子供達の多読記録です。
今、長男と次男が読んでいるのは『A to Z Mysteries』シリーズです。
「A to Z Mysteries」
ペーパーバック – 1997/9/23
長男が『Magic Tree House』にハマっていた時に、同じレベルの本として取り上げられていたのを見つけて、ずっと気になっていたシリーズです。
次男が『Magic Tree House』に興味を持たないので、これはどうだろうと購入してみました。
長男は、今の次男と同じ小2で『Magic Tree House』にハマり、小4のはじめまで読んでいました。
「Magic Tree House #1」
ペーパーバック – 1992/7/28
200L-295L
音読していたので進みはゆっくりでしたが、飽きずに長く読み続けられる洋書のシリーズものは重宝します。『ORT』しかり。
『A to Z Mysteries』シリーズはどんな本?
『A to Z Mysteries』はAからZまでのアルファベット順に題名がつけられている26冊のシリーズものです。
小学3年生の主人公3人組が推理を展開して謎を解く、児童向けミステリー!
シリーズ最初のAは、「The Absent Author」です。
大好きなミステリー作家が消えた謎を追う、というもの。
子供ならではの単純な推理が微笑ましくクスッとするものの、物語はそう単純でもないという…。なかなか楽しめるストーリーがクセになりそうです。
次の本も読んでみたくなるシリーズ第1作目。
イラストが多めなのも子供が読むには嬉しいです。
英語レベルは 『Magic Tree House』 と同程度と思って読み始めましたが、実際に読んでみると『A to Z Mysteries』の方が難しいです!
難易度としたら、今の次男と長男の中間くらいのレベルでしょうか。
あれ?おかしいな?
と思って調べてみました。
読解レベル「Lexile指数」で見ると、
『Magic Tree House』は、Lexile指数200L-395L
『A to Z Mysteries』は、Lexile指数500L-595L
明らかに『A to Z Mysteries』の方が難易度が高いです(^◇^;)
次男が最近読み終わった『Frog and Toad』 シリーズの上のレベルといったところ。
本屋さんで同列に置いてあるのを見て、
同じくらいのレベルと思い込んでいた模様。
だいたい児童書は同じ棚に並んでいたりしますしね…。
買う前に確認しましょう…
次男には、Lexile指数 290L~460L のこちらがレベル的にちょうど良さそうです。
「Marvin Redpost」シリーズ
ペーパーバック – イラスト付き, 1992/7/28
『Holes』の作家、ルイス・サッカーの人気シリーズです。
早速ポチっとしてしまいました。
休校中で外出もままならないので、本を買いすぎている自覚はあります。
次男のために買った『A to Z Mysteries』ですが、難易度が高く次男ひとりで読むのは大変なので長男と読むことにしました。
最初は、次男が音読してわからないところを長男が助ける、という読み方をしていたのですが、、、。
止まる止まる…(^_^;)
あまりに読むのが止まるので、話がわからなくなりそう…。
これではつまらなくなっちゃうな〜と、
長男と一緒にゆっくり読むことにしました。
読み出したら面白いようで、
二人とも「もっと読みたい」と、どんどん読み進めていました。
ミステリーは終盤が面白くなるので、後半になると読むのが止まらなくなりますね。
ほとんど長男が読んで次男はシャドーイング状態でしたが、次男は内容をわかっているようなのでまぁ良いかなと思います。
『A to Z Mysteries』は次男のツボにハマった様子。
「面白い」と言うので、私も張り切って続編を買ってしまいました。
第2作目「The Bald Bandit」
ペーパーバック – イラスト付き, 1997/9/23
こちらも長男と一緒に読み始めています。
小学生の日常にあるミステリーという、身近さが話に入りやすいのだと思います。
少年探偵団のような奇抜なトリックはありませんし、本格派ミステリーとはいきませんが、また違った話の面白さがあるシリーズです。
短い話で上手く思いつくものだなと感心します。テンポも良いので子供も飽きずに読みやすいようです。
それと、舞台になる街の地図が巻頭についているのも大きいです。
この地図のおかげで楽しさ倍増です。
こんな感じの地図が載っているので、舞台となる街がイメージがしやすいのです。
子供達は、いちいち地図を見ながら主人公たちと一緒に事件を追っていました。
『A to Z Mysteries』の日本語訳『ぼくらのミステリータウン』
そして、アメリカの人気シリーズだけあって日本語訳も出ています。
単行本 – 2011/6/1
絵柄がだいぶ漫画ちっくです。
『マジックツリーハウス』もそうですが、
日本だと漫画絵の方が子供受けが良いのでしょうか。
ちなみに、こちらが日本語訳『マジックツリーハウス』
英語版と絵柄がだいぶ違います。長男はこちらの方が好きだと言っていました。
『ぼくらのミステリータウン』の中身はこんな感じです。
出版社さんの紹介画像より。
対象は小学校中学年となっています。
そして、「本が苦手な子におすすめの読み物」としても取り上げられていました。
確かに、次男は本が好きなわけではありません。
本好きにさせようと一緒に本を読んだり、 考えて苦労した時期がありました。
『かいけつゾロリ』や『大迷路』ばかり読んでいます。『おしりたんてい』も大好きです。
『Magic Tree House』を読むのは気乗りしない状態だし、
読書というより面白い遊び要素がある本が好きなのです。
そんな次男が面白く読んでいるので、「本が苦手な子におすすめの読み物」はまさにその通りの気がします。
推理要素があるので、本をあまり読まない子が面白いと思うかもしれません。
次男が嫌がるまでは、難易度高めでも『A to Z Mysteries』を長男と一緒に読ませるのはありなのかも。
以前、長男もわからない単語が多いにもかかわらず、
どんどん読むということがありました。
本人が「面白い」と思って読んでいれば、
とりあえずOKなのでしょう。
それにしても洋書の購入で出費がかさみます(ーー;)
本当にそろそろkindleにしようかな〜…。