まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーです。おうち英語とゆる〜い育児がメインの雑記ブログ。2025年に高校受験する長男のことなども。

次男(小6) 英検準1級のライティング対策 〜ChatGPTを活用しました!

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無事、1次試験に合格した次男。

慌てて面接の対策を開始しています。

 

 

面接もリニューアルですって!

 

英検のサイトをチェックすると、面接も新形式になるとのこと。

 

・受験者自身の意見を問う質問(No. 4)に話題導入文を追加

 

とあります。

 

慌てて新形式に対応している対策本を探しましたが、まだまだ少ない。

そんな中、「新出題形式完全対応」の大きな文字に引き寄せられてサクッと購入したこちらの本。

植田 一三 (著), 上田 敏子 (著), Michy里中 (著)

模擬試験が12回分の他、短文練習と、社会問題に対する長文練習がそれぞれテーマ別に掲載されています。

単なる模擬試験の練習だけではなく、面接に使えるフレーズ集も一緒になっているので受け応えの訓練もできるというわけです。それで「大特訓」なのですね。

 

英検の2次試験まで約2週間。

私も勉強しながら次男の対策に励みたいと思います!

 

 

ライティング対策は面接へ繋がっている

 

我が家ではつい「対策本は必須!」とばかりに購入してしまいますが、面接の対策ってライティングと過去問でも十分かな⁉︎ なんて思ったりもします。

 

ライティングのお題と面接で聞かれることって似ています。

同じようなテーマの質問をされるので、ライティングを対策しておけば面接の対策は過去問で良いかも?と思わなくもなく…。

 

そして、ライティングで点数が伸びなかった長男が、面接では満点!だったのですよね。

その点から、面接はライティングと違って難しい語彙や言い回しを使わなくてもOK!なのだと思います。

会話の瞬発力とか、無言にならない、とかの方が重要なのかも。

 

準1級のライティングって、ある程度の難しい語彙を散りばめて書かないと点数に繋がらない…。

長男は本当にライティングで苦戦しました。

www.pandamama-eigoikuji.xyz

 

 

長男が苦戦したライティング対策を活かして、次男には早めに対策を開始しようと考えていました。

 

 

次男のライティング対策

 

ライティング対策に使う本はコレ!最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇』と決めていました。

ジャパンタイムズ (著), ロゴポート (著)

単行本(ソフトカバー) – 2017/9/1

長男の時に使って良かったので、次男の時は最初からこの本を使い倒すことにしていました。

長男の時は使いこなせなかった感があったので^^;

 

しかも2024年度からは、従来の意見陳述問題に加えて要約問題も出題されます。

 

当初、私の中の計画では、

《第一段階》

  • テンプレートに当てはめて書けるようにする
  • コンテンツブロックやフレーズをできるだけ覚えて使えるようにする
  • 要約問題は文字数気にせず書いてみる

 

《第二段階》

  • 文字数を意識して時間内(2つで30分)に書けるようにする
  • とにかく英作文を書く

 

《最終段階》

  • 外部に添削を依頼する
  • 時間内に内容が安定したライティングが書けるようにする

 

という明確なビジョンがありました。

しっかり余裕を持って、小5の冬頃からライティングも開始しました。

 

しかし!

そこは次男…。

 

テンプレートに当てはめて書く、という初歩の段階でめちゃくちゃ時間が掛かってしまいました(・_・;

 

私も次男とバトルをしたくないので、「気長に〜、気長に〜」と唱えていたため、気が付けば試験本番まであと1ヶ月。

  • テンプレートに当てはめて書けるようにする

が辛うじてできるようになったぐらい。

 

細々と『最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇』の模範解答を音読したり、コンテンツブロックを使って英作文を書いたりはしていましたけれど、自力で一からライティングを仕上げるのはやっと。

時間を測って過去問をやってみると、書くことが思いつかない!内容が重複しちゃう!で、時間が全然足りない!といった状態でした。

 

この時点で、

「まぁ今回はリニューアル後初だし、練習だと思って。その次の試験で合格目指して頑張ろう!」

という話を次男としましたね。

 

さらに今回から導入された要約問題は、意見陳述問題の対策に押されて、どんどん後回しになっていきました( ̄◇ ̄;)

 

慌てて対策本を探してみても、新形式の要約問題に対応している本は本当に少ない。

内容もよく分からないので、どの本を買ったら良いのか判断ができずにどんどん時間が経ち^^;

本番約2週間前にやっと購入!!

要約問題の例題が26問と豊富な点が決め手になりました。模範解答やポイントが書かれていて、レイアウトも見やすく使いやすかったです!

 

 

本番10日前、

「今回は練習とは言ったけど、できるだけのことはやろう!全力は尽くそう!」

と次男と話し合いました。

 

すると次男、

「受けるからには合格したい!」

と。

(; ・`д・´)

 

だったらもっと真面目にやってくれ…という言葉は飲み込んで、

そこから全力サポート開始です。

長男も巻き込んで(ちゃんとバイト代払いました)

10日間がっつり、ガチで対策しました!

 

 

ライティング対策での、ChatGPT活用術

 

話し合いをして「合格したい!」と言った日から、私が出した課題を嫌がらずにやりはじめた次男。

 

しっかりサポートしようと思うものの、私は英語が苦手(ーー;)

準1級のライティングなんて添削できるはずがありません。

かといって、外注する時間的余裕はない。

こんな時はと、

ChatGPTにお任せしてみることに。

 

使ったのはChatGPTの有料版ではなく無料版です。

試しに使ってみて有料の方が良さそうだったら変更しようと思ったのですが、無料版でいけそうだったのでそのまま活用しました。

 

そして、どちらかというと要約問題の対策にとても重宝しました!

 

 

意見陳述問題での活用法

 

まず、本番10日前の次男は、私が立てた計画の《第一段階》である

  • テンプレートに当てはめて書けるようにする
  • コンテンツブロックやフレーズをできるだけ覚えて使えるようにする
  • 要約問題は文字数気にせず書いてみる

が、なんとかできるぐらい。

 

《第二段階》に設定していた

  • 文字数を意識して時間内(2つで30分)に書けるようにする

に到達していませんでした。

 

そこで、試験時間内にとにかくライティングの文字数は書けるようにしよう!という目標を立てて取り組みました。

 

とにかくライティングを書く!模範解答を読む!自分の解答を直す!を繰り返して、ラスト1週間は問題を2問に増やして(意見陳述×2、要約問題×2の計4問/1日) 頑張りました。

 

ChatGPTには、

次男が書いたライティングの文字数増やし

文法や言い間違えの直し

簡単な表現の書き換え

 

に加えて、

 

次男が書きたいことの模範解答を示してもらって、さらに次男が分かる表現に直してもらったりもしました。

 

そこから、次男が自分で使えそうと思ったものをメモして、次に活かすという方法を取りました。

 

難しい表現を覚えるよりも、次男が理解できて使える英文をたくさん増やそうという作戦です。

この作戦は次男に合っていたようで、ChatGPTのお陰で使える表現が結構増えた印象です。

 

 

要約問題での活用法

 

要約問題は、いきなり英語で書くのは難しかったので日本語で要約するところからスタートしました。

最初の数回は私も一緒に考えました。

 

日本語で書いた要約文を英語に書き直し、模範解答と照らし合わせました。

 

模範解答のまとめ方や言い換えを参考に、もう一度書き直してみる、という流れにしました。

 

しかし、模範解答を目指すのは難易度高い(・_・;

 

そこで、要約問題をChatGPTに打ち込んで、

「60〜70語で要約して」とか「中学生にわかるように書き換えて」という指示出しをしました。

これがかなり良く、次男にも書けそうなレベルの模範解答をどんどん出してくれるのです。

「これならできそう!」

と次男も嫌がらずに取り組めました。

対策本の模範解答を参考にしながら、ChatGPTが作ってくれた要約文のレベルを時間内(15分)に書けることを目指しました。

 

また、次男が自力で書いた要約文をChatGPTに打ち込んで、特定の箇所を書き換えてもらったり、違う言い回しを提案してもらったりもしました。

 

 

音声入力で手間を省く

 

ChatGPTに英文を打ち込む際は、音声入力を使いました。

いちいち打ち込むのは手間なので、スマホのメモを使って英文を入力し、そのままChatGPTに貼り付けました。

読み上げは長男にお任せで( ̄▽ ̄;)

私だとスムーズに音声入力されないので…トホホ

 

要約問題に関しては、幸いにも長男がサンプルテストを受けたことがあったので、何となくこのぐらい書けていれば合格者平均は越えられるのでは?という目安を長男に確認できたのも助かりました。

やはり模範解答として提示されている文章は完成度が高く、次男にそこまで書かせるのは難しいかなと。

 

実際には点数がどの程度取れるかは未知でしたが、まず受けてみてレベル感を掴むことを重視して。次に繋げられれば良いな、という気持ちが大きかったです。

 

 

ライティング対策でやったことまとめ

 

  • テンプレートに当て嵌めて書いてみる
  • 模範解答の音読
  • コンテンツブロックの音読
  • 自分で書いたライティングをChatGPTに書き直してもらう
  • ChatGPTに自分が書きたい内容の模範解答を書いてもらう
  • ChatGPTに自分が書けそうな表現を教えてもらう
  • 自分が書けそうなところを取り入れてどんどん使う
  • 難しい表現より自分が使える表現を重視
  • 要約問題は日本語でまとめてから英文を書く

 

要約問題は、日本語でまとめてから書く方が次男には向いていたので、本番もそのまま日本語→英語で。

 

ライティングが間に合わなそうだったので、難しい表現を使うよりも次男が分かる文を書くことを優先しました。

なので、本番でもそんなに難しい表現は使っていないのでは?と思います。

 

とはいえ準1級ですから、ある程度の難しい表現は必要なはず。

次男が理解して使える程度の難しい表現を、10日間でできるだけ使えるようにした結果でしょうか。

 

特に最後の1週間で、計26問のライティングをこなしましたからね。

放課後に友達との遊びを断って、対策に励んだ努力が報われて良かったですヽ(;▽;)

 

過去問もフル活用して取り組みました。

お気に入りの赤本シリーズ。

過去問が9回分掲載されていて、解説も丁寧です。

次男が使ったのは長男の時に購入した2021年度版ですが、もちろん面接対策にも使い倒す予定です。

 

何より、直前では時間内に書ききれなかったライティングを、本番ではしっかり文字数書き上げた次男が凄い!

 

次の面接も頑張ろう!