子供達の英検受験まであと1週間。
英語育児で感じる英検の良さは、学習してこなかったことに取り組むきっかけになるのはもちろんですが、試験を受けることで英語へのモチベーションが上がることだと思います。
次男の場合、ワークもそれなりにやってはいるのですが、英検3級の筆記正答率は7割ほど。
ここでしっかり3級の学習して、力を付けて欲しいと思います。
あと1週間で一気に取り組んで勢いをつけよう!という狙いもあったり。
(*´罒`*)
ちょうど、次男に良さそうな対策本を見つけたことが良いきっかけになりました。
それがこちら。
「小学生のための はじめての英検3級」
「小学生のための」「はじめての英検」という本の題名からして次男にぴったり!
内容はこんな感じです。(公式サイトの紹介画像より)
この本の特徴は、
難しい文法解説は一切せず、英検によく出る場面ごとに重要フレーズを紹介する
という点です。
文法用語などは学校で習う時に覚えれば良いと思っている我が家に、まさにうってつけ。
イラストも豊富で子供が学習しやすいと思います。
小学生向けに出ている英検3級対策本は、こちらもあります。
「小学生のためのよくわかる 英検3級合格ドリル」
やはり小学生向けということでイラストが豊富です。
公式サイトの紹介画像。
説明が漫画だったり、子供が学習しやすい工夫がされています。
前述した『小学生のための はじめての英検3級』よりも解説が多く、お勉強色が強い印象です。
しっかりお勉強として取り組むならこちらが良さそう。
これら2冊の対策本を本屋さんでチェックした感想としては、
- 学研の『小学生のための はじめての英検3級』は、英検3級程度の英語力がすでにある人向け。音声中心の学習なので、CDだけだとちょっと不便かも。QRコードなど付いていたらさらに便利そう。
- 旺文社の『小学生のためのよくわかる 英検3級合格ドリル』は、3級に向けての学習をサポートしてくれる内容で、解説も丁寧。 文法用語も言い換えるなど分かりやすくしている印象。音声がCD以外で聞けるのも利点。
どちらも小学生を対象にしている対策本なので、難しい解説よりも視覚重視の作りになっています。
子供達の対策本や教材を探す際に、対象年齢に合っているかどうかは重要です。
同じ難易度でも、レイアウトや色使い、イラストの有無で子供のやる気が違ってきます。
今は、子供達のレベルに合った使いやすいワークとしてネイティブ向けの教材をメインに使っていますが、今後日本でもどんどん低年齢向けの英語教材が出版されそうですね。
『小学生のための はじめての英検3級』をやってみる
ひとまず今回は、お勉強色の薄い学研の『小学生のための はじめての英検3級』をやってみることにしました。
勉強嫌いの次男には、それも大切な要素の一つです。
『小学生のための はじめての英検3級』は、3級の内容を確認していく作りになっていて「レッスンページ」「練習問題」「予想問題」、とカテゴリー別に分かれています。
単語のページもあります。
イラストが豊富で分かりやすい。
「レッスンページ」は1レッスンにつき大体1ページで、長文とライティング、面接も含めて59まであります。レッスン57が二次試験の説明、58と59が面接の対策になっています。
ボリュームは少なめで、子供が取り組むのにちょうど良さそうです。内容もリスニングが中心なので感覚で進められます。
「レッスンページ」の合間に「練習問題」が挿入されています。
「練習問題」はこんな感じです。
「予想問題」は1回分の模擬試験になっています。本番同様のマークシートも付いているので、まさにこの1冊で英検対策はバッチリですね。
ただ、会話形式に拘りすぎていて、出題の中にはかなり無理矢理っぽいものがあるのが気になるかなぁ。
σ(^_^;)
まぁ気になったのはそのくらいで、小学生が英検3級を受けるのに、復習とか確認として取り組むにはぴったりだと思います。
実際にやってみると、やはり次男は文法に弱い…。
文法は『English for Everyone』のレベル1をひと通りやったのですが、
何度も繰り返したり、Grammarのワークブックを取り入れないと定着しないですね。
そろそろ、こちらのワークも導入していこうかと思います。
長男が英検準2級の時に取り組んだワークです。
思えば長男も穴だらけで、準2級を受ける際に慌てて対策したのでした…。
英検を受けるための取り組みが、子供達の英語であやふやだった箇所を浮き彫りにしてくれます。
ここで3級の内容をしっかり学習して身につけることで次のステップにつながりますし、好きな英語の本も読めるようになるはずです。
長男は慌てて対策することが多かったので、次男には長男の時の経験を活かした取り組みをしていきたいと思います。