長男が1歳の時にはじめた「英語育児」ですが、
取り組んでいく中で、気をつけようと思った事があります。
今回はその、英語育児で私が「気をつけていた (いる)ポイント」をまとめました。
子供への語りかけで気をつけた事は、こちらにまとめてあります。参考にどうぞ。
TVやDVDなど映像を見せすぎない
私は英語ができないので、英語のインプットに映像や音声を頼りがちです。
しかし、2歳まではメディアの視聴は控えるよう提言されています。
日本小児科医会の、こどもとメディアの問題に対する提言
- 2歳までのテレビ・ビデオの視聴は控えましょう。
- 授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴をやめましょう。
- すべてのメディアへ接触する総時間は、2時間を目安と考えます。
- こども部屋にはテレビ、ビデオ、パソコンを置かないようにしましょう。
- 保護者とこどもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。
子供が夢中でTVを見ていてくれると、私も家事が捗りますし、何より楽です。
ついつい「英語だからいいか」と思いがちになりますが、ここはしっかり気をつけました。
今も、子供たちがTVを見る時は英語のものがメインです。
長男はTVを見る暇もなく忙しくしていますし、もともとTV好きでもありません。ゲームは大好きなので、時間を決めて守らせています。
問題は次男です。
TV大好きッ子で、朝起きてきたらすぐにTVを付けたがります。
「英語ならいいか」という気持ちを抑えて、1日1時間を守らせています。
次男には、TVとゲームの時間は合わせて1時間、と言ってあります。
しかしTVが見終わったらゲームをやりたがり、毎日私との「やりたい」「ダメ!」のバトルを繰り広げています
TVやゲーム大好きな男子に、時間を厳守させるのは本当に疲れます。
日本語で話しかけるのをためらわない
実は、長男が英語の発語をしはじめた頃に、日本語で語りかけるのをためらった事があります。
「今は英語モードっぽいから日本語で話さない方がいいのかも…」と、英語が出てこなかった時に子供への語りかけをためらい、無言になりました。
これはすぐに、それはおかしいと気が付き、英語が出てこなかったら日本語でどんどん語りかけて、親子のコミュニケーションを大切にしました。
英語が苦手だと、すぐに英語が出てきません。
英語の語りかけは大切、とわかってはいても、英語が出てこなければどうしようもありません。
英語と日本語を混ぜる事はしなかったので、英語で単語だけ言う、なんて事もありました(汗
そんな時は、日本語で良いと思います。
何よりも親子の会話が大切です。
今振り返ってみれば、とても当たり前の事ですが、当時は「子供が英語の時は英語でなければ」という思い込みがあったような気がします。
外で子供に英語で話しかけられたら、英語で返す
子供が2〜3歳だと英語と日本語という概念がありませんから、場所によっての使い分けなんてしません。スーパーや公園など、外でも英語で話しかけてくる事がありました。
その時はもちろん、英語で返すようにしていました。
外だからといって、日本語で言うように促したり、親が英語で返さないのは子供にとって不自然だと思いました。
私の返しといえば、「Yes」とか「Good job!」とかそんな簡単なものでしたが、やはり最初は外で英語を使うのに恥ずかしさもありました。
そのうち慣れて、全然周りが気にならなくなりましたけど (笑
絵本を読む時は、子供の好きなものを優先する
英語育児で大切なのは、英語のインプットだと思います。
絵本の読み聞かせは、子供に英語をインプットするのに大事な役割を担っています。
子供が英語で話し出すと、ついつい英語の絵本ばかり読もうとしてしまいました。
しかし、日本語も大切です。
子供が読みたがる絵本は、日本語でも英語でもたくさん読む事の方が大切だと思い、言語にこだわらないようにしました。
一時期は日本語の絵本にはまり日本語ばかり、ある時は英語の絵本にはまり英語ばかり、という事がありました。
その時も気にせずに、子供の読みたい絵本を優先させました。
今は英語の時間を寝る前に作るよう心掛けているので、その時に英語の本を読んでいます。
ある程度子供が大きくなるまでは、本にいっぱい触れさせて、本を好きになる事に重点をおいた方が良いと思います。
英語育児は楽しむ事が大切
実際に英語育児をしてみると、英語を貫く事が難しいシチュエーションも出てくると思います。
子供が英語より日本語の動画を見たがるようになるのも、英語の本を読みたがらなくなるのも「英語育児あるある」です。
そんな時は、子供が興味を持ちそうなものを探して、一緒に楽しむ、もしくは親が楽しいアピールをしながら子供を誘うと、上手くいくかもしれません。
せっかく英語を取り入れた育児をしているわけですから、自分自身も楽しむのが得策です。
DVDや絵本探しも、英語圏の子供たちに人気のあるものや、評判のものを知るのは新鮮です。
私は英語育児をはじめた当初、英語の子供番組といえば「セサミストリート」しか知りませんでした。
しかし、オーストラリアの「wiggles」が大好きになり、
子供が戦隊ものにハマった時はアメリカの「パワーレンジャー」を一緒に見たり、子供の成長に合わせて英語圏の番組を探すのは、いろんな発見があり面白かったです。
英語圏の絵本探しも楽しいです。
昔から親しまれている定番絵本を知り、子供と一緒に楽しむ事は、私も得るものが大きかったと思います。
子供の英語を通して、より積極的に子供と接する時間を持てたと思いますし、英語だけではない学習面にも目が向くようになりました。
英語育児を楽しくするコツは、「大変だな」「面倒だな」と思ったらやらない事だと思います。
無理をせず、自分ができるペースで子供と英語を楽しむ事が、何よりも気をつけたいポイントかもしれません。