私が小学生の頃、学研の『学習』と『科学』という学習雑誌がありました。
「まだかな♪ まだかな〜♪ 学研の おばちゃんまだかな〜♪」
CMソングが懐かしい、この雑誌。
今思うと購読システムが独特でした。
近所の「学研のおばちゃん」に注文して、おばちゃんに配送してもらうシステム。
学研のおばちゃんは自宅に届いた雑誌を自ら仕分けして近所に届け歩くわけですから、注文が多いと大変だったと思います。
小学生当時の私は、月に一度、近所の友達のお母さんでもあった「学研のおばちゃん」が来るのを、それはそれは心待ちにしていたものです。
そんなワクワク感を子供にも体験させたいと、小学生になったら絶対に学研の『学習』と『科学』は購読しようと決めていました。
しかし、残念ながら2009年に学習が、2010年に科学が休刊。
学研の学習と科学みたいな、ワクワク感のある学習雑誌を探して、見つけたのが『子供の科学』通称KoKaです。
我が家は、長男が小3の時から定期購読しています。
私の学研に対するワクワクポイントは、ズバリ「付録」だったので、その点が弱いのが残念なところ。
ですが、内容はすご〜く濃いです!
しっかり読み込めば科学が大の得意になり、プログラミングはお手の物になるのは間違いなしの充実度!
うちの子達はそこまで熟読している訳ではないですがσ(^_^;)
毎月届くと取り合いするぐらいには、十分楽しめていると思います(*^▽^*)!
『子供の科学』の対象年齢は、小学3年生から中学生となっています。
漢字にルビがふってある箇所が多いですし、全体的に子供向けなデザインという印象です。小学生がメインターゲットかなと思いきや、しっかり内容を理解出来るのは中学生じゃないと無理なのでは?と思える記事もあったり、幅広く科学を紹介してくれています。
私も読んでいると勉強になります( ̄▽ ̄*)
子供達が『子供の科学』で好きなポイント
こちらが最新の8月号。
小5と小2の子供達、それぞれのお気に入りポイントを見てみようと思います。
長男小5の場合
まず、別冊付録のこちら。
届くなり、真っ先にこちらを読んで早速スクラッチでプログラミングしていました。
この本に載っていた「QRコードを使ったバトルゲーム」が、難易度的にも長男にはツボだった模様。
次男と対戦して遊んでいました。昔懐かしバーコードバトラーの現代版みたいな感じでしょうか。
私は家中のQRコードを集めるよう言われ、探し回る羽目に…(−_−;)
そんな長男お気に入り連載は「はじめよう ジブン専用パソコン」というページ。
文字通り、パソコンを使ったプログラミングをアレコレ紹介してくれるコーナーです。
ただ、難しくてついていけない号もあるそうで、まさに今月は難しくて読むだけで終了。別冊が面白かったから満足したとのこと。
ちなみに、先月号は久しぶりに自分でも出来るプログラミングで楽しかったと言っていました。
「感染症拡散シミュレーション」という、まさにコロナがどんな風に拡散されるかというプログラムです。
逃げ切れば勝ちのゲームにして、次男と遊んでいました。
どうやら長男はプログラミングが好きなようです。
あとは「KoKaLAB」の実験ページと「コドモノカガク製作所」の工作。毎号、取り組めそうな内容の実験と工作を紹介してくれているコーナーです。
確かに、実際に出来そうな実験の時は「やりたい」と言われ、工作は毎号作りたい、と言われますが、数ヶ月に1回しか付き合ってあげてないかも…
( ̄▽ ̄;)申し訳ない…
あと、今月号ではルアー作りもしてみたいと言われました。うーん…
次男小2の場合
次男は巻頭特集の実験「光るかき氷」!
次男はかき氷が大好きですし、見た目のインパクトも凄いですからね!
作りたいらしいので、休日にでも時間を作らないとです
( ̄▽ ̄;)
次男はとりあえず、目を引くものに飛びつきます(そりゃそうです)
あと読むのは巻末の漫画と「ビーカーくんがゆく」←これも漫画。
漫画以外だと「ツッコミ!科学塾」が面白いらしいです。これはボケた問題にツッコミを入れるという内容の記事。お笑い好きな次男には、意味が分からなくても取り敢えず面白いらしいので良いのかなσ(^_^;)
他のページは絵とか写真を眺めて終了とのこと。
まあ、小学2年生、そんなものかと。
二人とも巻頭の特集ページはいつも楽しみにしていますし、付録はもれなくやりたがります。特に付録が「すごろく」だと次男が一番やりたがって盛り上がります。
そんな様子を見ていると、割と低学年から楽しめる雑誌かも、と思います。
親が一緒に読んであげれば、もっと分かったり興味を持つところがあると思いますが、私はそこまで手が回りません(^◇^;)
長男と一緒に何かに取り組んでいれば、今はそれで十分かなと思っちゃいます。
『子供の科学』はネットにも情報満載!
そして、『子供の科学』はHPも充実しています。
おすすめはこちら。
自由研究にぴったりの実験や工作がたっぷり紹介されています。
小4ぐらいまでは親掛りのことが多い印象でしたが、小5になると準備を手伝うぐらいで、あとは一人で出来そうな感じです。
次男が一緒にやりたがるので、結局は一緒にやることになるのですけど…。
今年は夏休みが大幅に縮小されましたし、『子供の科学』からネタをいただいて取り組むのもアリですね!
小5の長男と小2の次男、それぞれ楽しめるページがある『子供の科学』。
『子供の科学』で子供が理科や科学好きになるかは分かりませんが、興味は持つかもしれません。
今回、『子供の科学』を購読し始めた2年前から振り返ってみて、やりたがっていたのにやってない事が結構あるなと反省しました
( ̄▽ ̄;)
以前の記事に「子供がやりたがる事は大変ではない事が多い」と書きましたが、『子供の科学』で「やりたい」と言われる事は面倒な事が多いのですよね〜。
さらに精進したいと思います…。