「英語多読」をメインにおうち英語を続けてきて、最近またある疑問が浮上しています。
それは多読の3原則、
「わからないところは読み飛ばす」
について。
長男が小4の時 (1年以上前) にも、この疑問について書いていました。
しかも当時、長男が読んでいたのは『Diary Of A Wimpy Kid』!
今まさに、次男が喜んで読んでいるシリーズではないですか。
そして、当時と全く同じ疑問に直面している私…(笑
長男も次男も読みたい気持ちが先行して、わからない英単語は飛ばしまくって読んでいる『Diary Of A Wimpy Kid』。
それだけ我が家の子供達にとって魅力的な本と言えるのかもしれません
σ(^_^;)
多読の3原則
英語多読には3原則があります。
- 辞書は引かない
- わからないところは飛ばす
- つまらなかったら読むのをやめる
とはいえ、英語の多読をする上で基本的にルールはありません。
多読の目的は「英語を英語として理解したまま英語の本を読むことで、英語力を向上させる」ことなので、無理なく楽しく続けられる事が重要です。
我が家でも楽しく続けることを最も重視しているので、子供達の本探しに一番苦労しているわけです。
そして我が家の場合、基本のおうち英語=多読 (音読) なので、分からない単語を調べる等の学習的要素を入れることがあります。
長男はルビ訳付きの本を読んでもいますが、それでも、ほぼ原則に沿った取り組みをしていると思います。
原則を意識して取り組んだ方が多読の効果も高いと思うのです。
しかし、最近の次男の多読の様子を見ていて疑問に思うのが、
「辞書は引かない」「わからないところは飛ばす」の原則です。
まず多読の大前提が、スラスラ読めるレベルの本を選ぶことです。
スラスラ読めるレベルならば、わからない単語に遭遇しても前後の文から意味を推測して読み進められます。辞書を引くことで楽しい読書を遮ってはいけない、わからないところを飛ばしても内容を楽しめる、というわけです。
今まで子供達の音読を聞いていて、そこそこ分からない単語はあるにしても気にならない程度でした。
それが『Diary Of A Wimpy Kid』シリーズの場合だと、長男も次男も
「えぇ〜、そんなに意味を分かってない感じだけど飛ばしちゃって大丈夫??」
(◎-◎;)
というレベルで飛ばしているように思うのですよねぇ。
先を読みたくてどんどん読み進めるのは良いけれど、意味はどの程度分かっているのか?
細かいところは気にせず、よくわかっていないところは読み飛ばしている感じがありありと見て取れます。
いくらなんでも、わからないところを「なんとなく」で飛ばしすぎじゃないかと思うのですけど…。
小4当時の長男も同じだったなら、次男のことも気にしなくて良いのかなぁと思ったり。。( ̄▽ ̄;)
ちなみに『Diary Of A Wimpy Kid』 のレベルは、SSS (英語多読研究会) によるとYL4.0〜4.5です。
次男が読んでいた『A to Z Mysteries』がYL 3.5ぐらいなので、難易度は上がっています。(結局『A to Z Mysteries』は7冊目のGを途中にして、すっかり『Diary Of A Wimpy Kid』に移ってしまいました)
「The Goose's Gold」
ペーパーバック – イラスト付き, 1998/12/29
次男が元々大好きで読みたがっていたシリーズだけあって、すでに3冊目まで読みました。
今までになくハイペースな次男の勢いに私が驚いています。
好きの原動力って凄い!
ロウリーの日記も読了済み。
「Diary of an Awesome Friendly Kid」
ペーパーバック – 2020/7/9
そんなに好きならある程度意味がわかって読んだ方が良いだろうと、日本語版も用意して一緒に読むことにしました。
『Diary Of A Wimpy Kid』は英語しか買わない!
と宣言していましたが、次男が夢中になって英語を読んでいるなら別です。日本語版でもシリーズを揃えはじめました。
何事も英語育児に結びつくなら良いのです♪
それにしても、長男の時も思いましたが、英語の本を読んで笑えるって凄い事ですね。
次男が楽しそうに笑いながら読んでいる姿を、私は羨ましいなぁと眺めています。
そういう意味では我が子達は年齢相当の英語の本を、楽しんで読むことが出来ているのですよね。
わからないところを飛ばしても、本人が楽しく読んでいればそれで良いのでしょう、きっと。
そんなことを再認識した『Diary Of A Wimpy Kid』。
以前の記事でも同じことを書いていた気がします…。
我が家にとってグレッグは偉大なのかも。。
グレッグに夢中の次男は、当分このシリーズを読むそうです。
我が家にはすでに15冊あるので、どうせなら全部読んで欲しいですね
( ̄∇ ̄)
わからないところは飛ばしまくって読んでいる次男の様子を、とりあえずは見守っていこうと思います。