長男の英検準1級対策の振り返りです。
今回はリスニングについて。
英語育児をしているご家庭の場合、
「リスニングは対策なし!」
という話をよく見聞きします。
英語育児に限らず、小学生の英検はリスニングが強みとされています。
リスニングの対策を特にしなくても8割は得点できるケースが多いようで、我が子もそうなる事を願っていました。
しかし我が家の長男は、
リスニングが強みにならない英語育児っ子に育ちましたヽ(;▽;)
リスニングが強みにならない長男
長男には1歳の時から約11年間、ほぼ毎日英語を聞かせ続けてきました。
乳幼児期から英語の音を聞かせるのは、いわゆる「英語耳」を作る目的からです。
英語育児をしていなくても、両親が洋楽好きだったり、常に英語の音が流れている環境だと自然に「英語耳」になると言われています。
個人差があるとはいえ、リスニングはある程度出来るだろうと期待していたのですが…。
英検の準2級あたりからリスニングに不安を覚えるようになり、2級からは何か対策をしないと不味い(ー ー;)という状況になりました。
2級の時は、英作文のために取り組んだディクテーションのお陰でリスニングも聞けるようになったのでした…。
準1級の過去問をやってみると、
リスニング7割
と、まぁまぁな感触です。
何度か回を重ねれば得点が上がるかな?と期待していました。
しかし、一向に得点率は上がらず。
初挑戦の試験本番では
まさかの正答率6割!
Σ( ̄□ ̄lll)
という結果でした。
何とか対策しなくては、と思いながらもリスニングは結局後回し…( ̄▽ ̄;)
試験直前、1週間前から対策スタートというギリギリ状態でした。
リスニング対策には「ディクテーション」!
2級の受験時にディクテーションでリスニングの得点が伸びたので、準1級もディクテーションで対策しました。
準1級のリスニング問題は大問3つで構成されています。
その中で長男が最も苦手なのは大問2。
苦手な分野を克服するためにも、苦手な大問2をディクテーションすることにしました。
朝や夜に少しでも時間を見つけてディクテーションに励んだ1週間。
長男は、
「ディクテーションして言葉が頭に入るようになって、凄く聴きやすくなった!」
と言っていました。
過去問でも8割近く取れるようになり、大丈夫かなぁという思いも芽生えてきました。
結果、英検の試験本番では、
8割越えの正答率!
長男本人の実感としても、
「ディクテーション対策が効いた!」
そうです。
リスニングが苦手といっても、長男は英語育児っ子の小学生なので、コツを掴めば充分に得点率を上げられるのを実感です。
長男は気を抜くと発音もカタカナ寄りになりますから、「音」に対してあまり得意ではないのだろうと思います。
英語育児っ子でも苦手なものは苦手なので、そこは力を入れて取り組まないといけませんね。
英検2級の時に取り組んで、学習効率の良さを実感したディクテーションですが、準1級の際も大活躍となりました。
2級の時はライティング対策として、今回はリスニング対策として取り組みましたが、結局ディクテーションは英語力全体を引き上げる学習法なのだと思います。
今回の英検でディクテーションの良さを再認識しました。
困った時のディクテーション!
ディクテーションはとても効率の良い学習方法だと思います。