中学生になった長男は、高校受験に向けて模試を受けています。
まだ中1なので、立ち位置と習熟度の確認がメインです。
まずはどんな模試があるのかを調べて、レベル感を見るためにお試しで受けてみました。
受けてみた模試の比較など
1学期中に受けたのは次の3つです。
- 全国統一中学生テスト(無料)
- 駿台中学生テスト(有料)
- 早稲アカ首都圏オープンテスト(無料)
せっかく受けたので、感想など記録しておきたいと思います。
「全国統一中学生テスト」については、こんな感じ↓でした。
続けて、「駿台テスト」と「首都圏オープン」を受けました。
時期としては、
5月29日に全統中、
6月12日に駿台テスト、
7月3日に首都圏オープン、
でした。
この3つのテスト、
長男の体感と、私が問題を見た印象だと
「首都圏オープン」→「全統中テスト」→ 「駿台中学生テスト」
の順で難易度が上がる感じです。
(あくまで私感です)
英語の結果から見るテスト比較
長男が模試を受ける際、私が最も注目しているのは「英語」です。
英語育児を続けてきた長男ですから、
「英語は余裕でしょ♪」
な感覚でいたのですが、なかなかそうはいかず…。
どこを間違えたのか、そこが長男の英語の穴になっているのではないか、と気にして見るようになりました。
今のところ勘違いでのミスがほとんどなので、日本語の問題文をよく読むところからです。トホホ…
とはいえ、全てノー勉で挑んでいるので、各テストの比較材料に良いかとも思います。
参考までに、長男の英語の得点と偏差値です。
全統中
以前もご紹介した全統中。
中学生になって初めての全国模試ということで、問題に戸惑ったようです。点数の低さに本人はショックを受けていましたが、良い経験になりました。
駿台中学生テスト
難しいと噂の駿台テスト。難易度が上がるのは中3から、と聞いてお試し受験してみました。
英語の難易度は全統中と同じくらい?の印象です。
問題文を勘違いして、かなり失点しています^^;
首都圏オープン
こちらのテストは長男が3つ受けた中で「一番易しかった」と言っていました。
100点満点中97点だったものの、偏差値は60。
平均点が80点越えという高さも驚きです。
あまり差がつかないテストだったようです。
テスト結果から、受験者人数が多く、受験層も幅広い「全統中」の偏差値は高目に出るのかなと感じます。
「駿台テスト」は受験する層が偏差値上位校志望者と聞いていますので、予想通りそこまで偏差値は高く出ませんね。
「首都圏オープン」は、まだ中学1年で外部受験者が少ないこともあると思いますが、英語の平均点の高さに驚きました。
ちなみに、このテストは早稲アカ主催ですが、早稲アカのトップクラス生は受けないのですよね。
塾に通っていたり模試を受けたりする層は、このレベル(英検4級ぐらい)の英語力は身についているのだと思います。
英語はできて当たり前
長男が受けた英語のテスト内容や結果を見ると、今の中1は英検5〜4級ぐらいがスタートラインな印象です。
さすが小学校から英語必修となった世代。
小学生でそれぐらいの英語力は身につけているのですね。
実際のところ、長男の中学でも英検5級と4級は持っている生徒が多いらしい。3級もチラホラいるとのこと。
小4の次男の周りも、英検を受けている子は珍しくない様子です。3級を持っている子もいるとか。
英語の早期教育は、ますます加速していきそうです。
ところで、
英語のテストで未だ満点ならず…の長男。
テストの度に勘違いやうっかりミスを連発し、
「もう満点取れる気がしない!」
と諦めムード。
「テストで穴が見つかるのは良いことよ!」
と前向きに励ましておきました。
長男は今まで、なるべく日本語を介さずに英語は英語として習得してきました。中学生からはしっかり日本語を通して学んで欲しいと考えているので、こういった模試も大切な経験です。
早稲アカの「学習カウンセリング」を受けてみた
早稲アカ主催の「首都圏オープン」を受けた際に、受けた校舎から
「学習カウンセリングを受けませんか?」
というお誘いがありました。
学習カウンセリングとは、模試の結果を踏まえた今後の学習についてのアドバイスや、成績についてのお悩み相談とのこと。
塾への勧誘だろうとは思いながらも、今後は通塾も視野に入れていることもあり、お願いすることにしました。
高校受験について、何かしら情報を得ておきたい気持ちもありましたしね。
結果として、
お話を伺って良かったです。
以前調べた模試について、
レベル感がよく分からず、気になった模試を取り敢えず長男に受けさせるつもりでいました。
長男には嫌がられましたが^^;
早稲アカの先生に相談したところ、(主に早稲アカの模試についてではありますが)具体的に模試の難易度を教えていただけて、レベル感を把握することができました。
「全統中」はひとまず置いておいて、レベルとしては、
首都圏オープン
↓
駿台中学生テスト
↓
難関チャレンジテスト(早稲アカの有料模試)
の順に難易度が上がるらしいです。
中学生が受ける模試としては、「難関チャレンジ」が一番難易度が高いのだとか。
今まで「駿台テスト」が一番難しいと思っていました!
お話しを聞いてみて、「首都圏オープン」は基礎学力のチェックに良さそうです。長男が受けたテスト内容もそんなイメージでした。
上を目指すなら「駿台テスト」や「難関チャレンジ」に挑戦するのが良いとのこと。
長男は英語の点数が取れるので、全体的な偏差値も底上げされます。まさに英語さまさまです!
上のレベルを目指すようアドバイスをいただき、なんだか恐縮してしまいました( ̄▽ ̄;)
立ち位置確認や実力チェックをしたい場合は、早稲アカのトップクラスである「特訓クラス」に入るための選抜テストを受けることもできるそうです。こちらは無料。
入塾する前提かと思っていましたが、外部生が力試しに受けるのも可能だそう。
3ヶ月ごとに開催されているそうで、習熟度レベルのチェックにちょうど良さそうです。
「駿台テスト」と「難関チャレンジ」は有料ですから、無料で受けられる「特訓クラス選抜テスト」は確かに魅力的。
気になるテストのレベル感は大体教えていただき、最後に夏期講習の宣伝を聞いて、面接時間は約20分。
おかげで、どのテストを受けていくか方針が固まりました。
今のうちに高いレベルの模試に挑戦して、高校受験に対する意識を持って欲しい。
中1〜中2のうちは、
「全統中」「首都圏オープン」「駿台テスト」「難関チャレンジ」「特訓クラス選抜試験」
あたりを、その時のタイミングと様子を見ながら受けさせようかと思います。
塾の面談って、「外部生なのに」とか「入塾しないといけないかな」などと考えて及び腰になっていましたが、全くそんなことはない雰囲気でした。
こちらが知りたいことを詳しく教えていただき、アドバイスもしていただいて、本当に行って良かったです。
今後の方向性が見えてきました。
あとは本人のヤル気次第。
中3の受験本番期までに、どうかスイッチが入りますように〜。