まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーです。おうち英語とゆる〜い育児がメインの雑記ブログ。2025年に高校受験する長男のことなども。

「塾」を上手に活用する

 

 

 

次男の定期テストがいよいよ来週に迫っています。

 

週末はガッツリと伴走をするつもりで、私の予定は次男の勉強一色!

 

長男にやってあげたことは、そのまま次男にもやってあげるつもりでいます。

 

実際に長男で経験した「中学生男子の3年間は大体こんなもの」を参考にしながら、次男の中学生活を見守ろうと思っています。

 

ちなみに、

長男が中2の頃に読んで、とても良かった本↓

www.pandamama-eigoikuji.xyz

 

一般的な中学生の生態が分かって、心構えができたのも良かったです。

そして何よりも、子供に対する接し方に「やり過ぎ?」「過保護?」とモヤモヤしていた思いが全て吹っ切れたのが大きかった!

 

私、子供に「おうち英語」をずっとやり続けた実績があるように(?)

子供の勉強にもベッタリなのです( ̄▽ ̄;)

計画立てたりコピーとったり、副教科の学習プリントも作っちゃうぐらい、子供の勉強をサポートしまくります。

長男の高校受験まで、きっちりみっちりサポートして伴走しました。

 

この本を読まなかったら、もう中学生なんだから自分でやらせなくちゃ、とか、あまり手出ししないように見守ろう、とか考えて、そこまでサポートしなかったと思います。

 

そして、家庭学習で長男をサポートするよりも、塾に頼る道を選んだと思うのです。

それが良い悪いではなく、我が家にとって最善とはなんだったのかという話です。

 

この本で吹っ切れたおかげで、

「上手く塾を活用しながら、長男のペースで勉強する」という選択ができたことは、とても大きな事でした。

 

 

塾って必要?

 

長男が中学生に上がる前に、周りの先輩ママからは

 

「中学生になったら塾必須!高校受験の情報は塾頼り!」

 

という話を聞いていました。

 

私自身も「思春期は親が関わるよりも第三者の大人に任せた方が上手くいくという話も聞くし、私は手を離して塾に任せるのが良いのだろう」と考えていました。

 

中学校では全然情報が入ってこないから塾に行かないととか、

塾によっては高校の推薦枠を持っているらしいとか、

公立の入試対策は〇〇塾が強いとか、

〇〇塾は定期テストの過去問があるから評定に強いとか、

 

いろんな情報を聞く度に「塾に入れなければいけない」という思いが強くなっていましたね。

 

取り敢えず中1のうちは模試を受けて状況を見ながら、塾探しをしていました。

 

で、模試を受けると、その結果について塾から連絡がくるわけです。

 

そこで必ず、

「今から入塾しないと入りにくくなる(上のクラスにいけなくなる)」

「内容が難しくなっていくから、どんどん差が開く」

「苦手教科だけでも対策をしないと手遅れになる」

という話になります(塾としても生徒獲得は大切ですから当然です) 。

 

その度に私の気持ちは焦るわけです。

 

焦る気持ちから1教科だけ通わせてみたりもしました。

無理に塾に入れて勉強に意識を向けようとしたところで、本人の気持ちが勉強に向かなければお金の無駄…。

 

塾に通わせたことで、私自身が納得することができたのは良かったです。

 

夏期講習や冬季講習も、「受けないと塾に通っている子達との差が開いてしまう」と焦る気持ちをグッと堪え、

「本人がヤル気にならないと時間とお金の無駄!」

と自分に唱え続けながらスルーしました(^_^;)

 

 

塾って宗教に近いものがあると思う

 

塾の役割で親が求めているのは、結局のところ子供の学力を伸ばすことですよね。

 

学校の勉強で躓かないように、志望校に届くように、

勉強を教えてくれたり、子供が勉強する環境を提供してくれたりを望んでいるわけです。

 

実際にどこの塾に我が子を入れようか?となった時に、

あまりに塾によって特色があることを知り迷います。

大手塾と個人塾でも違いますし、指導法も様々で、塾の持つ雰囲気も色々です。

 

この塾を信じて子供を任せよう!と決めることは、なんだか宗教に入信するような心持ちに似ている?と思ったことがありますσ(^_^;)

塾の考え、指導を信じて、どこまでも付いて行きます!のような。

 

塾は親の不安を煽り、献金を引き出すかのごとく、授業料は増していく…という面もありますし。

 

塾に行かないと学力が伸びないのではないか?

夏休みや冬休み、塾に行った子と差がつくのではないか?

他の講座や苦手教科の補講を取らないと勉強が足りなくなるのではないか?

 

という不安から、どんどん課金が止まらなくなる図式 !!(((゚Д゚)))

 

指導が厳しかったり、塾独自の指導法があったり、精神論を交えてきたり、そんな塾だとますます宗教的な面が濃くなるような気がします。

子供も親も塾の考えに染まっていく的な…。

 

とはいえ、親子でそれぐらい信じ切れる塾があれば、それはそれで強みに思えますね。

 

志望校に合格するという目標に向かって、塾を信じて心の拠り所にするのはありだと思います。

 

長男が塾に通ったのは中3の2学期からで、受験までの半年ほどでしたし、我が家はそこまで塾を信じて、とか、塾を頼りにして、という感じではありませんでした。

それでも、勉強を後押ししてくれる、学校以外に頼れる存在というのは気持ち的に救われました。

 

特に受験前なんて、塾に行ってなかったら子供よりも私の方が不安で

どうしようもなかったと思います( ̄▽ ̄;)

 

宗教的に盲信、とまではいかなくても、決して安くない授業料やらを払うわけですからその塾の指導を信じて任せる!という決断は大切ですよね。

 

 

「塾なし」って大変です

 

正直、塾なしって意外と(?) 大変です。

我が家は長男の性格とかヤル気などの問題で、中3になってからの塾通いになりました。

 

それまで塾なしでやってこれたのは、親が家庭学習をしっかり管理して、学習状況を把握しながら勉強を監視したからだと思っています。

 

長男の学力を一定レベルは保たせようと、親も努力した結果です。

 

これがなかなかに大変で、

反抗期もありましたから、親としての忍耐強さに磨きがかかりました。

 

自ら率先して勉強するようなタイプのお子さんは別ですが、我が家のような一般的な反抗期真っ只中の中学生男子だと親が疲弊します。

 

本人にヤル気があろうがなかろうが、親子関係にヘトヘトにならない為に塾に入れるのも有益だと思います。

親としても、塾に入れてしまえば「家庭学習では子供の志望校に届かないかもしれない、手遅れになったらどうしよう」という焦燥感を抱かずにすみます。

 

ただ!

塾って、通常授業に加えて、季節講習、特別講習や補習、志望校に合わせた別授業などなど…。さらに模試代も加わってきます。

私みたいな「アレもコレも受けた方が良いに違いない、受けないと他の子達との差が開いてしまうのでは」と不安になるタイプは際限無く課金する予感がします。まさに塾の沼にハマりそう…。

 

それで不安が解消されるなら課金する意味もあるのでしょうが、長男の中2の頃を振り返って考えて、やっぱり勉強しない長男にイライラを積らていただろうなと思いますね。

 

やはり、本人が勉強しようという意欲が出てから→塾を利用という流れは最善だったと思います。

お金も時間も労力も、全てが無駄になってしまうのは避けられたかなと…。

本人のやる気とのバランス、大事だと思います。

 

 

 

長男の受験を終えた今、思うことは、塾で勉強しようと家で勉強しようと、やることは変わらない。

しかし、精神的な支えとして、勉強面は任せられる安心感があるのは親の気持ち的にも有難いということです。

 

ここは、本当に何が正解かは分かりませんが、親の負担が減るから塾、という選択もアリだったなと考えています。

 

次男は塾をどうするか、まだ全く決めてはいませんが、中2の「中だるみ期」から塾でペース作りというのも良いかなと、選択肢として考えてはいます。

長男の経験を振り返って、ヤル気がないのに無駄金を払っている〜というイライラよりも、塾は宗教!これは献金!とある程度は割り切って(笑)、心の平穏、親の不安解消を求めるのもアリか?!という思いです。