子供達がガンプラをもらったのをきっかけに、ガンダム熱が再燃しています。
夫が呑気に、
「ガンダムを英語で観れば英検の勉強にもなって、そのまま準1級受かっちゃうんじゃない?( ̄▽ ̄*) 」
などと言い出したおかげで、我が家の英語も方向転換。
長男も乗り気だし、早速「ガンダム」で英語のディクテーションをしてみることにしました。
ディクテーションとは英文を聞いて書き取るという学習法です。
長男が現在取り組んでいる『速読速聴・英単語 Core 1900 ver.4』ですが、
単行本 – 2011/3/10
毎日の音読と、計画通りの復習を続けています。
「環境」「教育」「社会」の記事24本は順番に読んでいきましたが、「政治・国際情勢」のカテゴリーで躓きました。
最初の記事を何本か読んで、
難しいしつまらない。他の読む
と言うので、興味が持てそうな記事を適当に選んで読むようにしています。
小学5年生、政治や国際情勢はまだ難しくて興味が持てないようです。
(⌒-⌒; )
そんなタイミングでの「ガンダム」ですから、本人のやる気も急上昇!
ガンダム好きの次男も巻き込んで、張り切ってディクテーションしてみました。
「ガンダム」のオープニングナレーションをディクテーション
ディクテーションをするにあたり、長男と「まずどこにするか?」と言う話になりました。
「やっぱり最初でしょ!」
と意見が一致したので、まずはオープニングのナレーションからスタートです。
そして、ここでまず確認したのが「英語字幕」。
以前、ジブリ映画でもありましたが、英語音声と英語字幕が別物というのはありがちです。
「ガンダム」はというと、予想はしていましたが字幕は日本語に合わせたもので、英語音声とは別物になっていました。
英語を聞き取ったところで、正解が確認できないのが難点ではありますが(ノД`;)、
子供達もやる気になっていることですし、このままディクテーションに挑戦です。
こちらが第1話のナレーション動画です。Youtubeで見つけたので貼らせていただきます。
Episode 1 "Gundam Rising !"
Opening narration
It is the year 0079 of the Universal Century.
A half century has passed since Earth began moving its burgeoning population into gigantic orbiting space colonies.
A new home for mankind where people are born and raised and die.
Nine months ago, the cluster of colonies furthest from the earth, called Side-3, proclaimed itself to principality of Zeon and launched a war of independence against the earth federation.
Initial fighting lasted over one month and saw both sides lose half their respective populations.
People were horrified by the indescribable atrocities that have been committed in the name of independence. Eight months had passed since the rebellion began. They were at a stalemate.
日本語版ナレーション
「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。地球の周りの巨大な人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。この一ヶ月あまりの戦いでジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々はみずからの行為に恐怖した。戦争は膠着状態に入り、八ヶ月あまりが過ぎた」
今回のディクテーションはPCでテキストに打ち込んでいきました。
打ち込み担当は長男です。
聞き取った英文をテキストに打ち込んで、知らない単語はそのままネットで調べて、スペルや意味を確認しながら進めました。とても便利!
次男はスマホを使って確認しつつ、2人で聞き取った英文を完成させていきました。
字幕でスクリプトが確認できない場合などは、ネットがあると大助かりですね!
上記の英文は、長男が打ったテキストをそのまま貼り付けています。
ディクテーションが合っているかは、調べても分からなかったので^^;
合っている前提で英検準2級レベル以上の使用単語をチェックしてみました。
英検準2級レベル
born
further
mankind
colony
commit
independence
initial
launch
universal
英検2級レベル
orbiting
respective
cluster
proclaim
rebellion
英検準1級レベル
gigantic
federation
英検1級レベル
atrocity
horrified
stalemate
burgeoning
indescribable
principality
調べてみると、冒頭のナレーションに英検1級レベルの単語がゴロゴロ…
Σ(゜ロ゜;)!!
ガンダムって宇宙戦争の話ですからね…。
コロニーとか移民とか独立戦争の話ですから、出てくる単語も難しいものだらけです。
確かにガンダムを英語で観ていれば、英検準1級どころか1級レベルの単語にも馴染めそう。
とはいえ子供向けアニメ作品ですから、難しい単語がずっと続くわけではなく、会話の難易度などは普通だと思います。
ディクテーションをやってみて
ディクテーションをやってみると、なんと次男も楽しかったとのこと。
引き続き長男と次男と、2人でディクテーションに挑戦することになりました。
次男の場合、ディクテーションといっても聞こえた英語を繰り返すだけです。
スマホで確認しながら、後は長男任せなので、気軽に参加できて面白いみたいです。
難しく考えるより、楽しむ事が一番。
ガンダムでディクテーションを始める前に、
「アニメ全話をディクテーションするのは大変だから、ピンポイントで好きなシーンだけやっていこう」
と子供達と話していました。
しかし、実際にやってみたところ、
「やってみたら楽しいから、取り敢えず1話、2話、と続けてディクテーションしていきたい」
と言うではないですか。
まずは第1話を丸っとディクテーションしてみるそうです。
試しに、飽きるまで続けてディクテーションしてみるのも良いかもしれません。
今後もなるべく時間を作って、子供達と一緒にディクテーションしていこうと思います。
子供達が楽しいことが学習にもつながれば、私もストレスがなくイライラが減るので嬉しいです。
(*´罒`*)
名シーンと言われるエピソードなどは、またブログでご紹介するかもしれません。