先週、長男が『The Murder of Roger Ackroyd』 を読み終えました。
「The Murder of Roger Ackroyd」
途中からは、こちらに移行しました。
「アクロイド殺人事件 ルビ訳付き」
絶版になっているルビ訳付き、なんと夫が見つけて買ってきてくれたのです!
読みはじめは原書を図書館で借りてのお試し状態でしたが、本人が読む気満々になったので「原書」を買うか「ルビ訳付き」を買うか悩んでいたのですよね。。
今の長男は絶対ルビ訳付きの方が良いはずで (本人も「原書でも良いけどルビ訳付きの方が読みやすい」と言っていました)、しかしルビ訳付きは絶版になっていて、ネットでは高額…。
ブックオフ巡りをして探すか…(ブックオフ渋谷センター街店の閉店は、我が家にとって本当に大きな痛手です(T ^ T)。都内で洋書が大量に置いてあるブックオフって今はないのでしょうか…。) と重い腰を上げようかと思っていた矢先。
なんと夫が密かに探してくれていて「はい、見つけたよ」と買ってきてくれたのです♪( ´▽`)
やはりルビ訳は良いらしく、
長男も「こっちの方が読みやすい」と喜んでいました。
そのお陰もあって無事読了です。
今まで読んだ2冊のアガサ・クリスティ作品に比べて長いこともあり、1ヶ月半ほど掛かりました。
長男の感想
最初は『アクロイド殺し』の日本語翻訳版から読み出した長男でしたが、英語版を読みはじめたらそちらがメインになったようです。
日本語翻訳版は分からないところの確認に使っていたらしい。
そのため、いよいよクライマックスという最終章の音読が徐々にペースアップしていきました。
「えー!」とか「ああ〜⁉︎」とか言いながら読んでいる長男。
そんな様子が面白く、密かにほくそ笑みながら聞いていた私 ( ̄∀ ̄)
読み終えた直後は
「えー!マジか!」
と絶叫⁉︎していましたよ。
そして今回も
凄く面白かった!
そうです。
薦めた私も一安心
( *´ω`* )
これで読み終わったアガサ・クリスティ作品は3冊となりました。
どれが1番面白かった?と聞いてみたところ、次のような順番だそうです。
1位 そして誰もいなくなった
2位 アクロイド殺し
3位 オリエント急行殺人事件
「きっと『そして誰もいなくなった』は不動な気がする」
とも言っていました。
ちなみに、2012年版の『週刊文春』東西ミステリーベスト100のランキングでは、
1位に『そして誰もいなくなった』、
5位に『アクロイド殺し』、
11位に『オリエント急行の殺人』
が、それぞれランクインしています。
『東西ミステリーベスト100』は、作家やミステリ愛好会のメンバーなどの投票によるオールタイムベストランキング企画。
アガサ作品の人気順とチョイスが被っているあたり、やはり面白いと思うものは誰が読んでも面白いということですね。
そして、アガサ・クリスティの作品は80年以上前に書かれたものなのですよね。
さすがミステリの女王。
名作は時代が変わっても色褪せることは無いのですね。
次は『ABC殺人事件 (The ABC Murders)』!
長男は次もやっぱりアガサ・クリスティが読みたいそうです。
名作とされるミステリの魅力にすっかりハマった様子。
「何読む?」と聞いたところ、
もちろん『ABC殺人事件』!
と即答でした。
私がアクロイド殺しと一緒に薦めた本です。
こちらも東西ミステリーベスト100の62位にランクインしている人気作品。
我が家に原書があるので、まずは原書から。
「The ABC Murders」
ルビ訳付きも出版されていたのですが、こちらも既に絶版で…(T ^ T)
講談社ルビー・ブックスさん、再版してくれないかしら〜。。
『ABC殺人事件』はジュニア版が出ています。
アルファベット順に起きる連続殺人事件
つぎの犠牲者が出るまえにポアロは謎をとけるか!?
公式のあらすじ画像↓
ジュニア版だとイケメンになるポアロさん
ヽ(*´∀`)ノ
ミステリは病みつきになりますね!
私としてはアガサ・クリスティの人気作品の次は、『シャーロックホームズ』シリーズも良いかなと思っています。
というか是非読ませたい ( ̄∀ ̄)
このままミステリにハマっていて欲しいので、東西ミステリーベスト100のランキングを参考に、何冊かお薦めをピックアップしておこうかしらとも思案中です( *´艸`)