『子供の科学』について、子供達に聞き取りをしたところ、
「光るかき氷」作りたい作りたい!
と、子供達からうるさく言われてしまいました^^;
休日は相変わらず出歩かないようにしていますし、
家でのイベントも必要かも…。
なるべく子供のやりたい事に付き合ってあげよう、と反省したところでもあります。
早速休日に作ってみました。
『子供の科学』光るかき氷を作ってみる
さて、どうやって光らせるのか。
子供達とふむふむと記事を読みながら、材料を確認します。
材料も集めやすそうだし、
じゃあ作るか、
と準備をして材料を揃えたところで、
問題発生です。
このかき氷、
ブラックライトを当てると光る食材の氷で、かき氷を作って光らせるという実験なのですが、
我が家にあるブラックライトでは、「光るか怪しい…」ということが判明したのです。
ブラックライトとは
わずかに眼で見える長波長の紫外線(波長 315-400 nm、UVA、Ultraviolet A)を放射する電灯である。ブラックライトの光自体は人間の目にほとんど見えないが、ブラックライトを当てた物体は内部に含まれる蛍光物質だけが発光する。(Wikipediaより)
ブラックライトは波長が合わないと光らないらしいのです。
弱いブラックライトだと、せっかく作った「光るかき氷」が光らない、なんてこともありえます。
そして、
我が家にあるのは、おもちゃのブラックライト。
おもちゃのブラックライトは (安全性を考慮してという点もあると思いますが) 本当に弱いライトしか出ません。
*ブラックライトは直視してはいけない光です。可視光線 (人の目で見える光) による眩しさを感じにくいため、子供は特に長時間みてしまう危険がありますから光 (紫外線出力) が弱くなっているのだと思います。
試しに、ブラックライトで光るとされる千円札のインクを照らしてみましたが、全く光らず…。
やはり波長が合わない (紫外線出力が弱い) ようです。
せっかく作るし、光らせたいな〜と思っていたところ、
近所のホームセンターでお札のインクも光る「ブラックライト」を発見しました!
何に使うの?と言われると、特に必要なものでは無いのですが…^^;
せっかく実験するし、確実に光らせたい!ということで購入です。
「トイレの汚れがわかる」という利点がありますが、私はあまり積極的に見たくないかも〜なんて思ってしまう ズボラぶりです。
実際に作ってみる
ブラックライトも用意したとろで、早速作ってみます。
かき氷の製氷器に、それぞれブラックライトで光ると思われる素材を入れて氷を作ります。
かき氷機にセットして、シャリシャリとかき氷作り!
完成!!
光らせます!
ばっちり光りました〜!!
実際はもっと暗くしたので、さらに光って見えましたよ。
ちなみに、おもちゃのブラックライトでも光りました^^;
夏に光るかき氷。
見た目に楽しくて、作るのも面白いです。
最初は部屋を暗くして、光らせながら食べていました。
シロップをかけても光り方は変わりません。
シロップをかけたら何だかカラフルで、見た目も楽しいかき氷に^ ^
練乳をかけても光は変わらない〜!
とか、子供達は盛り上がりながら食べていました。
実験成功!
楽しそうで良かった良かった。
味については、「今度から水だけの氷で作ったかき氷 (光る素材なし) が良い」そうです(^◇^;)
光るかき氷を作ってみて
今回、ブラックライトの波長について勉強になりました。
お札やパスポートのインクは、波長375nmで光るそうです。
この波長のブラックライトなら、ほとんどの蛍光物が光ります。
波長が395nm以上のライトだと波長が長く、お札やパスポートは光らないことが多いらしいです。おもちゃのブラックライトはコレだと思われます。かき氷は光りましたけどね。
「光るかき氷」の実験は『子供の科学 8月号』に掲載されています。
巻頭特集は「光るかき氷」の他に、「火山大噴火」と「氷のわた毛」の実験です。
全部やりたいそうなので、また休日に付き合おうと思います〜^^;
紹介してくれている市岡元気先生は、科学系YouTuberとして有名な方なのだそうです。
「鬼滅の刃」の日輪刀を再現していたり、実験動画に子供達も夢中です!
面白そうな実験をたくさん紹介してくれています。
今回の『子供の科学』の実験は、夏休みの自由研究にもぴったりだと思います。
材料さえ揃えればお手軽なのでおすすめです
ヽ(^◇^*)/♪