ネタバレ、されても平気ですか?
私は「できたら聞きたくない派」です。
「できたら」というのは、私の周りには
ネタバレを平気でしてしまう人が結構いるからです。
うっかりというより、何の悪気もなく当たり前のようにネタバレする人。
そんな人が周りに多かったりします。
おかげでネタバレ耐性がつき、ネタバレされても動じなくなりました。
私の周りだけを見た印象では、
ネタバレを気にしないのは女性に多い気がします。
男性は嫌がる人が大半の気がします。
それを裏付けるように、我が家の男性陣ももれなくネタバレを嫌がります。
あくまでも私の周りでの統計です
そして、ネタバレを気にしない人の中には、
「ネタバレを聞いてからじゃないと本を読めない、映画が観れない」というタイプの人がいます。
恋愛物だと最後結ばれるかどうか、
推理物は犯人が先に知りたい、
サスペンス物では「実は〜だった」が知りたい、
物語の最後がハッピーエンドかどうかだけでも知りたい、
などなど。
ネタバレを聞いておくと、安心して物語が楽しめるのだそうです。
私には理解しがたいことですが、ネタバレを気にしないどころか、むしろ歓迎の人がいるのだと知った時は結構驚きでした。
ネタバレを気にするかどうかは、記憶タイプの違いらしい
なぜネタバレの話しになったのかというと、
『鬼滅の刃』が原因です。
子供達がYouTubeを見ていて、うっかりネタバレ動画を見てしまったらしく
( ̄◇ ̄;)
どっちのせいかかで大騒ぎしていました。
2人ともネタバレを知りたくなかったのですね。
このネタバレを嫌う我が家の兄弟は、どうやら「エピソード記憶」タイプらしいです。
エピソード記憶型の場合、物語の感動を重視する傾向があるそうで、ネタバレを嫌うのだとか。
一方、
ネタバレを気にしない人は「意味記憶」タイプらしいです。
意味記憶型の場合、登場人物の感情やストーリー展開を客観視してみる傾向があるそうで、ネタバレされても作品を楽しめるそうです。
この「エピソード記憶」と「意味記憶」というのは記憶の仕方の違いです。
どちらの傾向が強いかでタイプが別れるようです。
「エピソード記憶」と「意味記憶」を使った記憶術
英単語を覚える場合に例えると、
「エピソード記憶」は体験して覚えるので、とにかく使って覚えるのが良いようです。
人に話したり、問題を出してもらったり、会話で使ったり、ですね。
行動に関連付けて覚えます。
「意味記憶」は丸暗記です。
英単語だと日本語の意味と結びつけて暗記する覚え方をするのが「意味記憶」のようです。
ちなみに、「意味記憶」は10歳をピークに衰えていくと言われています。
小さい子供が何でも暗記できるのは「意味記憶」が得意だからなのです。
大人になるにつれて意味記憶は弱くなるので、暗記するのが苦手になっていきます。
「物忘れ」なども意味記憶が弱まってくる事と関係しているらしいですよ。
英単語を覚える際も、大人になったら「エピソード記憶」を使った方法が良さそうです。
さらに、失敗を繰り返すと記憶がより定着していくのだとか。
何事も、どんどん間違うことが覚えることに繋がっていくという事ですね。
家族で記憶タイプが違うと大変?
ネタバレを気にするかどうかは、どちらの記憶能力のタイプか、ということが大きく作用しているようです。
我が家は全員「エピソード記憶」タイプのようで、ちょっと安心しました。
もし「意味記憶」タイプが家族にいたら、ネタバレ平気派とネタバレ嫌い派の喧嘩が絶えないかもしれない…
などと考えてしまいました。
家族同士は記憶タイプが同じ方が、平和な気がしますね^^;