
2日続けての『ラピュタ』鑑賞。
せっかくなので聴き比べなどしてみました。
ジブリ映画は英語版も充実しています
ところで、
ジブリ映画を英語版で観るのは、英語学習にも良いと思います。
さすが世界のジブリですから、
英語の吹き替え版が充実しています。
ジブリ映画の英語吹き替えはいくつかありますが、
ディズニーが出している「北米版」Blu-ray がおすすめです。
日本の通常盤にも英語の吹き替えが収録されていますが、
セリフと字幕が違っているのです。
それに、
ディズニー版はハリウッド俳優が吹き替えしていたりと、
キャストが豪華!
ただ、音楽がディズニー仕様にアレンジされていたり、
セリフも海外向けになっている箇所もあるようですが、
そこは英語版として、日本版とは違った楽しみ方ができるのも魅力だと思います。
お値段も北米版だと日本版に比べてリーズナブル。
ちゃんと日本語も収録されています。
アメリカのDVDはリージョンフリーのデッキが必要ですが、Blu-rayなら観ることができます。
ちなみに、
子供と一緒にジブリ映画を英語で見るなら、
まずは『となりのトトロ』が良いと思います!
今度『となりのトトロ』の英語版の紹介もしたいと思います。
『天空の城ラピュタ』を英語版で観てみる
今回観たのは『天空の城ラピュタ』です。
英語題は『Castle in the Sky』です。
これは、ラピュタの元となった『ガリヴァー旅行記』第三章の飛行島ラピュータ(Laputa)は、スペイン語で売春婦の意味があるからなのだとか。
英語育児のおかげでトリビアが増えていきます。
『天空の城ラピュタ』は英語吹き替え版が2つあります。
古いバージョンはJALの機内上映のために作成されたもので、誰が翻訳、吹き替えを行ったのかは不明のものです。
やはり英語で観るなら、新しいディズニー版が良いと思います。
ムスカ大佐の声がマーク・ハミルなのもありますが、
古いバージョンだとセリフと英語字幕が一致していません。
全く違います。
我が家にあるのは古いバージョンなので、これはかなり残念です…。
しかし、古いバージョンの英語版にも良い点があります。
それは声の雰囲気がオリジナルと結構近いことです。
日本語版ラピュタの登場人物が、そのまま英語で話していると思うくらい違和感がありません。
ディズニー版は音楽を追加やアレンジしていたり、主人公たちの声が大人っぽかったりします。セリフも多少変えているところがあるようです。
日本のオリジナル版の雰囲気そのままに英語で観たい場合は、こちらの古い版がおすすめだと思います。
日本語のセリフと比べてみる
ジブリ映画を英語版で観るなら、やはり名台詞を比べたくなります。
日本語のあのセリフは英語ではどう言っているのか?
子供達が頑張って聞き取ったセリフをまとめてみました。
我が家で観る古い英語版は英語字幕が全く違っているので、
正解がわからないのが難点です。
気になるセリフを聞き取ってみた
登場シーン順です。
ドーラ「40秒で支度しな!」
→ Alright! I’ll let you come.
パズーがシータを助けるために、海賊に一緒に連れて行って欲しいと頼むシーン。
あれ?英語版だと40秒で支度しなくていいのね…。
ドーラ「最後のチャンスだ、すり抜けながらかっさらえ!」
→ This is our last chance. We just have to w??r and grab her!
シータを燃え盛る要塞から救出するシーン。
ここは自信ないそうです。??のところは聞き取れず…。
音声をのせてみました。
聞き取れた方は何て言ってるのか、是非教えていただきたいです!
お願いします(>人<;)
*フィーニィ先生に聞き取って頂きました!ありがとうございます
ムスカ「見せてあげよう、ラピュタの雷を!」
→ Prepare yourself for the thunder of Laputa!
ラピュタ王としての力を見せつけるムスカのセリフ。
私には「見せてあげよう、」の方がなんだか偉そうに聞こえます。
ムスカ「3分間待ってやる」
→ I’ll give you 3minutes starting now.
シータと話しがしたいと願い出るパズーに向けての言葉。
ここは日本版と一緒 !
パズー「シータ、落ち着いてよく聞くんだ。あの言葉を教えて。僕も一緒に言う」
→ Listen to me very carefully. Tell me the spell Sheeta. I'll say it with you.
いよいよクライマックス!
まんまだね、とのこと。確かに。大事なシーンですからセリフも重要です。
パズー&シータ「バルス」
→ balus
ここは英語字幕で確認できると思いきや、字幕なしでした。
音でスペルを考えた長男、自信ありとのこと。
私はラピュタが大好きなので、まだまだ取り上げたい台詞がいっぱいあるのですが、
とりあえず代表的なところを聴き比べてみました。
ディズニー版だとまたセリフが違うようです。
ジブリ映画を英語で鑑賞するの、ジブリ好きなら楽しめると思います。