今度小学6年生になる長男は、「アガサ・スリスティ」にハマり中です。
きっかけは、名探偵ポアロの『Murder on the Orient Express (オリエント急行殺人事件)』でした。
日本語版を読んで面白かったというので、原書を読む事にしたのです。
さすがに原書は難易度が高いので「ルビ訳付」を読んでみたら、これが見事にハマったというわけです。
「オリエント急行殺人事件 [英語版ルビ訳付]」
難しい単語にはルビ訳が付いているため、読みながら辞書で調べるという手間がありません。
長男はルビ訳付きに助けられて、内容を知っていた事もあってか、割とスムーズに読み進められました。
先日読了したので、早速次の本選びです。
何を読みたいか聞いてみると、
「またアガサ・クリスティが良い」
と言います。
同じ「名探偵ポアロ」シリーズも候補に挙げながら、アガサ・クリスティの中でも有名作品を何冊かピックアップしました。
その中で長男が次に選んだのは、
『And Then There Were None (そして誰もいなくなった)』。
言わずと知れたアガサ・クリスティの代表作です。
「And Then There Were None」
この『And Then There Were None』は、本屋さんに行くといつも「洋書ミステリー部門」の人気作として挙げられていますし、私も大好きな作品なので一推しでした。
最終的な決め手になったのは「ルビ訳付き版」が出版されていた事です。
「そして誰もいなくなった [英語版ルビ訳付]」
長男はだいぶルビ訳に助けられて読んだ自覚があるので、今回もルビ訳付きが良いとのこと。新たに購入しました。
ルビ訳は長男に合っているのでしょうね。
まずは本人が「読みたい」という本に挑戦してみて、無理そうだったら他の本を探す事になりました。
ちなみに、、
『そして誰もいなくなった』も『オリエント急行殺人事件』同様に児童書版が出版されています。
「そして誰もいなくなった」
この「ハヤカワ・ジュニア・ミステリ」シリーズは完訳にこだわっています。
漫画のあらすじ紹介が公式で紹介されていたので、貼らせていただきます。
小学4年生以上の漢字にはルビがついていますし、イラストの印象でだいぶ子供が手に取りやい仕様になっています。
長男が原書を読んでみて難しいそうだったら、こちらを読みながらでも良いかもしれません。
多読の語数記録
さて、
長男は多読の励みにと「読書記録」をつけています。
「Graded Reader (通称GR)」を読み始めた時から続けています。
いわゆる物語のような「本」を読みたがらなくなってからも、リーディング教材で多読の記録を続けてきました。
しかし、洋書に比べるとリーディング教材は語数が少なく、ここのところ語数が伸びていませんでした。
それが、先日『Murder on the Orient Express』(語数 57,600) を読み終えた事で、ついに70万語突破しました!!
ヽ(*´∀`)ノ
目標は100万語なので、残り約30万語です。
やはり本を読まないと語数はなかなか増えませんね。
そして、子供達を見ていると、英語の語彙を増やすのは「英語多読」が理想的だと感じています。
このままミステリー小説にハマってくれるか、何か英語の読み物にハマってくれると良いなぁ。