多読の本選びに難航していた長男ですが、
ついに私の念願である『Harry Potter(ハリーポッター)』を読み始めました。
ヾ(o´∀`o)ノ♪
「Harry Potter and the Philosopher's Stone – Gryffindor Edition」
ハードカバー – 2017/6/1
こちらは20周年特別バージョン。
カッコイイ!
我が家にあるのは通常版のペーパーバックです。
英語の多読を意識するようになって、私が勝手に抱いていた目標が『Harry Potter』でした。
目標には掲げていましたが、徐々に物語を読むことから遠ざかっていく長男を見ていて、もう『Harry Potter』は読まないかぁと諦めていました。
ミステリにハマったお陰で多読を続けることが出来ましたが、物語には相変わらず興味がないので、『Harry Potter』にも興味を示さないと思っていたのです。
長男が『Harry Potter』の映画を観たのは、小4〜小5の頃です。
とても面白く観ていたので、
「原書があるから、そのうち読めば?」
と言って本を見せたことがあります。
ちなみに映画は吹き替え版も観ました。
その時、かなり反応が薄かったのです…(つД`)ノ
小6までに『Harry Potter』を読めるようになると良いな♪ と考えていた私は、残念な気持ちになりました。
こればっかりは本人の興味が無いとどうにもならない話ですから、仕方ありません。
しかしここに来て、次に読む本がなかなか決まらず、
「またアガサ・クリスティにする?」とか
「他のミステリにする?」とか
「リーディング教材のエッセイをまた読む?」とか、色々提案してみても反応がいまいちで…、
軽い読み物が良い、というので「グレーデッドリーダー(GR)」を見せても
「う〜ん…」
と唸っているだけ、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー (Back to the Future)』のスクリプトをパート2と3も探そうかと思いを巡らせたりしてた時です。
本棚を眺めていた長男が
「あ、『Harry Potter』だ!読めるかな。まだ難しいかなぁ?」
と自ら興味を示したのです!
予想外のことに舞い上がった私は、
「アガサ・クリスティと同じレベルだよ、大丈夫!読める読める!(*≧∀≦*)!」
と適当なことを言って押しに押して、『Harry Potter』を読むことに決定したのでした。
長男は、読み始めはしたものの、
「読んでみて難しかったら違うのにする」
と言っていたので、途中で辞めちゃうかなぁと思って見ていました。
しかし、
「ちょっと難しい」
と言いながらも4章まで進みました。
これは第1巻は読破するのではないかと、心の中で応援しながら毎日の音読に付き合っています。
『Harry Potter』を英語で読むための「お助け本」
『Harry Potter』は大ベストセラー小説だけあって、英語で読むためのガイドブックも出ています。
「ハリー・ポッター」Vol.1が英語で楽しく読める本
単行本 – 2003/12/1
いちいち辞書を引かなくても、語彙やイディオムが掲載されていて便利な本です。
とは言っても、語彙に関しては日本の高校1年生までに習う単語が80%を占めているそう。
『Harry Potter』はとにかく造語やなまり言葉が多く、背景知識や世界観が分からないと理解が追いつかない部分があり、残り20%は辞書を引いても出てこない単語ばかり。
その残り20%の、日本人には難解だったり魔法の世界を知らないと分からない単語(魔法用語)だったりの解説が主になっています。
実は、我が家には私と夫がそれぞれ買った為に2冊あったりします。
張り切ってガイド本まで用意して原書に挑戦してみたものの、私は途中で読むのを諦めてしまいました…σ(^_^;)日本語翻訳版は読んだのですけど…。
長男にも、
「こんな本もあるから良かったら使ってね ( ̄▽ ̄)♡」
と渡したのですが、今のところ「いらない」そうです。
そのうち役立つ時が来るのでしょうかね。
「オーディブル」もオススメ!
そして、『Harry Potter』は英語の朗読版もオススメです。
今はオーディブルで気軽に聴けるのが利点ですね。
「Harry Potter and the Philosopher's Stone, Book 1」
Audible版 – 完全版
こちらはイギリス版スティーブン・フライによる朗読です。
アメリカ版はジム・デールが朗読しています。
どちらの朗読も素敵なので、イギリス英語かアメリカ英語はお好みで♪
イギリスの話なので、世界観重視ならイギリス英語でしょうか。
我が家はCDがあるのですが、だいぶ前に何も考えずアメリカ版を購入していました。
持っている本はイギリス版なので、朗読もイギリス版が良かったかもと思います( ̄▽ ̄;)
長男が聴きたいというので、
「アメリカ版だけど…」
と言いながら朗読を流しました。本人は全く気にしないらしい。
今はパソコンに入れて楽に再生出来ますが、なんとCDだと7枚組です!
朗読は8時間以上あります。
長編ものはオーディブルの方が聴きやすくて良さそうですね。
久しぶりにネイティブ音声を聴いて音読するという流れが出来て、発音など意識しながら読んでいるようです。
プロの朗読の良さにふれ、英語力も磨いて欲しい。
全部聞きながら音読していたら大変ですが、たまにシャドーイングとか良いかもしれませんね。
長男と相談して、朗読音声も活用していきたいと思います。
『Harry Potter』の英語朗読は世界観に引き込まれる魅力があって、とても良いのです。
自力で原書を読むのは難しくても、本をなぞりながら朗読を聴くだけでも楽しめます。プロって本当に凄い!
寝る前に朗読をかけて耳を傾けるなんて聴き方も良いですね。落ち着いた気持ちで『Harry Potter』の世界を堪能出来そうです。
私は分からない単語が多すぎて、本をなぞりながら聴くのが精一杯ですが…( ̄▽ ̄;)
それにしても、『Harry Potter』の世界を原書で味わえるなんて羨ましいです。
長男が本を読み終えたら、また『Harry Potter』の映画を観ようと企画しています。
最初に観た時とは違った印象になるに違いない( *´艸`)
無事に長男が第1巻を読破し、家族みんなで映画鑑賞するのが楽しみです。