お正月休み、いかがお過ごしでしょうか。
私は元日から家族で実家にお泊まりです。
お正月番組を観たり、みんなでゲームをしたり、のんびり楽しい時間を過ごしています。
そんなわけなので、子供達はすっかり遊びモード継続中。
冬休み中に次男のワークを進めて、長男の英検対策をする!
と決めていたはずが、全く進まず(汗)
進まないどころか、冬休み中に出来る気がしません…。
子供達の荷物には、しっかり英語の本とワークも入れておいたのですが、開くことなく自宅に帰ることになりそうです。
私自身の、幼少期の英語体験
子供達の英語学習は手付かずな状態で過ごしているわけですが、
ここで私自身の話をしようと思います。
というのも、実家で英語育児の話題になったのですが、
その時に母から、
「あなたも幼稚園は英語のところだったのにね(ニッコリ)」
という一言が…。
( ̄◇ ̄;)
そうなのです。
全く英語ができない私ですが、
幼児期は英語に力を入れた幼稚園に通っていたのです…。
とは言っても「完全英語のプリスクール」ではありません。
キリスト教系のモンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園だったのですが、園長先生と、保育の補助をしてくださっていた2人の神父様が英語圏の外国の方だったのです。
入園した年少の頃から、毎日のように英語の歌を歌い、アルファベットの学習あり、簡単な英語の絵本を読んでくれる時間ありと、なかなか英語教育熱心な幼稚園でした。
お遊戯会では、英語の寸劇もありました。
短いセリフでしたが頑張って覚えた記憶があります。
ちなみに当時覚えた英語の歌は、全部覚えているわけではありませんが、今でも歌えるものもあります。
そうやって私自身、身をもって幼少期の英語学習を体験していたのです。
結局、幼稚園での英語の時間で得たもの
そんな「英語」に毎日触れられる幼稚園で3年間を過ごした私。
幼稚園を卒園する頃にはアルファベットの読み書きは出来ていたと記憶しています。
りんごや犬など、簡単な単語をいくつか知っていました。
英語の歌も何曲か歌えました。
その後、
英語が得意になることもなく、
特別好きになることもなく、
英語に苦手意識を持った大人になってしまいました (涙)
幼稚園での英語の時間は、とっても楽しかったのを覚えています。
今でも歌える英語の歌があるのは、自分でもなんだか嬉しいです。
残念なことに私は「英語耳」にならず、発音もいまいちで成長してしまいました。
私には同じ幼稚園に通った兄がいますが、兄も英語は全然です…。
この体験で得た事といえば「この程度で英語は習得出来ない」という教訓でしょうか。
( ̄▽ ̄;)
英語に関して他にしていた事
私の両親は、教育熱心という事は全くありませんでした。
英語に力を入れていた幼稚園に決めたのも「自宅から一番近い幼稚園だった」のが理由です。
あと園の制服が母親好みだったから
せっかく幼稚園で英語を覚えたから、という理由で
兄と私は小学校に上がってから週1で英会話教室に通いました。
兄は小6まで、私は小2まで通ったのですが、英語は全然ダメです (涙)
私は兎も角、 兄は小6まで通っていたのに英語が得意にもならなかったっていう…。
他にも、英語の本や知育おもちゃが家にありました。
英語の本も知育的なおもちゃも、親が一緒に取り組むようなことはなく、ただ置いてあるだけ。。。
子供が自ら遊んだところですぐに飽きて、そのまま放置されていた気がします…
( ̄▽ ̄;)もったいないですね…
この体験を踏まえて分かったこと。
いくら幼少期に毎日英語に触れていたとしても、量がモノをいうという事ですね。
そして、子供に習得させたいことは幼児期は特に、親が一緒にやる!
幼稚園の中でちょっと英語の時間があるぐらいでは「英語耳」にもならないのです (泣)
そして、英会話教室に通い続けても週1では全く意味がないのです (泣)
・゚・(ノД`;)・゚・
思えば、言葉を習得するのに何は無くとも時間と量は絶対必要なんだ!と、私自身が身をもって知っているのですよね。
だからこそ、子供達の英語育児につながった気がします。
ちなみに、通っていた幼稚園がモンテ園だったことも大人になってから知りました。
子供の幼稚園選びの時にモンテッソーリという言葉を知ったぐらいで、自分が通っていた園がそうだったとは知りませんでした。
両親ももちろん、知らずに通わせていたのでした。
私「私の通っていた幼稚園てモンテッソーリだったんだね」
母「モン?何?幼稚園は〇〇幼稚園よ。そんな知らない名前じゃないわよ」
…
知らず知らずに幼少期からいろんな経験を積ませてもらったのだなと、大人になってから気がつくことが多いです。
英語育児の考え方や取り組みは、私自身の経験が反面教師的に活かされていますが、それも両親が与えてくれた環境のおかげです。
親になって分かる両親のありがたみ。。。
結局、「全然身にならなかったよね〜」と笑い話にしながらも、子供のことを考えて環境を与えてくれていた両親には感謝しかないな、としみじみ感じたお正月なのでした。