まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーです。おうち英語とゆる〜い育児がメインの雑記ブログ。2025年に高校受験する長男のことなども。

小学生で英語を身に付けさせるには 〜難化した中学英語に備える

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2020年度から小学校の英語が必修となりました。

小3から英語学習がはじまり、小5からは教科として通知表に評価がつくようになりました。

2018年度から、新しい学習指導要領に基づいた英語教育で混乱がないように、移行措置が開始されました。

 

移行措置が始まった当初から、小学校での英語教育は英会話が中心で文法やライティングは学習しないという基本方針を聞いていました。

これは長男から授業内容を聞いたり、返ってきたテストの内容を見る限り、確かにその通りのようです。

文法は学習していないようですし、ライティングは極簡単なものだけ。主にリスニングに力を入れていてる印象を持ちます。

 

2021年には新学習指導要領が中学校に導入され、高校文法が前倒しで導入された内容となっているようです。

中学でも今までよりもスピーキング力の強化を目指した内容になっているらしく、文法はあまり授業中にやらないとか…。

文法は生徒が自主的に学ぶことになるようで…。

そんなことない学校もあるのでしょうが、我が家の地域ではそのような噂を耳にします。 

 

中学英語の話を聞き、最近ますます小学生のうちに英語をしっかり身につけさせた方が良いと考えるようになりました。

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中学校の英語の難化は言われていた通り、 さらに詰め込み度が高い内容となったようです。

 

小学校高学年からの英語学習に悩んだ時期に『おうちでほぼバイリンガルの育て方』を読みました。

「おうちでほぼバイリンガルの育て方」

主婦の友社 (編集)

単行本(ソフトカバー) – 2019/12/25

こちらの本には、4人の成功者の方の英語育児に関する考え方や取り組みが、凝縮されて紹介されています。

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「小学校高学年は外国語習得に適した時期」、というのもこの本で知りました。 

 

 

小学校英語は英会話からはじめて、その後「文法」を導入するのが理想的だと思う

 

幼児期は英語を英語のまま覚える方が良いと聞きますし、英語育児をしてきた我が家でも実感しているところです。

 

幼少期に身に付けた英語をそのまま活かしていく為には、小学校高学年の取り組みが重要です。

何となく分かる英語をちゃんと理解して使えるようにするには、文法をしっかり定着させる必要があり、その最適な時期が小学校高学年というわけです。

 

外国語習得の流れとしては、

 

まずは耳から(リスニング)

 ↓

次に声に出す

 ↓

音が分かったら文字を読む

 ↓

文字を書く

 

が理想的とされています。

 

小学校から導入された英語教育は、まさにこの流れで学んでいくようです。

その後はやはり文法を取り入れた学習が効果的だと思います。

 

学校でも せっかく小3から英会話として英語学習をはじめているのですから、必修科目となる小5からは少しづつ文法を取り入れて学習を進めて欲しいと考えてしまいます。

というのも、英会話中心で英語を習得していくと、必ず文法の壁に出くわすと思うのです。

ネイティブではなく、英語の環境もない場合は、感覚だけで英語を習得して使いこなすのは余程のセンスがないと困難です。 

 

新学習指導要領が中学校に導入されたことで、今までは英検3級が中学校卒業程度の内容とされていたのが、これからは準2級を中学卒業時点で目指し、高校では英検2級~準1級を目指す人が多くなると予想されます。

楽しく英語に親しむやり方のまま中学英語に突入して大丈夫なのか…。

 

小学生のうちにある程度英語を身につけておくために、文法をしっかりやっておく必要性を感じています。

 

 

小学生に文法用語は使わない

 

今まで我が家でも、『English for Everyone』などで文法に触れてきました。

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その時に気を付けたのは、子供に文法用語を使わない事です。

 

文法用語って、英語を難しいものに感じさせます。

わざわざ難しく感じさせる必要は全く無いですし、それこそ英語嫌いにさせる可能性大です。

 

文法用語を使わずに学習出来る教材というと、今までは『English for Everyone』や、子供がオンライン英会話で使っていた『Let's GO!』のような非ネイティブ向けに作られた英語テキストの他は、ネイティブの子供向け教材が主でした。

 

しかし、先日次男が英検に挑戦する時に見つけた小学生向けの対策本では、文法用語を使わずに文法を説明してくれていて、とても良いなと思ったのです。

 

小学生向けに難しい言い回しを避けて文の組み立て方を説明してくれているので、文法を学ぶために取り入れるのもありだと思いました。

 

「小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル」

小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」 

小学生のためのよくわかる英検3級合格ドリル」 

5級では会話の基本的なやりとりを学び、4級から文法的な文の組み立ての説明が入ってきます。

文法用語は出てきますが、特に無視しても説明があるので問題ないです。

次男の英検受験の時に購入を検討して、結局購入に至りませんでしたが良いドリルだと思いました。

準2級以上があったら良いのになぁ。

 

年齢に合ったテキストや問題集を使うのは、本当に大切です。

日本では英語教育が低年齢化していますから、英検対策本や英語学習のテキストも子供向けのものが増えているのですね。 

小学生向けの対策本は今のところ3級までしか出ていないようですが、英検の低年齢化が進んでいる現状を考えたら、今後は準1級ぐらいまでは出てきそうですね。(というか是非出して欲しいです!)

 

 

新学習指導要領の導入や大学入学共通テストといった、教育の変化についていくのは親も大変です。

今の中学2年生が受験することになる2025年度からは、新たに「情報」という科目が大学入試に追加されるとか。

我が子たちが大学入試を迎える頃には、一体どんな変化が待っていることやら…。

(ーー;)

 

英語は積み上げ教科で時間が掛かりますが、子供の頃から使っていれば楽に習得できる(少なくともリスニングは困らない)という利点もあります。

小学校で使う教科書にはQRコードがついていて、ネイティブ音声が聴ける仕様になっています。

何度も聴いて、真似して、文の組み立てを理解したら、文法で英語を定着させる、という流れが出来ればバッチリですね。

文法を学ぶ際に、市販の小学生向け対策本を活用すると学習しやすいと思います。

 

そういえば、中学校からオールイングリッシュの授業になるという話でしたが、そこはどうなっているのでしょう。

難化した上にオールイングリッシュ、大丈夫なのでしょうかね…。

子供の通う小学校では、ALTの先生が来た時はほとんどオールイングリッシュで、英語担当の先生のみで授業を行う時は音声音源をフル活用(以前に長男が先生役でサポートする事があると書きましたが、この時らしい)ということを言っていました。

 

何はともあれ、小学校で英語の学習がはじまったことが、この先の英語学習で子供たちにとってプラスになれば良いなと思います。