小学生って、暗記もの結構多いですよね。
漢字、九九、都道府県、山や川、国、歴史、、、
私は、小学生の暗記が得意な時期にどんどん暗記はさせたほうが良いと思っています。子供のうちに暗記させるとすぐ覚えるし、後々楽だと思うのです。
近くの小学校では、小学2年生に百人一首を暗記させるところもあります。
しかし、英単語を暗記させるかどうかで、夫と意見が割れました。
英単語の暗記はつまらない
普段の英語育児は私がメインで行っています。
夫はとても協力的に参加してくれるので、悩んだ時はよく相談します。
長男が英検2級の受験を決めて、英単語をどうやって覚えさせるか悩んだ時も夫に相談しました。
書かせるとか赤シートを使って暗記させるのは、大変なわりに単語の意味まで理解して覚えないだろう (覚えてもすぐ忘れそう)、と意見が一致。
そこで穴埋めプリントを作る話になり、夫がプリント作りに協力してくれた、という経緯があります。
その後、長男の準1級を考えるようになり、またもや英単語の学習方法をどうするかが課題になりました。
私としては長男も小5だし、『パス単』をひたすら音読して、赤シートでチェックする覚え方で良いのではないかと思ったのです。
しかし、夫は難色を示します。
暗記作業は面白くない、というのです。
小学生にそんなつまらない覚え方させたら、英語嫌いになるかもよ
とまで言われ、ショックを受けました
Σ( ̄□ ̄lll)!!
じゃあどうするのよ!
と、本屋であれこれ吟味して選んだのが『英検準1級単語・熟語問題』です。
あまり作業にならないように、文章の穴埋めで覚えるのが良いんじゃないか、との結論になったのです。
このすぐ後に、クリスマスプレゼントで「ガンプラ」をもらったことで子供達の「ガンダム」熱が再燃。
そのまま英語版「ガンダム」で英語学習をする流れになったので、まだ『英検準1級単語・熟語問題』は使っていません。
好きなこととつなげて英語を覚えた方が良い、という点は私も賛成なので、このまま見守っていこうと思っています。
実のところ、夫は無理に英単語を暗記させて英検を受験させるのは、反対とまではいかないまでも、良しとは思っていないのです。
小学生のうちは体を動かしたり、自分が好きなことに熱中する時間が大切で、英語もその延長上にあるのが理想的という考えです。
本人が興味を持って学習するのは賛成だけれども、やりたくもない覚えたいとも思っていない英単語を暗記するのは、時間と労力の無駄に感じてしまうと…。
普段使わない英単語を、試験のために覚えさせるのは今じゃなくても良い、小学生の頭の柔らかさを英単語の暗記で無駄使いするのはもったいない、などとも言われます。
( ̄◇ ̄;)
そう考えた上で、本人がやる気なら応援してバックアップしてくれます。
ディクテーションの用紙も、
「これ、子供達とディクテーションしたいんだよね〜 ( ̄▽ ̄*)」
とメールで歌詞を送りつけると、夜には出来上がっているという有り難さ!
英検2級のプリント作りの時も、夜な夜な作業して長男の学習に間に合わせてくれました。
そういえば、次男のために『ドラえもん』もA4サイズに作り変えてくれていましたね。
なんだかんだと、夫のバックアップがあってこその我が家の英語育児なんだなぁと思います。
どうしたらもっと子供達が英語を楽しく取り組めるか、あれこれ考えてくれたりもします。
語彙力は大切ですから、増やし方の工夫は頭を悩ませるところです。
そんな夫の提案で始まった「ガンダム」のディクテーションは、のんびりですが続いています。
主に長男が取り組んで、次男は一緒に眺めていたり、長男が苦戦している時に口を出したりする程度。
長男が好きなセリフを覚えて、次男にどこのシーンか当てるクイズを出したりして、とても楽しそうです。
長男の英語のレッスンで「ガンダム」で覚えた単語が出てきた時は、
この単語ガンダムで出てきた!
と喜んでいました。
この「覚えた英単語に別のシチュエーションで再び出会うこと」が、記憶の定着に効果的で、より忘れ難くさせるのですよね。
意識した方が良いよ、とよく夫に言われています。
長男が『Core1900』を始める時に、
「忘却曲線に則ってやってみたら?」
と提案したのも夫でした。
新し物好きの長男は、
おぉ、ボウキャクキョクセン?って何かかっこいい!やってみる
と半ばのせられた形で始めたような…
結局、子供の学習は親がどれだけのせられるか、その気にさせられるか、ですね
( ̄∀ ̄)ニヤリ
やっぱり時間が掛かっても、好きなことで覚える方が楽しいし、結果的に記憶に残るのだと思います。
つい、子供は覚えるのが早いからと暗記させがちになりますがσ^_^;
興味を持てるような方法を考えてあげたいなと思います。