まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーです。おうち英語とゆる〜い育児がメインの雑記ブログ。2025年に高校受験する長男のことなども。

「おうち英語」をやってきて思うのは、和訳英訳ってナンセンス!ということ

 

 

以前、「受験英語」と「おうち英語」について思うところを書いたのですが、

www.pandamama-eigoikuji.xyz

 

そんな私のモヤモヤ。

 

それは、

和訳英訳ってナンセンスだな…ということ。

 

はじめに言っておくと、私は決して受験英語否定派ではありません

 

でもねぇ。。

 

中2の長男が受けている英語の授業内容とか、

小テスト、定期テスト、提出物の採点を見聞きしていて、

ナンセンスだなぁと思うことがしばしばあります。

 

主に、和訳英訳

 

日本語と英語を全くの=(イコール)で繋げるって難しい。

というか無理。

 

言語として全く別物なのだから、そのまま丸っと同じ意味、同じニュアンスに訳せるわけないのです。

 

これって英語に限らず、

ある言語を他の言語に訳す場合、限界がある。

訳が一つ!これが正解!なんてことは無い。

直訳するとおかしな意味になる言葉だって多い。

 

で、

学校で習う英語の場合、

直訳だとおかしい言い回しは教科書に「こう訳す、こういう意味」と示されるわけで、その通りに覚えてテストの時に答えないとバツになる。

英語のテストを作った先生が書いて欲しい答え以外はバツ、か減点。

何も間違っていない答えを書いてもバツなのです。

*模試では違います

 

学校のテストでは教科書に書かれていることが絶対なのは分かっています。

英語と日本語のニュアンス云々を言いだしたらキリがない!というのも分かります。

 

キリがないからこそ、

この英語は日本語ではこう!この日本語は英語に訳すとこう!

という決め付けはナンセンスだなぁと思います。

 

そして、和訳英訳って英語を英語のまま理解して、ニュアンスを掴む為にやっている勉強ですよね?

 

英語を学ぶのは、英語を使えるようになる事が目標で、翻訳できるようになる事が最終目標ではないはずです。

 

日本語と英語は別物です。

そのニュアンスはどうしたって違うのに、それってそんなに大事な点ですか?と聞きたくなるような減点が多いです。

この動詞を使っていなかった、この単語を書かなかった、というレベルでバツになる(ーー;)

 

これは「おうち英語」と「受験英語」は違うと分かっていたので、覚悟していたことです。

覚悟していたとはいえ、目の当たりにすると

なんだかなぁ…^^;

という気分になりますね。

 

 

大学入試に関しては変わっていく?

 

高校受験の英語に関してモヤモヤするところはありますが、

しかし、どうやら大学受験は別のようです。

 

というのも、今年度の「共通テスト」英語。

www.asahi.com

 

昨年度からさらに難化したと話題になっていますね。

 

その、難化したと話題の英語リーディングを

しっかり80分計って長男にやらせてみました。

 

その結果は

なんと9割越え!!

 

高校受験英語で求められる英語力の先にあるもの。

それが大学受験英語だと思うのですが、そのテストで9割取れているなら問題無い気がしますね( ̄∀ ̄)

 

共通テストの英語の問題を見てみると、ひたすら長文!!

私はリーディング問題を全て家庭用プリンターで印刷したのですが、問題量にビビりました。

この大量の問題を80分で解くの〜!?(・・;)って。

 

問題の印象としては、英語が読めてそのまま理解できる、まさに「おうち英語」勢に有利なテスト内容に感じました。

 

長男に感想を聞いてみると、

「疲れた。。難易度は英検2級ぐらい?準1級より簡単。英検の長文の方が面白い。」

とのこと。

面白い文章の方が集中できるから、問題文の面白さは大事みたいです。

 

 

要するに私が思うこと

 

長男が中学に入ってから、中学英語 (高校受験英語)に対するモヤモヤがありました。今もありますが。。

 

英語を勉強することは翻訳できるようになることが目的ではないはずです。

習った表現しか使ってはいけない融通の効かなさに、英語が嫌いな子が増えそう…と思います。

長男は「英語は嫌いじゃないけど、英語のテストはヤダ」と言っていました(^_^;)

 

結局は、高校受験英語って大学受験にとっての通過点。

 

今回の共通テストを見る限り、受験英語の目標である大学入試で求められる英語力は、英語を英語のまま理解するぐらい「英語を分かっていること」ですよね。

 

そこに到達するためには、英文をいちいち和訳していては追いつきません。

文法は大切なので、もちろんしっかり勉強して、あとは単語を覚えながらの多読!

そのためにまずはフォニックス!←決してカタカナじゃないヤツ!

 

フォニックス

文法

単語学習&多読

 

の流れが理想的に感じます。

 

結局は、

英語をニュアンスで捉えて理解している状態からの、文法理解と多読が大学入試にも強い!

という結論になりました。

 

高校受験をするならば、避けては通れないのが「高校受験英語」。

和訳や英訳を求めるナンセンスさにはモヤモヤしますが、そこは仕方ないと割り切って。

長男には、すでに大学受験に通用する英語力を身につけている!という強みを高校受験で活かせるように頑張って欲しいところです。

 

 

ということで、

 

やっぱり

「おうち英語」で土台(発音とリスニングだけでも)を作ってからの受験英語が最強なのでは?

というのが以前から変わらぬ私の持論です(*´∀`*)ノ

 

「おうち英語」に少しでも興味のある方は是非お試し下さいませ!