ワークショップに魅かれて購入したワールドワイドキッズ(WKE) ですが、
我が家なりに楽しく取り組みました。
今回は、我が家でどのように活用したのかまとめてみました。
かなりゆるい取り組み方ですが、少しでも参考になれば幸いです。
WKEってどんな教材?
ワールドワイドキッズ(WKE)は、ベネッセが開発した幼児英語教材です。
対象年齢は0歳〜6歳。
ステージ0から6まであり、ステージごとにレベルアップしていきます。
我が家が購入したのは2010年、長男が1歳の時です。
当時はステージ0がなく、ステージ1から6まででした。
WKE 我が家での使い方
ステージにはこだわらない
WKEはステージ1から6まで、段々とレベルアップしていく作りです。
しかし、1歳の子供にはそんなの関係ないんじゃない? という思いから
DVDはステージ関係なく適当に見せていました。
教材に取り組みはじめた当初は、ステージ1から順番に取り組んでいました。
というのも、
WKEでは教材のお届け方法を「定期的」か「一括」か選べるのです。
私はとりあえず「定期的にお届け」を選択したので、順番に取り組む形になりました。
定期的なお届け方法を選択すると2ヶ月ごとに次のステージが届きます。
なので、届いたステージを2ヶ月かけて進めていけば良いのか、と考えていました。
しかし、ステージ2まで進めた時に、
これ(2ヶ月ごとに届けてもらう)って意味あるの? と疑問が生じます。
定期的にお届けしてもらっても、2歳で全ステージが届きます。
長男が1歳後半にステージ4が届く予定になるのですが、教材に取り組める気がしません。
ステージ4〜6は幼稚園児レベルを想定されているので、DVD以外の教材は1〜2歳児にはまだ使えないものばかりなのです。
かといって、
対象年齢になるまで届いた教材を眠らせておいて、年齢にあったステージだけに取り組むのも違う気がしました。
せっかく買った教材を使わないなんて、もったいない!
それに日本語に置き換えて考えると、生活の中で自然と言葉を身につけるなら
レベルを気にしなくてもいいかな、と思ってきました。
1歳はここまで、2歳はここまで、なんて
日本語を選別して子供に使いませんよねぇ。
日本語で親が子供に語りかける時に、
「この単語だけ使って、この言い回しだけ使おう」なんて面倒すぎます。
2ヶ月かけて一つのステージに取り掛からなくても良いんじゃない?
という気がしたので一括お届けに切り替えました。
ステージを気にせずにいっぱい英語に触れさせよう!
そして一通りステージ順にDVDを見せ終わった後は、適当に子供が見たがったDVDを流していました。
おもちゃは年齢や興味に応じて出していきましたが、絵本はステージに関係なく読み聞かせていました。
3歳ぐらいまでは親も一緒に遊ぶようにした
正直、面倒だと思うこともありましたが、遊びたがったおもちゃは出来るだけ一緒に遊ぶようにしました。
ステージごとに付属している「ペアレンツガイド」を参考にして、英語で語りかるようにもしていました。
この「ペアレンツガイド」には、ステージごとの取り組み方がわかりやすく書かれています。私のように英語が苦手でも大丈夫なアドバイスも豊富です。
ガイドに沿った取り組みをきっちり行えば、かなりWKEを使いこなせると思います。
しかし、私が頑張ったのはせいぜい子供が3歳まで。
頑張った、といっても子供が遊びたがった時に一緒にやった程度で「ペアレンツガイド」通りこなしたステージはありません(汗)
それでも子供とこんな風に遊んだな、とか、こんな英語のやりとりをしたな、という
私の中で「それなりに頑張った」感はあります。
何より子供に語りかけることで、自分の持っていた英語への抵抗感が少しだけ減ったのは、私にとっての大きな成果です。
ただ、やっぱり苦手は苦手なようで、英語の語りかけで練習した子育て英会話のフレーズも、使わなくなった今はすっかり忘れてしまいました…。
子供の反応
子供がWKEを好きになるかは、高額教材ですから、かなり気になるところです(私はそうでした)。
ここは、さすがベネッセです!
うちの子供たちは夢中になってくれました。
「こどもチャレンジ」のしまじろうを生み出したベネッセですから、はじめる前から子供の興味を引く作りなんだろう、と期待はしていました。
我が家は「無料お試し教材」を試しただけで、説明イベントの類には参加せずに購入を決めました。
子供の「お試し教材」に対する食いつきがかなり良かったので、「これはいける!」と踏んでの決断です。
実際にWKEをはじめてみると、子供の英語と日本語の使い分けが出てきました。
2歳頃は日本語と英語を混ぜることが多かったのですが、3歳ぐらいになり日本語も英語も発話がそれなりに出てくると、使い分けが明確になっていきました。
例えば、日本語のおもちゃ(アンパンマンなど)には英語を使わないのに、
WKEのおもちゃには英語を使って遊んでいました。
ワークショップの参加は3歳になってから
私がWKEを購入した目的でもある、ワークショップ(体験イベント)には受け応えが出来るようになった3歳から参加しました。
ワークショップとは、ステージごとに開催される、ネイティブ外国人との交流イベントです(50分 ¥2200)。正規購入した会員で、1歳〜6歳の未就学児が参加可能です。ステージ0は0歳6カ月~2歳未満で参加費も異なります。
ステージ1が人気が高く、毎月何度も開催されています。ステージが上がるごとに開催する頻度が減っていきます。
長男はステージ1から6まで全て参加しました。
ワークショップは子供が楽しめる内容で、うちの子供たちはいつも喜んで参加していました。
ステージごとに、
年齢に合わせた、歌あり、ゲームあり、絵本あり、と内容も盛りだくさんです。
就学前に参加するステージ6のワークショップで卒業になります。
ステージごとの内容は毎回同じです。
我が家はなんとなく、
3、4歳の頃にステージ1〜3を、
5、6歳でステージ4〜6に参加しました。
しかし、司会の外国人の方は簡単な英語でゆっくり話してくれるので、ステージ後半でも難易度は高くないと思います。
実際、次男は長男と一緒に3歳の時にステージ6に参加しましたが、なんとかなっていました。
私はアウトプットの場として、このワークショップを活用しました(次男は今も活用しています)。
年に数回ですが、3歳から6歳までの間にそれぞれのステージを2回ずつ参加したので、12回は参加しました。
今年度で卒業する次男には、これからステージ5と6を受けようと考えています。
きょうだい会員権がある
WKEは購入と同時に子供が会員になり、6歳で退会になります(小学校に上がる前の3月まで)。
我が家の場合は長男が会員です。
次男は、会員の兄弟としてワークショップに参加できていましたが、長男が退会してしまうと参加できなくなってしまうのです。
長男が退会した後も、次男が引き続きワークショップに参加するためには「きょうだい会員権」を ¥6600 で購入するシステムがあります。こちらを購入すれば次男が6歳まで会員となります
私は長男が卒業と同時に、次男に「きょうだい会員権」を購入しました。
長く使えたWKEは、我が家にはお得な教材だった!?
実際のところ、私が「WKEに取り組んだ」といえるのは子供が3歳までです。
あとは子供が見たいときにDVDを見て、遊びたいときに教材で遊ぶ感じでした。
ワークショップに参加する前に、そのステージのDVDを見せる程度です。
長男が幼稚園に入園して日本のTV番組にハマるまでは、WKEのおもちゃで遊ぶことが多かったです。
DVDを流すとおもちゃを出してきて遊んだり、1人で英語の絵本を読むこともありました。
次男が2歳になると、長男と2人でWKEのおもちゃで遊ぶことも増えました(たまに英語の会話が出るくらいで、日本語で遊ぶことが多かったのですが)。
次男が年長になった今、ほとんどWKEを見ることはなくなりました。
正直使いこなせなかった教材もありますが、
私の感触としては十分活用できたと思います。
英語が苦手な私が、英語育児をはじめるのにちょうど良い教材でした。
ついに次男もWKE卒業です。
最後のワークショップを、親子で楽しんできたいと思います。