まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーです。おうち英語とゆる〜い育児がメインの雑記ブログ。2025年に高校受験する長男のことなども。

小学生の自学ノートを考える 〜究極の自学ノートとは

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前回「小学生のノート術」についての続きです。

www.pandamama-eigoikuji.xyz

 

今回は小学生の「自学ノート」についてまとめたので、ご紹介したいと思います。

 

子供達が通う小学校でも、「自学ノート」の課題があります。

長男の時は小3から始まり、毎日1ページ以上取り組まなければならず、とても苦労しました。

 

何をすれば良いのかのネタ探しが大変なのです(−_−;)

周りに聞くと、漢字や計算、日記が多い印象です。

 

次男は、小1で自学ノートが配られました。

「もう自学ノート?」と驚いたのですが、週末に日記を書けば良いということで、そのまま2年生も継続して取り組んでいます。

 

 

小学生の「自学ノート」我が家の取り組み

 

自学ノートとは、文字通り「自分で学習」するノートの事で、特に決められた課題はなく自由に好きな事を学習してまとめます。

 

はじまった当初は、本当に毎日の学習ネタに困っていました。

 

長男がScratchのプログラミングにハマった時は、それを自学にして取り組みました。

子供は喜ぶし親は楽だし、小3はそれで乗りれた感じです。

今思えば、この時が一番「自学ノート」を活用できていたかも?と思います。 

 

小4になると、プログラミングをしている時間が取れない程、習い事と塾の勉強に追われる日々でした。

時間がなかったので、自学ノートに塾の宿題をそのままやって提出していました。

塾は夏休みで辞めてしまいましたが、あの頃は忙しくて自学に時間を割く余裕がありませんでした(⌒-⌒; )

 

塾を辞めた後は、英検の受験時期には自学ノートを英語の学習に使ったり。

 

振り返って見ると、割と自由に自学ノートを使っていました。 

しかし、小3の時はプラスαの学習として自学ノートを活用できていたように思いますが、小4からは「とりあえず1ページ埋める」のが目的になっていましたね。

 

 

自学ノートとは

 

そんな反省点の多い我が家の自学ノート。

せっかくなら学習に生かしたいなと考えています。

 

自学ノートの上手な活用法って何だろうと思っていたら、

これぞ自学!という、自学ノートを極めた、すごい方がいらっしゃいました!

 

梅田明日佳くん

 

www6.nhk.or.jp

小3から中3までの7年間、ずっと自学ノートを続けた梅田明日佳くん。

fin.miraiteiban.jp

 

自学ノートって積み重ねなんですね〜…。

 

少しだけ梅田くんの自学ノートの中身が紹介されていますが、思わずじっくり読んでしまう面白さ。絵も丁寧に描かれていて上手です。

 

自学ノートについて書いた作文が「子どもノンフィクション文学賞」の大賞を受賞したそうで、やはり魅力的な文章を書かれるのだと思いました。

 

そして梅田くんのが自学ノートについて言っていた、自学とは「単に好きなことをして『学んだ』と言っていいこと」、という言葉に納得させられました。

 

確かに、自学は遊びの延長として、自分がやりたいことを楽しんで良いのですよね。

単に好きなことでも、ずっと続けられるっと凄いことだと感心します。

 

梅田くんの「自学ノート」がまとまった本も出版もされています。

ぼくの「自学ノート」

梅田 明日佳 (著)

単行本 – 2020/7/15

 

 

小学生の究極の自学ノート図鑑

 

梅田くんは自学ノートを極めてるな〜と思っていたら、

 

「究極の自学ノート」という本を発見しました。

 

 「小学生の究極の自学ノート図鑑」

森川 正樹 (著)

単行本 – 2020/4/15

これまた「究極」と言える自学ノート。

 

「図鑑」とある通り、小学生の自学ノートが多数掲載されています。

本当に見応えのある凄いものばかりです!

 

小学館のHPで試し読みが出来ます。

shogakukan.tameshiyo.me

「見るだけで自学力がつく自学ノートの手本!」とあるように、見るだけでワクワクしてくる作品群。子供の学習意欲を高める起爆剤になるかも?な1冊です。

 

梅田くんのような自学ノートも究極だと思いますが、こちらもまた究極ですね。 

 

この本の紹介に、「主体的・対話的で深い学び」の一端を担うのが自主学習とあり、なるほど〜と思いました。

自分本位ではない学びの仕方も大切なんですね。

これは全く意識していませんでした(^^;)

 

梅田くんも、「人に読んでもらうことを意識して自学ノートを書いている」と言っていました。

字を丁寧に、レイアウトを見やすく書くことも一つの学習なのですね。

 

 

秋田県東成瀬村の「自学ノート」

 

そして、全国学力テストでトップを走り続ける秋田県東成瀬村の「自学ノート」も有名です

ddnavi.com

こちらの自学ノートの取り組みで参考になったのは、書き方のルール。

 

(1)日付(◯月◯日)を書く

(2)取り組む内容を書く

(3)取り組んだ時刻・時間を書く

(4)めあてを書く

(5)振り返りを書く

 

 この5つのルールに則って自学を進めるというもの。

 

特に「めあて」と「振り返り」を書くのは良いなと思いました。学習で意識することが明確になるのは、子供にとって取り組みやすい気がします。

 

 

「自学ノートを極める」とまではいかなくても、自学ノートに取り組むことで子供の探究心を育てて行けたら良いですね。 

まずは人に見せることを意識したノート作りからかな、と思いました。