長男が小2になった頃、あれ?発音がカタカナっぽい?
と感じることがありました。
英語を日本語の発音に直して話している、みたいな。
せっかく英語の発音がそれっぽかったのに…、
このままでは今までの私の苦労が… 。
と、それまでの英語育児の苦労を思うと、何とかしなければ!と対策を考えました。
それでも私のカタカナ英語よりは、ずっと上手に発音できているのですけどね。
そこで取った対策
長男の英語の発音やイントネーションを改善するためにやったこと
英語の本(『Frog and toad』の A List を使いました)のCDを聞きながら
- ワンフレーズづつリピート
- 本文を見ながらシャドーイング
- 本文を見ないでシャドーイング
- 本文を見ながらオーバーラッピング
1〜4の順に繰り返しました。
1. ワンフレーズづつリピート
まず、ワンフレーズ聞かせたら止めて後から真似をさせます。
親は止めたり流したり面倒です。
2. 本文見ながらシャドーイング
1がひと通り終わったら、次はシャドーイングです。
シャドーイングというのは、英文を読んでいる音声のあとを、まるで影(shadow)のように追いかけていく読み方です。シャドーイング - Wikipedia
これは本人が慣れるまで大変でした。
どうしても文字を追って読んでしまうのです(そりゃそうです)
「聞きながら読みなさい!!」なんてついつい怒っちゃったりして、自分が出来ないのにダメな母です(反省)。
そんなややスパルタちっくなやりとりもありつつ(汗)、なんとかひと通りシャドーイングを終えたら次のステップです。
3. 本文見ないでシャドーイング
次は本文を見ずにシャドーイングをします。
子供ってすごい!
出来るようになるんですねえ。
だんだん本人の調子も乗ってきて、楽しそうにシャドーイングしていました。
(私は出来ないので、ただ感心するばかりです)
4. 本文見ながらオーバーラッピング
最後は音声に合わせてオーバーラッピングをします。
オーバーラッピングとは、シャドーイングとは違って音声に合わせて同時に読んでいくことです。
ここまでくると、明らかにカタカナっぽい発音は抜けています。
この1〜4の流れを、チャプターごとにこなしながら読み進めていきます。
このシャドーイングとオーバーラッピング、効果はいろいろ言われておりますが、
うちの長男の場合、発音、音の変化、イントネーション、をつかむことを目的にやってみました。
これは英語のトレーニングです。
英語で会話をした時に聞き返されるような発音ではマズイ、幼少期は発音が良かったのにもったいない、と思ってやってみました。
私は英語ができないので、こういった本のCD音源はフル活用します。
この行程を繰り返して1話読み終えると、長男の英語の発音は改善していました。
英語の習得は一進一退
普段は、まったりゆる〜い我が家の英語育児ですが、
今までの積み重ね=私の努力ですから、
そこは無駄にさせない!とやる時はやります(苦笑)
子供の英語習得はとても早いです。
でも、その分忘れるのも早いのです。
私は日中仕事をしているワーママなので、なかなか時間を作るのも大変です。
うっかりすると子供が英語を忘れてきている、なんてことがあります。
私が仕事に復帰してからは、毎日ちょっとでも子供たちの英語の時間を作ろうと、
寝る前に英語の本を読むことを定着させています。
この長男の音読練習も寝る前の10分間、約1ヶ月ほど続けて行いました。
最近は、英語習得には多読と暗唱、とよく耳にしますが、我が家はやっていません。
やった方が良いんだろうな、とは思っているのですが。。。
日々の生活の中に10分、20分の英語タイムを確保するのが精一杯なのです。
この時に読んだ『Frog and toad』の音声はこちらにあげてあります。
少しでも発音が気になっている方の参考になれば幸いです( ´▽`)