まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーです。おうち英語とゆる〜い育児がメインの雑記ブログ。2025年に高校受験する長男のことなども。

英語育児は子供によって様々 〜性格による英語習得の違い

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こんにちは、ぱんだママです。

 

我が家は3歳違いの男2人兄弟です。

 

2人の子供に英語育児をしていて、

常に思うのが「全然違うな〜」ということです。

 

長男と次男に英語育児を行っていると、

兄弟でも英語を習得する過程って違うんだな、と感じることが多いです。

 

もちろん、長男と次男で同じように英語育児を行ってきたわけではありません。

 

次男の幼稚園入園と同時に、

私が仕事復帰したことも大きいです。

 

長男の場合は小学校に入学するまで、

次男に比べて家の中で英語に触れる時間が多かったと思います。

 

次男は夕方から寝るまでの間、

英語に触れるのはせいぜい30分くらいのものです。

 

 

そして、同じ男の子といっても興味を持つものが違います

 

長男は電車や車といった乗り物系が大好きでしたから、

「Thomas」や「 Bob the Builder」をよく見ていました。

 

 

次男は戦隊モノが大好きでした。

長男の時に買い集めたプラレール系のおもちゃではあまり遊ばず、

早い時期から「パワーレンジャー」(英語版戦隊シリーズです)に夢中で、遊びも戦いごっこが中心でした。

 

我が家の息子たちを見ていて、

性格も興味も違えば英語育児も違ってくるんだなと実感します。

 

 

0〜1歳からの英語育児による発語への影響

 

まず、発語の時期ですが、

1歳から英語育児をはじめた長男も、

0歳からはじめた次男も、

同じ時期に日本語も英語も話し出しました。

 

子供は日本語、英語、と区別せずに覚えますから、

話す時も区別せずに「言葉」として出てくるのだと思います。

 

2歳までは英語と日本語を混ぜることがありましたが、

3歳頃には混ぜて話すことはなくなりました。

 

日本語と英語の使い分けが、教えなくても自然とできていきます。

 

私が感じるのは、

0〜1歳から日本語以外の言語に触れているかどうかは、子供の発語に影響しないということです。

 

英語育児をしていると発語が遅い、というような意見も聞きますが、

そんな事はないと思います。

 

子供によって話し始める時期や、

2語文になる時期が異なるように、

言語を習得するにはその子供なりのペースがあります。

 

発語の早い遅いの原因に英語育児が関係しているかは、

我が家では感じられませんでした。

   

 

じっと観察する長男と、すぐに真似する次男

 

同じ時期に日本語と英語を話し出した兄弟ですが、

徐々に違いが出てきます。

 

その違いは長男と次男の性格に関係があると思います。

一番感じるのが「すぐにやるか、やらないか」です。

 

 

子供向けのTV番組で歌やダンスを見ていても、

最初長男はじーっと見ています。

そして、ある日突然一緒に歌ったり踊ったりします。

 

しかし、次男は最初から見よう見まねで歌おうとしたり、踊ろうとしたりします。

 

言葉の習得も一緒なんですよね。

 

長男はじっくりインプットしてから、

日本語も英語も話し始めていた感じです。

単語や言い回しがしっかりしていました。

 

次男はとりあえず言ってみるタイプです。

なんの事をいっているのかさっぱりわからない、

ということがよくありました。

なんの事を話しているのか、

聞き返したり質問したりということが多かったのです。

 

長男の時にはなかったことなので、

しっかり言葉がわかっているのか?と思うこともありましたが、

性格の違いなんだなと納得しました。

 

 

そして、しっかり慎重派の長男は、

度々記事にも書いていますが「英語の発音」が苦手です。

 小学校に入った頃から、英語の音を日本語の音に置き換える?のか、

しっかり音を発音することが多くなりました。

要はカタカナ発音に近付いている感じです。 

 

次男は聞いたままを真似するので、英語の発音が英語に聞こえます。

カタカナ発音だと感じたことは、今のところありません。

 

 

子供の英語発音には歌が重要?

 

この長男と次男の違いは、

歌が好きかどうかも関係している気がします。

 

長男も歌は歌いますが、大好きというほどではありません。

よく聞く英語の歌は覚える程度でした。

 

次男の場合は常に歌っています。

正直、私がうるさいから歌うのやめて!と思う程歌が大好きです。

英語の歌も日本語の歌も、勝手に覚えて歌える歌が多いです。

 

この歌が好きかどうかは英語の発音に大きく影響しているかも?と思います。

 

歌はそのまま音を真似しますから、

聞いた通りに繰り返せばカタカナ発音にならないですからね。

 

 

次男があまりにも歌っているので、

長男もつられて歌を覚えようとする事があります。

 

しっかり慎重派の長男はここでどうするかというと、

まず歌詞を見て覚えようとするのです。

 

歌を覚えたいから歌詞出して

 

歌は聞いて覚えなさい!

 

日本語なら歌詞を見て覚えればいいですが、

これも英語の発音練習だと思って歌を覚えて欲しいなと思います。

 

 

どんどん間違った方がいい!

 

しっかり慎重派の長男は、間違うのが嫌いです。

 

常に正解を出したい性格のようで、

わからない事もなんとか間違えないようにしようとします。

 

また、何事にも自信を持って取り組みたいタイプのようで、

苦手なものを頑張ろうとする様子が伺えます。

 

この性格は、良くも悪くも英語習得にも表れています。

 

先ほどの歌の例でもありますが、

わからないところの歌詞をはっきりさせてから歌いたいのが長男です。

 

すると英語の音を聞かずに自分の発音で歌ってしまいますので、

カタカナ発音の英語の歌になってしまいます。

 

音を聞いただけで間違っていても聞こえた通りに歌ってみる、ということが苦手です。

 

長男には、しっかり文字を見て音を確認しながら、

真似をして行く方が合っているのです。 

歌を歌うのには遠回りだと思いますが、仕方がありません。

 

 

次男はというと、すぐ真似しますから、最初は間違いも多いです。

 

「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の中で歌われている

「This is Halloween」も、次男が勝手に歌えるようになった歌の一つです。

 

最初次男は、この歌の出だし部分

「Boys and girls of every age」を「ボンサンボンサンエブリッエー」

のように歌っていました。

 

私は英語の発音はもちろん、子供の英語を直すことを一切しませんから、

そのまま微笑ましく放っておきました。

すると、何度も一緒に聞きながら歌っているうちに、

Boys and girls of every age のように歌うようになるのです。

 

あれ?いつの間にか直ってる

 

と感心しつつ、

間違って歌っているのも可愛かったなぁなどと思ったりしています(親バカです)

 

 

どちらが英語の習得が早いかといえば、

発音で苦労しなさそうなのは次男ですね。

 

慎重派の長男は、いちいち確認しながら習得していくので、

英語の定着が早いのかもしれないと思います。

 

物事の習得は、トライ・アンド・エラーがあってこそ。

特に子供のうちは、たくさん間違えながら覚えていくものだと思います。

 

いっぱい間違った方が覚えるよ!

と長男には言い、

 

あなたは間違えすぎ!

と次男には言っています…。

 

 

それぞれの子供たちに合った英語育児

 

我が家の場合は、性格の違う兄弟なので、

それぞれ英語育児のやり方も違ってきています。

 

長男は小学校入学頃から、英語の本を音読していました。

TVを見るのも本を読むのも好きだったので、

結構バランス良く英語に触れていた気がします。

 

 

次男はTVっ子です。

メディアがないとやることが無い!と言うほど大好きです。

 

そこは時間を決めて見せていますが、

TVを見ながら好きな歌を歌っているので、まあ良いかなとも思っています。

長男の時は幼児向けのDVDを見ることが多かったのですが、

次男はそれだとつまらないらしく、その辺の違いも面白いです。

 

長男にやったことをそのまま次男にやれば良い、

と思っていた時期がありましたが、すでに違っています…。

 

一番は絵本の読み聞かせに差が出ていますね。

次男はその分歌でインプットできているものなのか?疑問です。

 

これから次男も小学生になるので、本の音読はもちろん取り入れる予定です。

 

とりあえず次男にも、

長男と同じ時期に英検を受けさせてみようかなぁとは考えています。

 

 

しかし兄弟でも、こんなに性格が違うものなんですねぇ。