子供達の夏休みの宿題が、やっと終わりました!
我が家の難関「読書感想文」
子供にとっては楽しい夏休み♪
その反面、面倒な宿題がわりと多かったりしますよね…。
ドリル類はさっさと終わらせるにしても、自由研究や調理実習(長男のみ)、自由課題に読書感想文と、意外と盛りだくさん( ̄▽ ̄;)
自由研究は2人とも実験系をやりたがるので、親の手伝い必須な感じです。
我が子の通う小学校は、小3から自由研究が夏休みの宿題に盛り込まれます。小2まではやりたい子だけ提出すれば良かったのですが、次男は小1から自由研究を熱心にやりたがるタイプだった為毎年取り組んでいます。
自由研究とは別に自由課題があり(ポスターとか絵とか作文)、我が家最大の難関である「読書感想文」は最後に残される形です。
難関と言うと大げさですが、最後まで残される宿題というのは面倒なものです。
長男は物語をあまり読まないので毎年本選びに苦労して、夏休みが終わるギリギリに仕上げる事がほとんど。
それでも今年は、とても好きな本があって絶対にその本の感想文を書くと決めていた為、去年までに比べればそこまで大騒ぎせずに済みました。
「朔と新」
長男が選んだのは『朔と新』です。珍しく長男が気に入って何度も読み返している本。
ママンさんのブログで紹介されていて、私も読んでみました。長男にも薦められていたんですけどね^^;読むタイミングがなくて、ママンさんの記事が良いきっかけになりました。ありがとうございます。
感想文を書くにあたっては、
「何をどう書いたら良いのか分からない(; ̄ェ ̄)」
とウンウン唸りながらも、なんとか仕上げていました。
長男はどちらかというと作文は書ける方らしく、先生にも褒められます。
ただ、本人は作文が嫌いらしく(特に読書感想文が嫌いらしい)苦手意識があるそうです。
苦手意識はあっても感想文を自力で仕上げてくれるなら十分です。
今年に限っては、長男に関して言えば、たまに助けを求められる事がある程度で難なく終了。
今年は平和に夏休みの宿題が終わるんじゃない?
などと喜んでいたところ、
今年初めて読書感想文を書くことになった次男に大苦戦( ̄◇ ̄;)!
することになりました。
読解力の不安…
次男はもともと作文や記述問題が苦手です。
本もあまり読みません。
ただ、漫画は読むのも描くのも大好きで、家でもよく4コマ漫画を描いたりしているので、そんなに心配していなかったのです。
しかし、
ここにきて読解力の不安も再浮上してきました。
次男の読解力については以前も書いたのですが、
今回、次男の読書感想文を書くのに付き合ってみて、ますます不安になりました…(ー ー;)
ちなみに次男が読書感想文に選んだのは、大好きな岡田 淳の作品から、『びりっかすの神様』です。
「びりっかすの神さま」
転校生の始は、転入したクラスで背中につばさのある男を目撃する。その男はビリの人にだけ見える神さまだった。やがて、子どもたちは競争や勝ち負けについて考えはじめる。一番になるより大切なことを描いた物語。
次男はこの本に出てくる「びりっかすさん」が大好きです。
何度も学校の図書室から借りていると聞いて、ついに購入に至りました。
何度も読んでいる本なので、「感想文は余裕じゃない?」などと呑気な事を思っていた私…。
次男の国語力を舐めていたと言いますか、
「書けた!」
と本人が持ってきた感想文が、わずか3行!だった瞬間に脱力です…。
「えーと、感想文は原稿用紙3枚書くみたいだよ」
「え!そんな決まりあるの?せっかく書けたと思ったのに!」
そこから、次男の感想文を書くために本についての感想を聞き出す、長~い1日が始まったのでした。
結局、
どうして「びりっかすさん」が好きなのか?
次男が「びりっかすさん」のいる教室にいたらどう思うか?
クラスで印象に残っている子は誰か?
どのシーンが一番好きか?
などを聞き出してまとめるまでが、本当に大変でした(ー ー;)
次男が、
「この時、〇〇くんはこう思ってたよね」
「みんなは、こう思ったからこうしたんだよね」
という事が、私には「???(゚Д゚;)」な事ばかりなのです。
「〇〇くんは本当にそう思ったかなあ?ここにはなんて書いたある?」
「みんなが思ったことはどこに書いてあるか探してみて」
と、いちいち本を読み返して確認する事の多さといったら(つД`)ノ
まる一冊、確認しながら一緒に本を読み返す勢いで感想文に付き合いましたよ。
途中イライラして喧嘩ムードになる事もしばしば…。
読書感想文は親子の仲も悪化させます ( ̄ー ̄ )
まだ小3ですから、本の内容を読み違えていても一緒に確認すれば本人も納得する事が多いです。
しかし、この先はどうだろう…。
読解力と文章力は全教科の基礎だと思っています。高学年で難しくなる前に、しっかり対策をした方が良いかもしれない…。
やはり2学期からは、何か国語の問題集を探してやらせようか…。
何かさせるなら、長男にもやらせた出口 汪先生の問題集かなぁ。
次男は1年生からじっくり取り組んだ方が良さそう。
「論理エンジン」
確かな「国語力」と健全な「思考力」を育てる教材。声に出しながら言語感覚を磨く。物語文・説明文・生活文をバランスよく配置。知識を定着させながら進めるスパイラル方式で楽しく学習できる。保護者用の詳細な指導書・解説書つき。
文章力(作文)を鍛えるなら「ブンブンどりむ」かなと思ったり。
こちらは以前にも検討した事がありました。
作文は書き慣れる事も大切ですから、取り組む事で苦手意識がなくなるかも、という期待もあります。
文章と読解力って難しいですね。
「ここを読んで何でそう思うの?(´⊙ω⊙`)」
と、次男の感想を聞くたびに、「ちゃんと読むって何だろう」と悩まされました。
何度も読んでいるはずの本なのに、あさってな方向に解釈していたりするのです。
次男からは、読み飛ばしたんじゃないだろうか、と疑いたくなるような意見続出。
書く文章も、本を読んだ人にしか分からない書き方だらけで、なんのこっちゃ状態。
しかし大変だったとは言え、今回の「読書感想文」は次男の国語力を知るきっかけになったのは大きな収穫かもしれません。
そんな次男ですが、学校のカラーテストは特に問題なく出来ているのですよねー。うっかり安心してしまうところでした( ̄▽ ̄;)
そして、ここまで付きっ切りで読書感想文に付き合うのは、これが最初で最後にして欲しい…。それぐらい疲れましたが、これって手伝いすぎなのでしょうか?(;´Д`)
自力では進め難い宿題を手伝うのは、本人にとって気付きや考えるきっかけになると思うので、その範囲なら良しと思っているのですが。。
自分で考えて自主的に取り組むタイプなら、付きっ切りで手伝わなくても済むのでしょうけれどね…。
とにかく次男の読解力に不安を感じていた分、ここでテコ入れしておかないと先が大変な気がします。
早めに対策するべく、2学期から取り組ませる教材選びに悩む日が続きそうです。