気がつけば、
わが家の「おうち英語」歴も早13年!
はじめた当初は、家庭で乳幼児期から英語を教えることを「英語育児」とか「英語子育て」と呼んでいたと思います。
最近は「おうち英語」という名称が主流になっているようで、
私もそれに倣って、「おうち英語」でいきたいと思います。
ブログ名は「英語育児」ですけど…σ(^_^;)
まぁ、頑張った甲斐もあり、
長男はすっかり私の手を離れ、私が理解不能な難しげな英語をスラスラと読んだり聞いたりしています。
発音に関しては、日本語訛りが強いのは相変わらずですが、LとRを間違うことはありませんし、問題なさそうです。
次男の方は、毎朝の英語の音読を続けています。
準1級に向けて、スローペースではありますが、単語帳も進めています。
発音は元々良いような気がするので(当然、日本語訛りではありますが)、次男の場合は発音の矯正みたいなことはやらずにきました。
英語が苦手な私からすると、おうち英語っ子として育った子供たちを見ていると、本当に羨ましいなと思います。
そして、やっぱりやって良かった!と実感しています。
子供たち自身も、英語が自然にできるようになっていて楽、と言っています。
それも全て、子供たちが赤ちゃんの時から、私(と夫)が「おうち英語」を頑張ってきたからだと自負しています。
本当〜に、おうち英語って、
親が大変!
親が頑張るもの!
で、
子供は
「気が付いたら英語ができるようになってた〜♪ラッキー☆ヾ(o´∀`o)ノ」
となっているのです。
私は事あるごとに
「私のおかげよ!感謝して(ノ*>∀<)ノ♡」
と、恩着せがましく子供たちに伝えてきたので、強制的に?子供たちから感謝はされていますけれど(笑
おうち英語の頑張りどころ
親が大変で、親が頑張るのが「おうち英語」ではありますが、
わが家の場合は、常に、ずーーーーーーっと、頑張っているわけではありません。
次男が小学校に上がる前に、自力読みできるように頑張っていた頃、そんな「おうち英語での親の頑張りどころ」をまとめたことがありました。
この頃は寝る前に時間を作っていた「英語の時間」。
今は、朝の時間として定着しています。
寝る前よりも、朝のルーティーンとして英語の音読を取り入れる方が、親も子も取り組みやすくて気に入っています。
現在、わが家は共働きですが、私が仕事に復帰したのは長男が小学校に上がるタイミングでした。
仕事と家事でいっぱいいっぱいの生活になってしまい、「おうち英語」をお休みしていた時期がありました。
どんどん英語を忘れていく子供たちに「せっかくやったのに、もったいない…」という思いと、子供たちの方から英語の絵本の読み聞かせをせがまれたことで、「おうち英語」を復活させたのでした。
その時、
ココで頑張れば後が楽!
子供たちは勝手に自走するはず!
という思いで、寝る前に「英語の読み聞かせの時間」を作るべく、怒涛の忙しさで夕方の時間を乗り越えたのを覚えています。
そんなことを思い出したのも、
次男が『ハリポタ』を読みはじめて、英検準1級という、わが家の「おうち英語」の目標に向かっているのを見ていて、
もうひと頑張りだな!
という思いになったからです。
親の頑張りどころ その1
乳幼児期のインプット
まずは「おうち英語」で絶対に欠かせないインプット。
英語が苦手ながらも、フレーズ集を買い集めながら語りがけも頑張りました。
英語の語りがけは不要という説もありますが、私は絶対に必要だと思っています。
というのも、英語に限らず言語習得には「双方向のコミニケーション」が大切だと考えているからです。
これは私の個人的な意見ではありますが、ラジオのような音声だけを子供に聞かせて、子供が言語を習得するとは思わないのですよね。動画でも同じなのではないかと思います。子供自身に、アウトプットをしようという意思が芽生えてこその言語習得だと思うのです。
そのために苦手ながらも英語の語りかけを頑張り、英語絵本の読み聞かせを頑張りました。
親の頑張りどころ その2
子供の「日本語の方が良い」への対処
日本育ちで、親は英語が苦手、普通に日本の幼稚園に通っていた子供たち。
幼稚園に入ると、「日本語の方が良い」と言い出しました。
長男は好きなTV番組や映画が英語のものが多かったおかげで、この危機を難なく乗り越えることができました。
しかし、次男の場合は一筋縄ではいかず…^^;
日本語と英語の動画問題で、5、6歳の頃はバトルが絶えなかった気がします。
しかし、私が次男と一緒に英語の動画を観ることで無事に解決しました。
これも、夕方の忙しい時間、色々と家事をやりたい葛藤を捨て、次男にしっかり付き合うことにしたのです。
今振り返ってみても、私の中ではかなりの頑張りポイントでした。
親の頑張りどころ その3
自力読みができるようにする
もうね、わが家の「おうち英語」はこれがなくては成功しなかったと言い切れます。
英語が苦手な私が英語を教えられるわけもなく、子供たちに自力でなんとかできるようにしなくては、という思いから
「自分で英語を読めるようになれば、どんどん洋書を読んで英語力が上がるに違いない」
という考えからはじめた英語の音読。
まずは、自力で英語を読めるようにならなければいけません。
これには、おうち英語を英語多読にしよう、という考えにも関わっています。
きっかけは『オックスフォード・リーディング・ツリー (ORT) 』です。
この教材に出会えたことは、わが家(の子供たち)にとって、とてもラッキーでした。
親の頑張りどころ その4
英検2級からの英語の勉強
本を読む子だったり、親御さんが英語ができる方だと、「おうち英語」だけで英検2級まで余裕だったり、中には準1級もちょこっと対策するぐらい、なんて話を聞いたりします。
しかし、私は英語が苦手…。
英語の音読も毎朝10分。
そんなゆる〜い英語環境では、英検2級以上は子供自身が頑張らないと難しい。
そこを、あれこれ子供がヤル気になるように、アプリを探したり教材を探したり、時にはプリントを自作したり、試行錯誤を繰り返した英検対策。
正直、長男が英検2級に合格した時は、これで十分かな?とも思いました。
小学生で2級を持っていれば、それなりに英語力はついているはず、と。
それが、
そうでもなかったのですよねぇ…。
おうち英語で培った英語力は、いわば感覚的なところが大きいです。
その上、日々どんどん英語を忘れていくような様子がみられたのです。
せっかくここまで上達した英語が長男から消えていくのは勿体無い。。。
これは、準1級レベルまで英語を身につけた方が良い!
という結論になりました。
さらに長男は、物語が好きではないタイプなので、毎日音読する洋書選びにも困っていました。
長男が興味を持ちそうな読み物って、年相応なものなのですよね。
そうなると、準1級レベルの語彙力が必須になってくるのも理由としてありました。
それを踏まえて、次男には早々に準1級の単語学習を開始したのです。そのおかげで予定より大分早く『ハリポタ』を読みはじめることになりました!
英検2級、特に準1級は、本当に長男の努力の賜物だと思います。
その努力ができるよう、まさに伴走して励まし続けた約1年。
結果として長男はスピーキング満点!という素晴らしいスコアで準1級合格となりました。
それに続けるように、長男よりも早い時期から準1級にチャレンジしようとしている次男をサポートしなくてはいけませんね。
兄弟とはいえ、性格が違う2人なので、同じようにしようとしても上手くいかないことは学習済みです( ̄▽ ̄;)
次男には次男にあったサポートで、
なんとか英検準1級まで、
おうち英語卒業まで、
導いてあげたいと思います(⁎ᵕᴗᵕ⁎)