小3になった次男、英語多読の様子です。
『Marvin Redpost』を読み終えたので、『A to Z Mysteries』を読み始めました。
次男、『A to Z Mysteries』に再挑戦
『A to Z Mysteries』は、小学3年生の主人公3人組が推理を展開して謎を解く、児童向けミステリー。
AからZまでのアルファベット順に題名がつけられている、26冊のシリーズものです。
「A to Z Mysteries」
ペーパーバック – イラスト付き, 1997/9/23
ちょうど1年前に読んだのですが、その時はまだ次男には難しくて挫折しました。
次男本人がとても気に入っていて読みたがっていたので、『A to Z Mysteries』に再度挑戦しました。
前回読めずに諦めてから1年経って、
読めるようになったかといえば、
しっかり読めています!
ヽ(*´∀`)ノ
一応、止まることなく読んでいます。
すでに1冊目のA、『The Absent Author』を読み終えて、2冊目のB、『The Bald Bandit』を読みはじめています。
「The Bald Bandit」
ペーパーバック – イラスト付き, 1997/9/23
小学校低学年の子供が飽きない、ちょうど良い文章量だと思います。
子供向けミステリーなので難解なトリックは出てこないのですが、それでもしっかり面白いです!
1年前は全然読めずに長男に手伝ってもらっていたことを思うと、次男の成長ぶりが眩しいです(T ^ T)
が、
しかし、
分からない単語が多いです…(-。-;
1ページに2、3こはあります…。
本人は面白いと言って読んでいるし、このまま頑張って読むのもアリとも思うのですが、この機会にずっと気になっていた本を試し買いすることにしました。
『Nate the Great』シリーズを試し読み
ずっと気になっていた本とは、『A to Z Mysteries』と同じような推理もので、難易度の低い『Nate the Great』です。
ペーパーバック – イラスト付き, 1977/4/1
9歳の少年探偵ネイトが、子どもの世界の日常で起こる数々の事件を、てきぱきと解決してゆくシリーズ。
9歳だけあって、大好物はパンケーキ、依頼者は友だちで、探しものは切手だったり買い物メモだったり、とほほえましい。だが、ネイトはきちんとひとつひとつを「case=事件」として、「仕事」をするのだ。無事に事件が解決すると、大好きなパンケーキを食べてホッとするネイト。読みながらネイトといっしょになって事件の鍵を考えるのも楽しい。
この『Nate the Great』は、私が密かに気になっていたシリーズです。
本が増える一方なので、買うのをためらっていたのです
( ̄▽ ̄;)
しかし、28冊出ている人気シリーズなのに加えて、英語レベルがLexile指数 340L と、ちょうど『Marvin Redpost』(290L~460L)と『A to Z Mysteries』(500L-595L) の間のレベルなのです。
多読は本人が面白く読めることと、スラスラ読めるレベルなのがベスト!
このシリーズを次男が気に入ったら、『A to Z Mysteries』と併用しても良いかも?と思いながらポチッと購入してみました。
で、
読んでみたのですが、、、。
レベル的にとっても易しく、『Marvin Redpost』よりも易しいことが判明しました。
『Marvin Redpost』と『A to Z Mysteries』の間ぐらいと思って購入した私としては、あれれ〜?です。
( ̄◇ ̄;)
やはり本を購入する際は、Lexile指数だけではなく、多読の指標として使われているSSS (英語多読研究会) のYL (読みやすさレベル) も参考にした方が良さそうですね〜。
参考までにSSSのYLを参考に、難易度順に画像を並べてみます。
こちらがYL 1.5〜2.5ぐらいの『Nate the Great』。
『Marvin Redpost』はYL 2.5ぐらい。
『A to Z Mysteries』YL 3.5ぐらいです。
『Nate the Great』は、難易度的に絵本からチャプターブックへの導入にぴったりといったレベルですね。
Lexile指数のレベルだけで判断するのは注意が必要です。
以前も同じ失敗をした気がします〜…。
肝心な次男の反応はというと、
これが、かなり気に入って読んでいます
( ̄∇ ̄)!
何と言ってもスラスラ読めるし、安易な英語にもかかわらずしっかりと推理ものなのが面白いようです。
会話が多く、テンポよく話が展開していくのも良いですね。
私ったら、張り切って10冊まとめ買いしてしまったのですσ(^_^;)
次男が喜んで読んでくれてホッとしました〜。
『Nate the Great』を読むタイミングとしては、『I Can Read Level 2』の次ぐらいが良さそうです。
我が家でいうと『Frog and Toad』のあとでしたね。
次男が楽しんで読んでいるし、私も読めるレベルの洋書で内容も面白いので、結果的に買って良かったです。
『Nate the Great』や『A to Z Mysteries』はGRと違って語彙のレベル制限がないので、長男が一生懸命覚えている準一級の単語なんかも出てきます。
長男が準一級の例文を読んでいると、
「その単語知ってる。読んでる本に出てきた ( ̄▽ ̄*)」
と次男が得意げに言うこともしばしば。
探偵推理ものなので、簡単な英文の中にも難しめの単語がちらほら出てくるのです。
長男が学習している単語を、すでに知っているのが嬉しい次男。かなりのドヤ顔です。
長男も、
「えー、こんな単語知ってるんだ。次男すげぇ」
と合わせてくれるので助かります。
そういうところは良いお兄ちゃんだったりします( *´ω`* )
次男と長男は好みが違うので、同じ本を読んだのは『ORT』と『Frog and Toad』まででした。
長男が読んだことがない、違う本を読んでいることが次男の自信に繋がっていると感じることがあります。
こういった、ささやかな所で本人が得意げになったりやる気になったりするのなら、洋書が増えていくのも (洋書代で出費がかさむのも) 致し方なく思えるのでした。。