長男が高校生になり、何かとお金の問題が出てきています。
そこで、18歳以下でも使える子供用のプリペイドカードを持たせることにしました。
子供達のお小遣い事情
我が家は、子供たちにそれぞれ毎月のお小遣いを渡して管理させています。
高校生になった長男には月5,000円、中学生の次男は月1,000円です。
お小遣いは小学4年生から毎月渡すようになりました。
金額は学年×100円です。
小4で400円、小5で500円、小6で600円。
中学生は、学年×1,000円にしました。
中1で1,000円、中2で2,000円、中3で3,000円。
高校生はどうしようかと話し合い、
3年間月5,000円か、高1で4,000円にして学年毎に1,000円ずつ増やすか選ばせました。
長男は月5,000円が良いと言うので、高校3年間は月5,000円に決定です。
お小遣いの使い道
小学生の頃は主に、欲しい漫画やお菓子、友達と遊びに行ってガチャガチャしたり、などに使っていたようです。
長男は中学生になると、友達とご飯を食べに行くことも増えました。
友達とご飯を食べにいく時には1,000円渡して、出た分は自腹というルールにしています。
月末には「今月やべー、ご飯代もうちょっと頂戴!?」などと言ってきます(無視します)
なぜ子供に「プリペイドカード」を持たせたいのか?
そんな我が家のお小遣い事情ですが、ちょこちょこと細かい所で「面倒だな…」という場面が増えてきました。
例えば、子供が友達とご飯に行く時に1,000円を現金で渡すこと。
すでに外出先から連絡してくることもあるし、1,000円札が手元にないこともあるし、地味にストレスに感じていました。
子供の習い事で、合間に軽食を取ることがあるのですが、お金を持っていない、なんてこともあります。
子供が習い事に行く際に私か夫のどちらかが在宅していれば良いのですが、2人とも仕事でいない事もあります。
いてもお金を渡し忘れちゃったり…。
あとは子供にお使いを頼む時。
「ちょっと〇〇買ってきて」などの買い物を子供に頼みたいのに、細かい現金がなかったり。
そして「面倒」と思うのと同時に、現金で渡していると「子供に渡しているお金を管理できていない」ことに不便さを感じていました。
子供のSuicaにチャージしてアプリで管理もしているのですが、子供用Suica(小学生以下)は現金でいちいちチャージするのが手間だったり、結局はお金を渡さなければいけなかったり、使い勝手が良いとは言い難く…。
中学生からはモバイルSuicaが使えるようになり、クレジットカードでチャージができるのですが、送金ができない点が不便で…。使えるところも限られています。
夫とも、「もっとお金の管理が楽にできる子供用プリペイドカードを考えようか」と話していたのです。
そんな中、長男が高校生になって初めての校外学習に行くことになりました。
お小遣いについて具体的な金額の連絡はなく、こんな時にプリペイドカードがあったら便利だよね、となったのです。
今後ますますこんな場面が増えるはずで、だったら早めに子供用のプリペイドカードを作っちゃおうとなりました。
子供が使えるプリペイド決済
調べてみると、18歳以下の子供が使えるプリペイド決済は
- 交通系ICカード
- 電子マネー
- QRコード決済
に分類されます。
すでに「交通系ICカード」は長男も次男も使っているので使い勝手は分かっています。
電車やバスに乗る時はもちろん、コンビニなどでちょっとした買い物をする時にも便利です。
親のスマホにアプリを入れておけば、使い道もある程度は把握できます。
ただし、使えるところが限られているのと、事前にチャージしておく必要があります。
「電子マネー」は、前述の交通系ICカードに加えて、WAON、nanaco、楽天Edyなどがあり、大体使い勝手は同じです。
「QRコード決済」は、PayPayやLINE Payなどです。送金ができるので、友達と割り勘する時にも便利。私もよく利用しています。
いずれも履歴が確認できて、子供に持たせても安心、という共通点があります。
事前にチャージしなくてはいけなかったり、使えるところが限られたり、その辺は家庭のニーズに合わせて選ぶ感じでしょうね。
我が家でも度々話題に上がってはいたものの、「これだ!」という決め手に欠けていたため、子供のキャッシュレス決済は取り敢えずSuicaで乗り切っていました。
それが今回、長男の校外学習に使えそうなキャッシュレス決済を調べたところ、三井住友のプリペイドカード「かぞくのおさいふ」の存在を知り、子供用に作ってみることにしました。
三井住友の「かぞくのおさいふ」にした理由
実は、「かぞくのおさいふ」を知る前は「PayPay」の導入を考えました。
我が家にとって絶対に必要な条件は、
- すぐに送金できる
- 履歴がわかる
の2点。
すでに私も夫もPayPayのアプリを入れていて、友達とのご飯やお茶代を割り勘する時や、習い事でのちょっとした集金に利用していました。
便利さを分かっているし、送金も履歴も条件に合っているし、子供にPayPayどうだろう?と検討していました。
しかし、三井住友の「かぞくのおさいふ」を知り、こちらの方が使い勝手が良さそう、という結論になりました。
「かぞくのおさいふ」が便利だと思った点
・アプリを使って送金できる
登録したクレジットカードを使って、すぐに送金可能。
子供が出先でお金が足りなくなったり、買い物を頼みたい時に便利。
・利用通知が届く・履歴がわかる
子供が使う度に利用通知が届くので管理しやすい。残高確認ができる。
お小遣いとして渡している分は、使い道など口出しはしないようにしています。何に使ったかは見ないように気をつけようと思います。
・オートチャージ設定がある
クレジットカードによるオートチャージ設定が可能。
毎月1回、指定日に指定額をチャージできる。
利用していて残高が下回った場合に、指定額をチャージできる。
毎月のお小遣いをオートチャージにするのも良いかも?
・VISAやID加盟店で使える
「Apple Pay」や「Google Pay」に登録すればID加盟店でも利用可能。
スマホのタッチ決済で使えるのは便利ですね。IDやクレジット決済の自販機でも使えちゃう。
カード番号があるのでネットショップで利用できるのも便利。
「PayPay」と比べて、我が家にとっては使い勝手が良さそうです。
あとは実際に使ってみて、実際にどうなのかという所ですね。
ちなみにVISAなので海外でも使えます。
万が一、子供が単身海外に行くようなことがあっても「かぞくのおさいふ」があれば安心、便利ですね。
海外留学とか全く考えていませんけどね…
実際に「かぞくのおさいふ」を申し込んでみた
三井住友の「かぞくのおさいふ」Webサイトから申し込みができます。
本会員と家族会員、合わせて4枚のカードを作れます(本会員1枚+家族会員3枚)。
最初に何枚カードを作るか選択しますが、本会員の分は含まない家族会員の枚数のみを選びます。
① まずは、本会員の情報を入力します。
チャージするためのクレジットカードを登録するカードになるので、
本会員→親
家族会員→子供
で申し込みをします。
本会員になった親が、アプリで管理することになります。
② 次に、家族会員の情報を入力します。
我が家の場合は子供2人にそれぞれ持たせたいので、2人分の情報を入力します。
カードのデザインは好きな物を本人達に選ばせました。
③ 入力情報を確認し、申し込むボタンをポチッとすれば完了です。
申し込みから1週間から10日ほどで到着するようです。
とっても簡単!
子供達に「かぞくのおさいふ」を作ることを話したところ、2人とも大喜びでした。
「課金できる!」
ですって…(ーー;)
うーん、お小遣いの使い道には口出ししたくないので、「ほどほどにね…」と伝えておきました。
子供達のマネーリテラシーについては意識してきたつもりですけど…。
身に付いているかは別問題かもσ(^_^;)?