次男の英語の音読が、だいぶスムーズになってきました。
『ORT』のStage 6のあとは、『Frog and Toad』を読んでいます。
一日一話、コツコツ進めています。
そして、
長男の時と比べて読み方に違いが出てきました。
同じようにやってきた英語育児ですが、長男と次男で違いが出てくるものですね。
せっかくなので、2人が英語を読めるようになるまでを比較してみました。
長男と次男でみる英語の「読み」習得の違い
長男の問題はとにかく発音です。
1歳から英語育児をしてきて、幼稚園まで英語にたくさん触れてきたはずの長男ですが、英語の発音で
「あれ?」
と思うことが多かったです。
カタカナ発音に近く、英語の母音や子音が苦手でした。
これは私ではどうにも教えられないので、
ネイティブ音声を聞かせて一緒に読ませたり、
本を見ないで音を真似させたり、
徹底してやらせました。
その時、音を真似することはもちろんですが、
最も意識させたのはイントネーションとリズムです。
日本語でもイントネーションやリズムがおかしいと、とても聞き取りにくく感じます。
しかし、そこを抑えておくだけで、だいぶ聞きやすくなるものです。
私も子供に語りかけをしている時は、発音に全く自信がなかったのでイントネーションとリズムを頑張りました!
CDをかけ流して、イントネーションなどを本に書き込んでいました。
当時の私、頑張っていましたねぇ。
( ̄▽ ̄*)
長男はLとRの音も曖昧だったり、
英語の母音の発音ができていない状態でした。
1歳から英語を聞かせまくっていたのに、
母国語の影響は凄まじいです
(◎-◎;)
しかしそんな長男も、
今はLとRを間違う事はなく、
子音はだいたい大丈夫かなぁ、といったところです。
母音は怪しいですが
( ̄◇ ̄;)
あとは本人次第だと思っています。
長男本人の話では、小3の頃に急に英語の音が分かるようになったそうです。
そういえば、その頃
「なんか英語に興味出てきたかも」と言いだしたのでした。
私としては「やっとか!」という心境でしたが、コツコツと積み重ねてきたからこそだと、自分を励ましています。
次男の場合
一方の次男。
発音に関してはあまり気にするほどではないと思っています。
ネイティブの音声を聞きながら読ませると、割とそのままな感じに聞こえます。
イントネーションやリズムも「まあいいのかな」と思うレベルに感じるので、私としては楽です。
しかし、
長男に比べて
文字を読むのが苦手です
( ̄□ ̄;)!!
長男よりも次男の方がフォニックスをしっかりやったはずなのに…。
単語の頭文字だけで判断して、知ってる単語を適当に当てはめて読み進めようとします。
「文字を一つ一つ見て、ゆっくり音を当てはめて読んでみよう」
と声をかけたり、
例えば「time」と書いてあるのを「toad」とか「that」とか読んでしまう時は、
「tの後の文字は何?ちゃんと見てごらん」
と聞くようにしています。
「明らかに文がおかしいだろ!!」
と突っ込みをいれたくなりますが、気長に気長に…。
( ̄◇ ̄;)
自分で一通り読んだら、ネイティブ音声と一緒に文字を追いながら読むようにしています。
徐々にですが、適当読みが改善されてきました。
どうやら、
長男は文字から入るタイプ(頭で考えちゃう)で、
次男は音から入るタイプ(感覚派)なのかもしれません。
それと、
次男は本を読み聞かせしていた時に、
「どういう意味?」
とよく聞く子だったので、日本語で意味を説明しながら読み聞かせをしていたのです。
これは長男の時は全くしなかったので、大きな違いだと思います。
今となっては、
発音が怪しかった長男も、聞いたり話したりできるようになりましたし、
次男も適当読みが減ってきたので、
気長に取り組むことが一番大切ですね。
シャドーイングとオーバーラッピング
我が家で行っている音読の流れはどんな感じなのか、おすすめアプリと一緒にご紹介したいと思います。
我が家では朝の音読が定着しています。
音読の流れ
まず次男から。
普通に音読。
その後ネイティブ音声に合わせてシャドーイングをします。
シャドーイングというのは、英文を読んでいる音声のあとを、まるで影(shadow)のように追いかけていく読み方です。シャドーイング - Wikipedia
その際、手軽に再生速度を変えたいので、
「Audipo」というアプリを利用しています。
Audipo 〜倍速再生、耳コピ、リスニングに〜
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速度は0.6〜0.8倍速ぐらいで再生します。
このアプリはiPhoneの場合、iTunesに音源を入れておけば使用できます。
長男の時は文ごとに止めたり再生したりしていましたが、
次男にはしていません。
そのまま流して、一緒に文字をなぞりながら読んでいます。
次男は発音的に問題なさそうなので、文字と音をあてる練習がメインです。
長男の場合は、
本を音読
↓
オーバーラッピング
↓
本を見ないでオーバーラッピング
をしています。
オーバーラッピングとは、シャドーイングとは違って音声に合わせて同時に読んでいくことです。
音声とハモることを目標に行います。
今はNHK『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』を読んでいるので、
NHK語学アプリを活用しています。
NHKゴガク 語学講座
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1週間分まとめてストリーミング配信されます。
ストリーミング音声をダウンロードしておきたくて、
「ラジリンガル」というフリーソフトを使っています。
以前の放送分はCDブックが販売されています。
読みたい話がまとまっているので、本当に助かります。
購入した音声は、語学プレイヤーアプリにダウンロードできるので、
こちらを使って再生しています。
語学プレーヤー〈NHK出版〉
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長男は再生速度を変えずに、このままアプリで再生しています。
一時期の苦労がここに来て報われている気分です
( ̄▽ ̄;)
オーバーラッピングなどはネイティブ音声がないと出来ないので、
音声がない本は普通に音読だけしています。
自分の音読を聞かせる
たまに子供たちの音読を録音して聞かせています。
客観的に自分の発音やリズムを確認するためです。
録音していると、とっても真面目に音読するという効果もあります。
自分の音読を聞いてイマイチだと思うと、
もう一回読むから!また録音して!
と言い出すので、休みの日にやることが多いです。
ちなみに、
本の読み始めはとても簡単な本から入りました。
『ORT』のStage 2〜3や、『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』のようなリズムにのって読めるような本です。
「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」
ボードブック – 1996/9/15
本を読み始めると、長男は文字を一つ一つ追うあまり、だんだんカタカナ発音になっていきました。
次男は文字を読むというより、絵を見て覚えている文をただ言っている状態でした。
それでも頑張って自分で本を読もうとしている時は、ダメ出しは絶対にせず、
「上手上手〜」
と褒めて応援していました。
その後、音読を始め、
2人とも7歳あたりで、
「ここでしっかり取り組まないと英語が中途半端になるか、本を読まなくなるかも!」
という事態になりました。←次男が今ここ
英語育児も子供によって様々ですね。
共通して思うことは、英語育児は親次第。
私が英語ペラペラなら楽だったなぁと思うシーンが数多くありました。
しかし、
英語が苦手だからこそ、英語の間違いに鈍感なのは良いことだと思うようにしています。
まだまだ英語育児の先は長く感じますが、子供達の英語学習が自立するまでは、やはり「育児」を頑張っていこうと思う日々です。