まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーです。おうち英語とゆる〜い育児がメインの雑記ブログ。2025年に高校受験する長男のことなども。

子供の論理的思考には”国語力”が大切 〜出口汪の新日本語トレーニング

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先日、英語習得には国語力が欠かせないことを書きました。


 

今回は、長男の英検面接練習で見えた「論理的思考力不足」を補う対策として取り入れた、国語の問題集について書きたいと思います。

 

国語力は全ての学習の基本ですから、おろそかには出来ません。

 

英検の面接での受け答えがスムーズではなかったからといって、オンラインなどで英語の対話を増やすのは違うかなと思います。

 

もっと基本的なところ、母語をしっかり習得する事が大切なのではないかと思います。それが英語の習得にも近道なはずです。

 

小学校で必修になる「プログラミング教育」は、論理的思考を鍛えるために導入されるわけですし、基礎固めをしておきたいところ。

 

論理的思考を鍛える問題集探し 

 

論理的に物事を考える時、しっかりと筋道を立てた文を、組み立てられなければなりません。

 

そんな問題集として有名なのが「出口汪の日本語論理トレーニング」です。

 

 

全国の先進中学高校で導入され、目に見える受験実績を上げている論理エンジンを、小学一年生向けにかみ砕いて論理エンジンJr.としました。これから生涯にわたり日本語を使って考え、表現していく子どもたちに、正しい日本語の使い方を意識させ、考えの筋道を確かなものにしていく画期的な言語トレーニングです。子どもの考える力、読解力、作文力を家庭で無理なく育むことができます。 

 

各学年ごとに「基礎編」「習熟編」「応用編」と3冊編成になっています。

 

 

「日本語論理トレーニング」の基本と言える問題集が「論理エンジン」のようです。

 

確かな「国語力」と健全な「思考力」を育てる教材。声に出しながら言語感覚を磨く。物語文・説明文・生活文をバランスよく配置。知識を定着させながら進めるスパイラル方式で楽しく学習できる。保護者用の詳細な指導書・解説書つき。

 

まさに国語の導入編とでもいいますか、基本を学べます。

国語が苦手な場合、学年を下げてスタートすることを推奨されています。

 

私は当初、長男にこの問題集と「日本語論理トレーニング」、どちらにしようか迷っていました。

 

 

しかし、そんな時に「新日本語トレーニング」を見つけました。

 

中学受験から大学受験まで、発刊以来熱い支持を得ている『出口汪の日本語トレーニング・プリント』を徹底的に強化しました。「対話」式練習法を採用し、一文を正しく理解する基礎的国語力が楽しく身につけられます。

 

 

こちらは『出口汪の日本語トレーニング・プリント』の強化版とあります。

何が強化されたのか調べてみました。

 

 

 

まず、縦と横の比が違いますね。

問題などの内容は同じようです。

 

「新日本語トレーニング」の方は、

先生と子供2人の、3人による対話方式で解説が加えられています

ここが強化されたポイントのようです。

 

子供が1人で学習するのに、これは効果的だと思います。 

私は、問題集や参考書などは解説がある方が理解度が上がって、定着につながると思っています。

 

 

そして、この問題集を私が気に入ったもう1つのポイントは、取り上げている作品が好みだからです。

  

基礎国語力編

 

基礎国語力編・上 新美南吉「赤いろうそく」「手袋を買いに」

 

基礎国語力編・下  芥川龍之介「蜘蛛の糸」「杜子春」

 

基礎読解力編 

 

 基礎読解力編・上 宮沢賢治の「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」

 

 基礎読解力編・下 太宰治「おとぎ草子」「思い出」

 

実践読解力編 

 

実践読解力編・上  森鴎外「山椒大夫」

 

実践読解力編・下  近代に活躍した15人の詩人の詩

 

 

小学4年生以上を対象としていますが、基礎編は難しくなさそうに思います。

徐々に難易度が上がりますので、6年生までに制覇したい問題集ですね。

 

とりあえず長男には、「基礎国語力編」の赤いの2冊を買ってみました。

 

 

 

そしてもう一つ、中学受験生に向けた論理エンジン「読解・作文トレーニング」があります。

 

 

受験対策用として塾で採用されている教材らしいので、それなりに難しいと思われます。

 

もし「新日本語トレーニング」を全部やり終えたら、こちらを考えてみようかな。

 

 

番外編 

 

 今回、問題集を探しているうちに、どうしても欲しくて衝動買いしてしまった問題集があります。

それは、「出口先生の頭がよくなる漢字シリーズ」です。

 

このシリーズは、漢字を覚えるためだけのものではありません。
漢字(言葉)を自在に使えるようにし、自分の頭で考え、自分の言葉で表現できる子どもを育てます。
この本では、漢字を覚えやすいようにそれぞれの漢字の中心になる意味、イメージから
「名詞」「動詞」「形容詞とその他」の3つの章に分けています。
そして、章の中は漢字のイメージをつかみやすいようにさらに細かくグループ分けをしています。
さらに、この本の章の中のグループごとに3つのSTEPに分かれています。
学習するときには、ただなんとなく問題を解くのではなく、STEP1→STEP2→STEP3の流れをしっかりと頭に置いてください。

 

 

これ、説明文はよくわからなかったのですが(苦笑)

通常の漢字ドリルとは違うということですね。

 

文章の中での「漢字」を考えるドリルだと思います。

 

文章の構成能力を、漢字とともに学習できる優れものです。

子供がやりたがるかは別として、面白い問題集なので是非やらせたいと思います。

 

 

英語を伸ばすなら、まず国語から。

 

論理的思考につながる「文章力」と「構成力」を、国語力で培って欲しいと思います。