家庭学習の教材として『RISU算数』を検討しています。
まずは体験からということで、長男と次男がそれぞれお試ししてみました。
今回は、『RISU算数』の体験レビューです。
この教材、実はずっと気になっていました。
算数に特化したタブレット教材ということで、評判もよく目にしていましたし、噂も聞いていました。
実際に子供達が取り組んでみて、私が感じたメリットとデメリットについてまとめていきたいと思います。
まずは実力診断テスト
体験のタブレットが届くと子供達は大騒ぎです。
タブレットに対する子供の食いつきはスゴイですね…。おもちゃと勘違いしてるんじゃない? と思うくらいです(苦笑)
届いて早速やりたいと騒ぐので、実力診断テストに取り組みました。
が!
ここで、私やらかしました(汗)
長男(小4)と次男(小1)のタブレットを取り違えてしまいました!!!
そのまま次男(小1)のタブレットで実力診断テストを受けてしまった長男(小4)。
これは、長男は1人で出来るだろうと確認せずにタブレットを2台渡してしまった為に起きてしまいました。次男は私が一緒にやって見ていないと心配だったので、待たせておいたのも原因です…。2人一緒に始めていたら気が付いたはず。
なんか簡単で終わっちゃったんだけど?
と長男。当たり前です。それ次男の1年生用に設定されてるヤツですから…。
よーく確認すると、タブレットの左上裏にちゃんと名前が貼られています…。
完全に私のミスです。
そして、この実力診断テスト、受け直し出来ません!
このテストで受講するレベルが決定されて学習が始まるため、受け直しが出来なくなっている重要なテストなのです。
だからと言って、次男がこのまま実力を判断されて始めると、せっかくのお試し体験なのに意味がなくなってしまう…と思い悩み、
「RISU算数」に問い合わせてみました。
すると、今回は本当に特別ということで、一旦リセットして再テストを受けることにして下さいました。
しっかり、「保護者が付き添って、見守りながらテストを受けてください」と注意されたのは言うまでもありません…。本当にお手数をお掛けしました。
これから「RISU算数」の受講を兄弟でお考えの方は、くれぐれもお気をつけください。
気を取り直して、今度は間違いがないようにと確認しつつ、兄弟揃って実力診断テストを受けました。
このテスト結果で無事レベルが決定し、学習スタートです。
長男(小4)の場合
まず長男。
実力診断テストは「円周率」の問題で「習ってません」を選択して終了となりました。
そこから判断された開始ステージが4年生「およその数」です。
さくさく進んで、体験の期間中に7ステージ進みました。
なぜ7ステージもさくさく進んだかといえば、
もう習っていて分かる問題だったからです。
学力診断テストはなんだったんだろう…。
と、ここで気が付いたことがあります。
学力診断テストは、
その出来に関わらず、あらかじめ申し込み時に設定している学年からスタートするのだと思われます。
最初にうっかり1年生に設定されている次男のタブレットで長男が実力テストを受けてしまったわけですが、その結果の開始ステージはやはり1年生の単元からでした。4年生が受けて1年生からスタートになると言うことは、やはり設定学年の中のどこからスタートするかを図るテストなんだと思います。
どんなにテストが出来ていても、最初から飛び級はさせてもらえないようです。
そして、円周率は5年生で習う単元ですから、4年生はある程度クリアしていたと思われる長男。
すでに習って理解している(と思われる)単元を「およその数」からあっと言う間に7ステージ進み、
これは正規申し込みしていたらいくら掛かっちゃうんだ? と
料金体系を確認しました。
RISU算数の料金
契約時に年額一括12ヶ月分29,760円 (月あたり2,480円)の基本料がかかります。
利用料は、契約開始からクリアした累計ステージ数を利用月数で割った「月平均クリアステージ数」が、1.0ステージ以上の場合に発生します。
利用料を算出する計算式は以下となります。
1) 月平均クリアステージ数 = RISU算数ご契約開始からクリアーした累計ステージ数 ÷ ご利用月数
2) その月のご利用料金=1)の月平均クリアステージ数に応じた以下の金額
1.0未満:0円
1.0以上~1.3未満:980円
1.3以上~1.5未満:1,480円
1.5以上~1.7未満:1,980円
1.7以上~2.0未満:2,980円
2.0以上~2.2未満:3,980円
2.2以上~2.5未満:5,480円
2.5以上~3.0未満:6,980円
3.0以上:8,980円
※開始時に行って頂く実力テストの結果、正解した内容のステージは当該ステージをクリアーしたとみなし上記の式には含みません。
ご契約開始初月のご利用料は、最初の学習ペースが上下しやすいことを考慮し、上限を6,000円としております。
クリアーしたステージがない月でも、学習の速度によってはご利用料がかかることがございます。
契約開始月は利用料の上限6,000円とのことですが、そのあとの利用料は月平均クリアステージ数で算出される訳ですから、開始月のステージクリア数も大きく関わってきますよね。
長男の場合、7ステージクリアした後に取り組むステージもすでに習っている単元だったので、ほぼ復習に対して月9,000円近い利用料金が掛かってくる事になります。
このことを踏まえて、
実際の学年より上からスタートしたい場合や、復習でステージ数を使いたくない場合は、申し込みの時に上の学年を指定した方が良さそうだと思いました。
特に開始時期が学年末に近い場合は、上の学年を設定して学力診断テストを受けた方が無駄がなさそうです。
全ステージ数と料金体系の仕組み
ここで気になった事がもう一つあります。
「RISU算数」は低学年・高学年合計94ステージです。
毎月1ステージで進めて行くと94ヶ月=7年10ヶ月掛かります。利用料だけで見ると総額約92,000円(ただし、入学時から開始しても7年かかりますから終わるのは中1です)
基本料が年間29,760円ですから8年分として約240,000円。
合計約330,000円です。
しかし、上記の計算は6年以上掛かってしまうので現実的ではありません。
大体約1.3〜1.5ステージで進めると6年ほどで終わりますから、このペースで進めると考えてみます。すると利用料総額約110,000円〜125,000円。基本料6年分として約180,000円。
合計約290,000円〜305,000円です。
これを毎月3ステージ進むペースで考えると2年8ヶ月で終わる計算になります。利用料が総額約290,000円になり、基本料3年分で約90,000円。
合計約380,000円です。
こうして毎月のステージクリア数で掛かる年数と利用料を見ていくと、毎月10ステージ進めていければ利用料総額約90,000円と大分お得です。10ヶ月で終わりますから基本料も1年分の29,760円ですみますので合計約120,000円になります。
そして、毎月2.2〜3ステージで進めるのが利用料の総額が約3倍になりますから、一番割高になりそうです。
すごく極端なことをいえば、1ヶ月で全94ステージクリアすれば利用料8,980円と基本料29,760円で合計約39,000円ですから、一番お得なわけですけどね。
さらに、利用料は「月平均クリアステージ数」で掛かってくることにも注目です。
毎月1ステージクリアで進めて、12ヶ月で12ステージクリアすると利用料が月980円ですから総額11,760円です。
しかし、最初の4ヶ月を3ステージクリアで進めて(計12ステージクリア)、その後8ヶ月全くステージを進まずにいたとします。すると毎月「月平均クリアステージ数」の利用料が掛かりますから、12ヶ月分の利用料が総額で54,760円になる計算です。
同じ年間12ステージクリアでも料金が約5倍変わります!!
この計算で私は、「RISU算数」をやるなら、
- 理想は毎月10ステージ以上クリア(現実的ではありませんが…)
- 決して毎月のステージクリアのペースを落としてはいけない(ステージが進めない月は迷わず休会した方が良い?)
という結論になりました。
!!!もし私の計算が間違っていたら、すみませんが教えてください!!!
長くなったので、その2に続きます。