長男の英語音読について
ちょうど春休みに入った頃、長男は『そして誰もいなくなった [英語版ルビ訳付]』を読み始めました。
「そして誰もいなくなった [英語版ルビ訳付]」
同じアガサ・クリスティー作品の 『オリエント急行殺人事件』が気に入ったので、次も同じ作者の本が読みたいということで選びました。
ルビ訳版が出版されていたのも決め手です。
読んでみて、
『オリエント急行殺人事件』と比べると難しいようです。
ルビ訳が付いているとはいえ、難しい単語や言い回しが多く、頑張って読んでいる感じです。
長男曰く
文章がかなりカッコイイって言うのかなぁ。かっこよすぎて付いていけない感じ?話は分かるけど読むのに時間が掛かる
なのだそうです。
最初の1週間は1日1ページのスローペースだったので、つまらないのかな?と思って
違う本にする?
と何度か確認してしまいました。
σ(^_^;)
しかし本人は
いやいや〜、そういうことじゃないんだよ
と言うので様子を見ることに…。
後半に近づくにつれ、やっとペースが上がってきて、物語を楽しんで読んでいる感じが出てきました。
「4月中には読み終わりたい」
と言っていたのですが、あともうちょっと。
GW中には読み終わる予定でいます。
やってて良かった『でる順パス単』!
読んでいて、長男が
「これ『でる単』で覚えた」「これ『でる単』にあった」という単語がちらほら。
覚えている単語が本に出てくると嬉しいようです。
出てきた文章やシーンで覚えやすくなるので、準1級の単語帳はちょうどいいタイミングだったかなと思います。
もちろん『でる順パス単』だけでは単語数が足りませんが、単語帳と合わせて単語を増やしていけたら理想的です。
ここは気長に取り組んでいきたいと思います。
「でる順パス単」
日本語訳も読みました
読み始めがスローペースだったこともあり、まず日本語訳で読んでおく方がイメージできて良いのではと、日本語翻訳版も用意しました。
『オリエント急行殺人事件』の時は最初に日本語訳を読んだのがきっかけだったこともあり、英語版が難しいながらも読み進められたのです。
以前ご紹介したジュニア版、
「そして誰もいなくなった」
ではなく、用意したのは文庫版の方 (図書館でジュニア版が貸し出し中だったから) です。
読むかどうかは長男の判断に任せることにして、テーブルの上に置いておきました。
すると貸し出し期間ギリギリになって、英語で分かりにくい表現があったから、と読んだのをきっかけにそのまま最後まで読んでいました。
読み終わった長男は、
すごい!今まで読んだ本で一番面白かった!!
と、かなり興奮気味に報告してくれました。
「ママも絶対読んだほうが良いよ!」とお薦めしてくれるほど面白かったようです (私が読んで面白かったから薦めたんですけどね)。
もちろん夫にも薦めていました。
まだ未読だった夫は、長男の「絶対読んだ方が良い!」という熱心さに押されてまんまと読み始めたのでした。。 (私は返却の延長手続きをしましたよ)
夫が読む事になるとは、ジュニア版じゃない文庫の方を借りて良かったかも。
夫はというと、「この歳でアガサ・クリスティを読むとは思わなかった。良いきっかけになった」と前向きな事を言っていました。
一度読んだ後だと分かりやすいのか、長男の英語音読も順調に進んでいます。
そして、
「他のアガサ・クリスティー作品も読みたい!」
というので、また私の独断でオススメをピックアップしてみました。
『そして誰もいなくなった』の次に読むアガサ・クリスティー作品
私が候補に挙げたのは、『アクロイド殺し』と『ABC殺人事件』 です。
どちらも名探偵ポアロシリーズの名作です。
『ABC殺人事件』はジュニア版が出ていました。
アルファベット順に起きる連続殺人事件
つぎの犠牲者が出るまえにポアロは謎をとけるか!?
『アクロイド殺し』 はジュニア版が出ていないようです。
睡眠薬の飲み過ぎで死んだフェラーズ夫人。自殺なのかそれとも?続いて村の名士アクロイド氏が刺殺された。犯人の正体は?シェパード医師が事件とその捜査状況を克明に記録しようとしたが…。
どっちもオススメだから、好きな方からどうぞ
と2冊を並べてみました。
へ〜、じゃあ『アクロイド殺し』から読んでみる
と即決でしたよ。
何か題名に惹かれるものがあってのでしょうか⁉︎
確かに、時系列から見ると『ABC殺人事件』は『アクロイド殺し』の後の事件なので、その選択で良かったのかも⁉︎ (私は時系列とかあまり気にしないで読んじゃうタイプです)。
とりあえずは日本語翻訳版の『アクロイド殺し』を読んでみることになりました。
そして、この流れはまた英語版も読むのか?
と考えて、『アクロイド殺し』の英語版、出来ればルビ訳版がないかと探しました。
そうしたら見つけました!
「アクロイド殺人事件 ルビ訳付き」
ただ、残念ながらこちらは絶版らしく…。講談社ルビー・ブックスが再版してくれる事を願います
(T ^ T)
長男が英語版を読むと言ったら、やっぱりルビ訳付きが良いと思うのです。
古本を探してみようかなぁ…。
相変わらず私の英語育児は先走り気味ですが、本人がやる気になっているタイミングで「どうぞ!」と本を提供していきたいと思っちゃうのです。
お陰で無駄な?洋書もたくさんある気がしますが( ̄▽ ̄;)、洋書集めは私の趣味!と割り切って、気にしない事にしています〜。