長男がアガサ・クリスティにハマっている影響もあって、私も最近ミステリ小説を読みました。
人気ミステリ作品『カササギ殺人事件』
アンソニー・ホロヴィッツの『Magpie Murders』です。
といっても、私が読んだのは日本語翻訳版の『カササギ殺人事件』の方。
洋書売り場で平積みで紹介されている『Magpie Murders』が目について、日本語版を手にとって帰ったというわけです。
( ̄▽ ̄;)
ベストセラー小説というのはもちろんですが、
アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!
という紹介文にそそられました。
日本語版だと上・下巻の2冊に分かれております。
「カササギ殺人事件」(上・下)
1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは…。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。余命わずかな名探偵アティカス・ピュントの推理は―。
と、一見普通のミステリ小説なのですが…。
まだ未読で興味のある方は、ネタバレや余計な情報なしで読まれる事をオススメします。
『Magpie Murders』の英語レベルと、その他ホロヴィッツ作品
原書の英語レベルはどのくらいかというと、英検だと準1級レベルだと思います。
Lexile指数は分からなかったのですが、750Lぐらい?かなぁ。
ただし、『Magpie Murders』の内容はだいぶ大人向け。
面白かったら長男に原書を薦めてみようと思っていましたが…。
σ(^_^;)ちょっと違うかなぁ
そうしたら、アンソニー・ホロヴィッツが書いたヤングアダルト小説を見つけました。
「Alex Rider」シリーズ
Lexile指数 670L
こちらジュニア向けのシリーズですが、007さながらの本格スパイ小説らしいです。
全12巻出ている大人気シリーズらしく、すでに映画化もTVドラマ化もされていました。
映画はAmazonプライムで視聴できます。
「アレックス・ライダー」(字幕版)
TVドラマは「U-NEXT」独占配信らしいです。
さらに日本語翻訳版も出ています。
「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズ
荒木飛呂彦さんのスタイリッシュなイラストが、なんとも素敵で目を引きます。
ミステリとはちょっと違いますが、とても面白そうなシリーズです。
長男にはこちらを薦めてみようかな。
Kindleで試し読みしてみて、長男が気に入ってくれることを期待しています。
( *´艸`)
英語が難しいようだったら、映画やドラマから入るのもありですね。
思わぬところから長男に良さそうなシリーズが見つかりました。
他にも、推理小説の定番「シャーロックホームズ」シリーズも薦めようかと、対訳版などをピックアップ済みだったりします。
思えば江戸川乱歩の少年探偵団も面白がっていましたし、ミステリ好きの要素はあった長男。
ミステリ好きの私としては、是非とも長男にこのままハマって欲しくて先走っている感じです。
そして、私も他のミステリ小説が読みたくて、早速次の本を読み始めました。
『カササギ殺人事件』が初アンソニー・ホロヴィッツだった私ですが、次もアンソニー・ホロヴィッツを。
「メインテーマは殺人」
自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は、自分が殺されると知っていたのか?作家のわたし、ホロヴィッツはドラマの脚本執筆で知りあった元刑事ホーソーンから、この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかと誘われる…。
なんと、作者自らがワトソンのごとく事件に関わると。
設定の面白さに興味を惹かれます。
久々のミステリは楽しいです。
事件がどう動いていくのか、種明かしにワクワクする感じがたまりません。
『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
そして、この人気ミステリ小説から思い出した映画を一つ。
小説とは一切関係がないのですが、「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」という映画です。
『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの4作目『インフェルノ』出版の際、海賊行為と違法流出を恐れた出版元が著者ブラウンの同意のもと、各国の翻訳家を地下室に隔離して翻訳を行なったとの実話をベースに作られた映画です。
ベストセラーのミステリ小説、と聞いて思い浮かんだ映画なのですが、ミステリ好きにはオススメできる面白さだと思います。
「U-NEXT」で視聴できます。
ダラダラとまとまりのない記事になってしまいました。
子供達が春休みで落ち着かない毎日ですが、ミステリで夜更かしが最近の楽しみです♪
( ̄∀ ̄)