ついに、小学2年生の次男が歯列矯正を開始することになりました。
「マイオブレース」という、マウスピースを使った矯正法です。
子供の歯列矯正に対しては、もし必要な場合は絶対にしてあげよう!と心に決めていました。
私自身は20歳を過ぎてから成人矯正を経験しました。
ワイヤー矯正を約3年ほど体験し、その辛さを知っているので、子供達に歯列矯正が必要になったら「マウスピース矯正でできたら良いな」と漠然と考えていたところがあります。
子供達の歯科検診でお世話になっている歯医者さんにも、歯列矯正の相談をしていました。
そして、ついに半年ほど前に歯科の定期検診に伺った際、
「長男くんは歯並びに問題はなさそうだけど、次男くんは矯正をするなら早いうちに矯正歯科に相談した方が良いです」
と言われ、相談に訪れた先で「マイオブレース矯正」を提案されたというわけです。
マイオブレース矯正法とは
筋機能矯正装置と呼ばれ、口腔筋を鍛えながら正しい歯並び・咬み合わせへと導く歯列矯正法です。
自立型矯正と言われ、後戻りがしにくいと言われています。
この矯正法は、歯が生え変わる頃の子供しかできないそうです (公式サイトでは5〜15歳が対象となっています) 。
ワイヤー矯正に比べて費用がお安めなのも決め手になりました。
ただし、ワイヤー矯正のように綺麗に歯並びが揃うわけではありません。
あくまでも周りの筋肉を鍛え、歯茎に沿った歯並びに導くもので、その後ワイヤー矯正などが必要になる場合もあるそうです。
次男の場合はマウスピースである程度は綺麗に並ぶ見通しのようです。あとは本人がどこまで求めるか、とのお話でした。
本人が美を追求する場合は、大人になってから自分のお金でやってもらうことにします( ̄▽ ̄;)
第一段階として柔らかいタイプのマウスピースを渡されました。
コレです。
まずはマウスピースに慣れるところから。
意外と大きい?と感じました。
1日のうち、日中1時間と就寝中に必ず装着します。
注意事項としては、
- シリコン素材なので強く噛みすぎると切れる
- 装着中のおしゃべり禁止
- 口は必ず閉じる
- 舌を置くポジションに必ず舌を置く
など。
実際に装着してみて
装着をはじめて1週間は、口周りの筋肉がまだ弱いこともあり、慣れるまでが大変だとお医者さんから説明を受けていました。
確かに、次男がマウスピースをはめると見た目が苦しそうで、大丈夫かなと心配になります。
あまりに次男が大変そうだったので、装着中はテレビやゲームOKにしました。
初日こそ30分でギブアップしたものの、2日目からは1時間楽々クリア。
「もっと着けてるからゲーム時間延ばして」などと言い出す余裕ぶり。
( ̄◇ ̄;)
延ばしませんけどね、ゲーム時間。
寝る時の装着も初日は大変でした。
口が疲れる、寝れない、と何度も起きてきて、
「マウスピースは口にはめるだけで、噛まなくても力を入れなくても良いんだよ」
と説明しても上手くできない様子(ーー;)筋力が弱いということでしょう。
次に起きてきたらマウスピースを外して寝かせようと思っていたら、そのまま寝ていて一安心しました。朝には口からマウスピースが外れて転がっていましたけど…。
それも2日目からは何事もなく眠れるようになり、朝まで装着できている時があったりなかったり。
3日目の朝には
「歯が痛い…」
と、朝ごはんを食べるのも辛そうなことがありました。
帰宅後に聞くと、痛みはすぐに引いて給食は問題なく食べられたとのこと。
その後も朝は「ちょっと歯が痛い」と言いますが、耳なしの食パンなら問題なく食べられています。
徐々に装着に慣れるそうなので、最初は1日15分でもはめることを目標に、毎日続けることが大切。
焦らず励ましながら進めていこうと思います。
私としては、次男がマウスピースをはめている1時間、とても静かな時間が訪れるようになり、早速この矯正法の利点を感じています( ̄∇ ̄)
舌や筋肉の使い方を直し、呼吸や姿勢を正して自分の力で歯並びを改善させる、 という歯並びの悪い原因に根本からアプローチする矯正方法が気に入ってはじめたマイオブレース。
歯並びのために、自力で頑張れ〜
(*´ー`*)