先月、義母の誕生日でした。
子供たちからは毎年、カードを書いたり、絵や折り紙を飾ったものをプレゼントしています。
今年はどうしようか?という話になり、
最近また折り紙にハマっていた子供たちは
「折り紙で何かプレゼントしたい」
ということになりました。
山口 真さんの折り紙の本
誕生日だから花?
と、ウェブの画像検索で色々と探してみると
折り紙で作られた素敵なブーケや飾りがたくさんあるではないですか!
本当にどれも素敵な作品ばかりで、目移りしてしまいます。
ブーケにする?アレンジメントみたいにする?と子供たちに提案しまくりですよ。
「こんなのもあるよ〜」
と画像を見せる度に
「じゃあコレにする。コレ作る」
と返事する子供たち…。
アレコレ見ていると、どれもキレイだからどれでも良くなっちゃうのですって…。
小中学生男子、そんなものでしょうか??^^;
贈りたい花の種類は
「絶対にバラが良い!」
と2人とも即答だったので、バラがメインのアレンジ作品から選ぶことにしました。
ちなみに、折り紙でお花を折る時に重宝している我が家の折り紙本。
『1年中楽しめる 花の折り紙』
折り紙作家である山口 真さんの本です。
美しい花々がたくさん載っていて、アレンジ例も紹介されています。
折り紙で作れるなんて凄い!と思う作品ばかりです。
我が家には折り紙の本が何冊かあるのですが、気が付いた時には山口さんの本がほとんどでした。
それは山口さんを意識する以前から、子供たちが「この本が欲しい」と選ぶのが山口 真さんが出された折り紙本であることが多かったからです。
『1年中楽しめる 花の折り紙』を買った時も、花の折り紙本を探していて
「この本、折りたい花がたくさん載ってる」
と子供たちが言うので購入を決めたのですよね。
ただその時は、山口 真さんの本だとは気が付かず。
折り紙の本が増えていくにつれて「あ、この本も山口 真さんだ」と、我が家にある折り紙本の多くが山口さんの本だと気が付いたのです。
きっかけは『秀麗な折り紙』という本でした。
長男がこの本に載っている「バラヅル」という作品をとても気に入って、山口 真さんの本に興味を持ちはじめたのでした。
↑長男が折った「バラヅル」です。
鶴の一部がバラになっていて、なんとも優美な雰囲気。
私もこの作品が大好き。
難しくて自分では折れませんけどね…(^_^;)
山口 真さんの本に載っている素晴らしい折り紙作品の数々に魅了されて、本の著者にも興味を持ったのでした。
「バラヅル」は山口さんの創作ではないのですが、掲載されている作品がどれも素敵なのです!
長男が小さい頃に、初めて買った折り紙の本も山口 真さんのでした。
有名な折り紙作家さんなので本をたくさん出していらっしゃいますし、本屋に置いてある率も高いと思います。
それでも、昔買った本が子供たちが好きになった作家さんの本だった、というのは嬉しい偶然です。
折り紙のフラワーボックス
で、結局は『1年中楽しめる 花の折り紙』に載っているアレンジ例を参考に、
ネットで見つけたアイデアを取り入れてまとめる事に決定しました。
テーマカラーを決めて、どんな雰囲気にしようかと話し合いです。
長男と次男の合作にしたいというので、私はまとめ役に徹しました。
あとは材料調達係。
話しながら、テーマカラーから外れた折り紙で練習を始める子供たち。
普段はそこまで夢中で折り紙をするわけではないですが、一旦折り紙を折り始めるととっても楽しそう。
子供たちが折り紙でバラを折っている時は、子供たちが聴きたい音楽を掛けていたのですけどね。
今の流行曲が分かって「へぇ〜こんな曲が流行ってるのね」と思う一方、「うるさくて聞いてられない…、もうママの好きな曲も掛けさせて」となったりして…。
今の流行曲と懐メロが入り混じる中での折り紙作業。
今時の子供たちにも懐メロって割と周知されているのね、と以外な事実を知ることもできました。
そんなこんなで、
無事に義母のお誕生日前に「フラワーボックス」完成です。
ジャーン!
子供たちが折り紙で作ったバラとジャスミンを、
100均で見繕ったアレコレを使って良い感じにアレンジしましたヽ(´∀`。)ノ
なかなか見栄えのする仕上がりになったと思います。
義母もすっごく喜んでくれました!
子供たちと工作に勤しむ時間も楽しくて(私は特に何もしませんでしたけど)、とっても良い時間でした( *´ω`* )
子供が小さい頃は工作や折り紙に付き合うのが大変だったのになぁ。
長男と次男がワイワイしている様子に、ニヤニヤしてキモがられましたけれど…。
反抗期の真っ只中(と思われる)長男は、普段とっても無愛想です。
そんな長男が、大好きなおばあちゃんの誕生日にせっせと折り紙を折って、次男と流行りの曲などについて談笑する姿は微笑ましかったです。
いつもそうだと家の中も平和なのに、と思ってしまいます( ̄▽ ̄;)
長男も次男も、バラを作るのはもちろん、色合いやバランスを考えるのが楽しかったそうで、また機会があったら作りたいとのこと。
今度は私の両親宛てに計画しようかな、と密かに企んでいるのでした( *´艸`)