まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーです。おうち英語とゆる〜い育児がメインの雑記ブログ。2025年に高校受験する長男のことなども。

『成績トップの子の親がしていること』を読みました

f:id:pandamama-ikuji:20230830165213j:image

 

 

中学2年生の長男に対する接し方に悩み、手にした本。

 

『成績トップの子の親がしていること』

 

成績上位5%の子を持つ保護者140名のアンケート結果をもとに、成績上位の子に保護者がどのように関わっている(いた)のかをまとめている本です。

子供も親もいろんなタイプの人がいるけれど、そこにある共通点って、とても興味深い。

 

実は、購入したのは本が出版されて割とすぐでした。

 

SNSで流れてきた情報を目にし、

これは!

と、すぐさまAmazonでポチっと購入。

実はその時に國立先生やさくら個別、「くにたて式」を初めて知りましたσ(^_^;)

 

届いてすぐにザッと目を通しました。

 

読みながら、

「うんうん」「やっぱり」「そうだよね」と、

序章からずーーーーっと頷きっぱなし。

 

成績上位5%の子を持つ保護者は、子供に対してどんなサポートをしているのか、どんな関わり方をして、どのように考えているのか。

そのデータが140名分ですから、かなりの情報量です。

 

特に学年別の話が、今のわが家の状況に参考になる事ばかりで( ̄◇ ̄;)

おかげで中3への心構えもできましたよね…。

 

 

親の関わり方

 

親の関わりって、本当に難しいです。

 

小学生の時は、英語はもちろんのこと、算数と国語に対してもフルサポートしていました。

問題集や教材を用意して、ほぼ私が計画を立てて子供にやらせる感じです。

今の次男がまさにそうで、1日にココまで、と決めた量をやらせています。

大体1週間で終わらせる量を決めて、それを日割りで進めています。

宿題の他に問題を数ページといった量ですが、宿題が多かったり習い事がある日は無しになるので、その辺を加減しながら終わらせています。

そこに今は準1級の英単語もやっているので、なるべく本人の負担にならないように考えています。

 

これは長男も全く一緒で、小学生はフルサポートで勉強させていました。

中学生になったらその経験を活かして、自分で計画を立てて勉強できるようになって欲しいと思っていたのです。

本人達にも常々「中学生になったらこうやって計画して勉強するんだよ」と言い聞かせたりしていました。

 

中学生になっても親が勉強をサポートしているのって過保護かな?と思っていたのですよね。

 

しかし、中学に入ってすぐの中間テストでは、自分で全く計画が立てられずに結局は私がサポートして乗り切りました。

期末試験も同様で、副教科のテストがある分、さらに勉強の仕方が分からないと言うので副教科の穴埋めプリントを作ってあげたりして、

「これって過保護?でも勉強の仕方が分からないなら教えないとできるようにならないし」

とモヤモヤした思いを抱いていたのです。

 

「次からは自分でやるのよ」

と言いながら、テスト1週間前から慌て出す長男の様子に、ついサポートしてしまう…という繰り返し。

 

中学生になったら自分で勉強できるようにならないと!

 

という思い込みが邪魔をして、モヤモヤしていたのですよね。

私自身、親に勉強をサポートしてもらったことなど皆無で、自分でやるしかなかったというのも考え方に影響していたと思います。

 

もう、本を読みながら、まさに目から鱗が落ちる思い。

「な〜んだ、わが家はわが家なりに、子供に合ったサポートをすれば良いのか!」

と、モヤモヤが晴れて、気が楽になりました。

 

ただ、英検に関してはもう、私がサポートできることってほとんど無く…。

ライティングの添削をしてくれる外部の先生を探すぐらい。

あとは本人がその気にならないと、本当にどうしようもないんですよねぇ。

 

 

親と子の関係4タイプ

 

あと興味深かったのは、親と子の関係について。

本の中に、親と子の関係は4タイプに分けられる、と書かれているのですけどね。

要は、親と子がそれぞれに対してベタベタしているかサバサバしているか、ということで、

 

わが家は迷うことなく

「親ベタベタ子ベタベタ」!

 

親はサポートしたがり、子はサポートして欲しがり。

 

まさにWin-Winな関係です(゚∀゚)笑

 

とは言え、反抗期に入っている長男の態度は酷いものだったりします。

サポートはして欲しいのに態度は最悪。

 

これって私のストレスがたまる一方なわけで…(−_−;)

 

で、アンケートによると、

一番多いのが「親も子もサバサバ」タイプらしいです。

 

これはまさにモヤモヤしていた頃の私が理想とする姿。

親は手を出さずに適度な距離で見守り、子は勉強に関して親に手を出して欲しくないというタイプ。

 

その場合、勉強に関しては塾に全て任せるというのがスタンダードに感じました。

 

長男はちょうど、数学だけ通っていた塾を辞めたばかりではありますが、わが家も勉強は塾にお任せという道が実は一番平和かも、と考えてしまいます。

 

よく、思春期には縦(親)でも横(友達)でもない「ナナメの関係」が必要、とか

親でも学校の先生でもない年上の存在が大きい、

などと聞きます。

 

塾の先生とは、子供にとってそういった存在、立ち位置になるのでは?

と考えたりもするのです。

 

今後の定期テストや模試の結果を見て、親子関係のためにも「勉強は塾に全てお任せ」を考えてみようかと思います。

 

 

とにかく成績上位の保護者さん達は凄い!

 

そして、

この本を買って、読むのに一番時間がかかったのがいわゆる「おまけ」の部分。

 

本の購入者は、成績上位の子を持つ保護者140名のアンケート全データPDFをプレゼントという特典があります。

 

そんなプレゼントがついているなんて、本当に有難い。

しっかりじっくり読ませていただきました。

 

これがすごい量で、読むのに結構時間がかかりました。

 

読んだ感想ですが、

とにかく皆さん「情報集め」が凄い!

 

情報を集めての行動力!

 

親がサバサバタイプでもベタベタタイプでも、タイプなど関係なく、

子の成績が良いご家庭では

子をよく観察して、

情報を集めて、

行動する、

という共通点が見えましたね。

 

ここまでしたら過保護?やりすぎ?

なんて考えていた私って、なんて甘かったの!と思いましたもの(苦笑

 

この本を読んだおかげで、私の中でいろいろと吹っ切れました( ̄∀ ̄)

 

中学2年生という中弛み真っ只中の今、

この本を読んで、140名もの保護者さんの生の声が聞けて、救われた思いです。

 

うちの子はこうなのだから、親としてこう関わろう

 

というブレない思いを持って、

今後も試行錯誤を続けていこうと決意したのでした。

 

 

さらに「くにたて式」が気になって、勉強法の本も購入してみました。

 

高校入試に向けて、長男のサポートに役立てていけたら良いな。