まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーです。おうち英語とゆる〜い育児がメインの雑記ブログ。2025年に高校受験する長男のことなども。

長男 (小5)『英単語の語源図鑑』が大活躍しています

f:id:pandamama-ikuji:20201130092643j:plain

 

 

 

購入したのは1年以上前ですが、今になって大活躍しています。

 

 

 「英単語の語源図鑑」

清水 建二 (著), すずき ひろし (著), 本間 昭文 (イラスト)

単行本(ソフトカバー) – 2018/5/25

英単語を語源で覚えることで、関連付けて芋づる式に単語が覚えられるという本。

いわば英単語の解説書です。

1単語につき1イラスト! ページをめくるたびに重要単語が頭に飛び込んでくる?
本書は、「語源」を学び、超効率的に英単語を覚える本です。
「語源」とは、漢字でいう、偏(へん)・旁(つくり)・などにあたるもので、たいていの英単語は、次の3つの「語源」に分解されます。 

 

【例】 injection(注射する)
⇒in(中に;接頭辞)+ject(投げる;語根)+ion(もの;接尾辞)
これらの「語根」「接頭辞」「接尾辞」をまとめて「語源」といいます。

 

このように重要単語を語源に沿って分解し、語源の知識と語彙をイラストを見ながら身につけていきます。
一見、遠回りに思われる学習法かもしれませんが、語源の力によって1万語レベルの語彙が身につくことは、すでに語源研究によって実証されています。

 

長男が英検2級の単語学習を始める頃に「これは!」と思い購入したのですが、その時は読まれることなく、気が付けば1年以上経過していました

( ̄◇ ̄;)

 

英検2級で単語の暗記という苦行をしていた長男ですが、その時は『語源図鑑』を使いこなせずにお蔵入りとなりました。

 

この本が今、長男の学習に大活躍しています!

 

 

こちらの本、当たり前ですが日本語で説明されています。

 

我が家の子供達の英語は、オールイングリッシュを基本にしています。

 

しかし、 長男はもう小学校高学年。

英検2級の受験をきっかけに、日本語を介した「お勉強」を始めました。

 

長男の場合、英検を受けるにもそうですが、年齢相当の洋書を読もうとするとどうしても語彙が足りないのが問題でした。

単語帳を使って単語を覚えるという、小学生には苦行と言える勉強法は本人も嫌がったので却下です。 

ではどうするかというと、短い例文をひたすら読んで覚える、という方法で取り組んでいます。

単語は言葉だけで覚えてもイメージがつかないので、例文で覚えてイメージを定着させようという試みです。

 

その単語に対するイメージを持つのに大活躍しているのが「語源」です。

 

そして、「語源」を元に英単語をイメージしやすい『英単語の語源図鑑』がタイミング的に今の長男にぴったりというわけです!

 

単語を覚える時は「接頭辞」や「接尾辞」を知ると、意味が取りやすくなりますよね。

本の説明では「漢字でいう、偏(へん)・旁(つくり)・などにあたるもの」と書かれていますが、まさにこの部分を分かっていると、イメージが掴みやすくなるようです。

 

 

『英単語の語源図鑑』のおすすめポイント!

 

長男が使っていて、良いなと思うポイントをあげてみます。

 

イラストが可愛い

 

長男の一番のお気に入りポイントがイラストです。

イラストが可愛いから読んでいて楽しい♪

と言っています。

 

この本、イラストが簡易的なデザインなのですが、とても可愛らしくて分かりやすいのです。

単語ごとにイラストが付いているためイメージがしやすい!

f:id:pandamama-ikuji:20201130094711j:image

特にお気に入りは、このゾウさん。 

イラストに愛着が湧くと、単語を視覚的に覚えやすくなって良いと思います。 

 

 

レイアウトが見やすい

 

関連する単語を見開きにまとめて載せているため見やすいです。

字も大きく、単語を並べてイメージと合わせて覚えられるのが良いと思います。

 

 

知っている単語から広げられる

 

連想ゲーム的に、語源を知れば関連する単語をどんどん覚えられます。

英単語は「接頭辞」+「語根」+「接尾辞」にばらすことができるので、「接頭辞」と「接尾辞」の意味を知っていれば、知らない単語でもなんとなくのイメージが掴むことができます。

1つの知っている単語から「接頭辞」と「接尾辞」の違う単語をイメージできたり、覚えていくことが出来るので効率的です。

語彙を関連付けて覚えていくことで、単語の意味も定着しやすいです。

 

 

我が家での使い方

 

まず、1年前の長男では使いこなせなかったのに、なぜ今ハマっているのか。

 

単純に語彙が増えて、『英単語の語源図鑑』が使いやすくなったのだと思います。

 

この本の表紙には「見るだけで語彙が増える」とありますが、それはある程度この本に載っている単語をすでに知っている人だと思います。

もしくは単語帳のように覚える意識を持って、学習として取り組んだ場合かなと。

 

ある程度の語彙力がないと、本を活用し難いと感じました。

 

長男が気に入っている使い方は、英語を読んでいて「接頭辞」や「接尾辞」のある単語が出てきた時に、その語源を調べてイメージするというやり方です。

関連付けて他の単語を覚えたり、すでに知っている単語のイメージをつなげて覚えるのに使っています。

 

辞書的な使い方がちょうど良いみたいです。

 

単語を調べたついでに他のところも読んで「へ〜」と眺めています。

 

 

ネット上に同じような「語源」を載せてくれているサイトがあります。

gogengo.me

 

 『英単語の語源図鑑』よりも単語数が充実していますし、見やすくて使いやすい、とてもありがたいサイトです。

 

しかし、イラストが付いている『英単語の語源図鑑』の方が、今のところ長男にとって使い勝手が良いようです。

イラストがある方がイメージ出来て覚えやすいのだとか。

 

そのうちイラストが必要なくなれば、「Gogengo!」のサイトも活用していこうと考えています。

 

 

長男の英語学習、『Core1900』もぼちぼち進めています

 

ところで、英語版「ガンダム」で進めている長男の英語ですが、また『Core1900』もゆる〜く続けていくことにしました。

 

英語版の「ガンダム」って、英検の準1級どころか日常生活で使うことないぐらいのレベルの単語がちらほら出てくるのです。

( ̄▽ ̄;)

 

insubordination 【主な意味】不従順、反抗

とか出てくるわけです。

アニメでは命令違反的な意味で使われていました。

 

"insubordination"って絶対日常で使わない単語だよね

え、これは使うかもしれないよ。"atrocities" (残虐行為) は使わないと思うけどね

 

えっ!どんな状況で?

((((;゚Д゚)))))))

 

"insubordination" を日常で使うって、どんな状況に身を置くつもりかと心配してしまいました。

 

そして、そんな小学生男子、

こういった単語はカッコイイらしく、嬉々として覚えるのですよねぇ…。

(ーー;)

 

とにかく、

"insubordination" も "atrocities" も英検1級以上だし、せっかく覚えても日常ではまず使わないし、『Core1900』も少しづつやっていこうね、という話になりました。

あくまでゆる〜くですが

 

偏った語彙だけ得意になりそうな長男ですが、

本人はまだ飽きずに英語で「ガンダム」を観ているので、引き続き見守っていきたいと思います。

( ̄▽ ̄;)