英語苦手な私は、英検2級を持っていません。
中学生の時に3級を取ったことが、遠い昔の出来事として記憶されている程度です。
そんな私が、2級の受験に向けて子供のサポートをして勉強法を考えていくわけですから情報集めは重要です。どんな受験対策があるのか調べてみました。
一般の英検対策との温度差
英検対策を調べて改めて感じたのは、一般の受験者(この場合は英検2級受験対象としている中高生以上)の方とは重視するポイントのずれです。
当たり前のことかもしれませんが、「英検2級 対策」と検索して出てくる情報は低年齢受験者には当てはまりません。
英検対策としてまず言われているのは、「単語と長文」に重点を置くことです。はっきり「リスニングに頼れない」と書かれている場合もあります。
低年齢受験者に言われている「リスニング頼り」の真逆をいく対策です。
ここで感じる違和感
ようは、低年齢受験者は「リスニング」で点を稼いで、単語は捨てても何とかなる、
一般受験者は逆に「単語」を覚えて点を稼ぐ、「リスニング」はそこそこ出来ればOK、という事なんですよね。
ライティングに関しては先日書いた通り、テンプレートに当てはめて自分の考えが書ければ何とかなりそうです。極端な話、使えそうな例文で字数を稼いで内容がクリア出来れば良いワケです。
英検2級は4技能をクリアしなければ受からない試験、という私の認識は少し違っていたように感じます。
英検に受かる事が目的?
長男は英検2級の合格を目指していますから、もちろん受けるからには合格して欲しいです。
だからといって「受かるためのテクニック」を教えるのは、もったいないと思ってしまいます。テクニックというのは、単語問題よりリスニングに力を注ぐとか、どこに注意して問題に答えるかといった、ただ受かれば良いという対策の事です。
どうせ受験するなら、リーディングとリスニングとライティング、全ての合格基準を超えられるのが理想的だと思います。
まだ小学生ですから、急いで英検2級を取らなくても、と親の私としてはのんびり思っているのも事実です。
もともとの英検を受験するようになったきっかけは、長男の英語がどの程度のレベルなのかを測るためでした。試験を受ける事でモチベキープにもなり、本人の目標にもなっているので、英検を受験した事は良かったと思っています。
しかし「英検○級に何歳で合格」というのが目標ではありませんから、テクニックを教えて合格させようとは思いません。
これが中学や高校、大学受験のために英検○級を取らせたい、といった明らかな目的があったら話は別です。
そうなると英検に合格する事が目的になりますから、どんな策を練っても合格させようとするでしょう。
そんな目先の事情がないうちは、本人のやる気と実力次第。どこまでいけるか、まさに力試しの受験で良いのかなと、英検2級の受験対策を調べて考えました。
それにしても、英検3級の私からみたら英検2級ってすごい事です。
リスニングを強みにできるって、幼少期から英語をやっている事の凄さを改めて感じました。