まったり英語育児雑記帳

2009年生まれの長男と2012年生まれの次男をもつアラフォーママ。ゆる〜い育児と雑記ブログです

小学生が読む宮沢賢治 〜『風の又三郎』を英語で読む

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NHK「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」では、

金曜日に日本文学を題材として英語に取り組んでいます。

 

 

今まで読んだ「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」の

日本文学シリーズについて、

『羅生門』と『怪人二十面相』をご紹介しました。

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先月は『酒呑童子』でした。

 

これは鬼退治の話なので、

『鬼滅の刃』にハマっている長男は喜んで読んでいました(鬼滅の鬼退治とはちょっと違いますけど…)。

  

そして、

「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」で

最初に読んだ日本文学は、宮沢賢治の『風の又三郎』だったなと思い出しました。

なので今回、『風の又三郎』を英語で読んだ時の感想を書いておきたいと思います。

 

 

小学生が読む宮沢賢治

 

宮沢賢治は長男が好きな作家さんです。

 

童話が多いですから、小学生でも親しみやすいと思います。

 

小学5年生なりたての長男は、日本文学をそれほど読んではいません。

普段は「空想科学読本」に夢中ですし、漫画ばかり読んでいます。

そんな長男も、宮沢賢治の作品は面白く読める作品が多いようです。

 

長男と次男は以前、NHKeテレの「にほんごであそぼ」で取り上げられていた

『雨ニモマケズ』を真似して一緒に暗唱していました。

これが子供達にとっての初「宮沢賢治」です。

 

その後、長男が『注文の多い料理店』を読んで、

『銀河鉄道の夜』も読んでみたいというので、こちらを購入。

 

宮沢 賢治 (著), 田代 三善 (イラスト)

単行本 – 1985/3

『銀河鉄道の夜』は人気作品なだけあって、とても多くの出版社から刊行されています。

 

その中で、なぜ「偕成社文庫」を選んだかは理由があります。

 

私個人としては「ミキハウス」から出ている絵本版にかなり惹かれました。 

宮沢 賢治 (著), 金井 一郎 (イラスト)

大型本 – 2013/10/1

この『銀河鉄道の夜』は本当に挿絵が素敵です。

やっぱり欲しいので次男にかこつけて買っちゃおうかなぁ(* ̄∇ ̄*)

 

 

話がそれましたが、

当時、長男は小学2年生でした。

まずは読みやすさ重視で、どの本にするか選びました。

 

学校での読書タイムで読むという目的もあったので、

持ち歩けるサイズというのも重要なポイントでした。

あとは「文字の大きさ」と「ふりがな」です。

 

その点でいうと「偕成社文庫」のものは丁度良いバランスで、ふりがなもふってあります。小学2年生でも問題ない読みやすさ。

 

さらに童話集というだけあって、子供向きの作品が8編も収録されているのです。

「狼森と笊森、盗森」「注文の多い料理店」「ツェねずみ」「カイロ団長」「洞熊学校を卒業した三人」「なめとこ山の熊」「雁の童子」「銀河鉄道の夜」

と、盛りだくさん!

 意外にも『セロ引きのゴーシュ』は未収録です。

ちょっと残念。

 

この本を読んで、すっかり宮沢賢治が好きになった長男。

独特の世界観が気に入ったようです。 

 

そして、

出口先生の「新日本語トレーニング」でも

宮沢賢治作品が取り上げられています。 

 「注文の多い料理店」と「銀河鉄道の夜」 の2編を読み解いていきます。

 

実はこちらに取り組んだのは最近です。

休校になるまで買ったまま積まれていました(汗)

 

好きな宮沢賢治作品ということで、嫌がらずに取り組んでいたので良かったかな。

 

 

英語で読む『風の又三郎』

 

そして「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」の、

英語版『風の又三郎』です。

 

長男は日本語原作を読んでいたので、英語で読むのを面白がっていました。

 

英語で読んでみてどうだったのか。

 

長男の感想では、

「原作の方が面白い」そうです。

 

英語は内容をわかりやすくまとめた感じで、日本語より話がわかると言っていました。

 

話がわかりやすかったのは英語、

話が面白かったのは日本語、

だそうです。

 

確かに、訛りとか世界観とか、独特ですからね。

日本語の原作あってこその「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」版といったところでしょうか。 

 

私が昔読んだ時の『風の又三郎』のイメージは、「訛りでよくわからなかった話」でした(ちなみに私は東北出身です(汗)

東北が舞台になっているのに、日本ではないような不思議な感じがしたのを覚えています。こういったファンタジーの世界観は宮沢賢治ならではですね。

 

せっかくなので私も英語版を読む前に、日本語で改めて読んでみました。

 

あ〜、こんな話だったのか、と当時の私は全く内容を理解していなかった事が判明。

訛りのことしか覚えていないくらいですから(^_^;)

三郎君は風の神様なんだっけ?とか、

そんなレベルでしか覚えていませんでした。

 

読んでみて、確かに英語の方が話はわかりやすいと思います。訛りもないですし。

しかし作品自体を楽しむためには、原作の言語で読むのが理想なのだと、改めて思いました。

 

 

「日本文学」は日本語原作を未読でも気にしない事にしました

 

そして、

原作の言語で読むのが理想とは思ったものの、 

 

日本文学に関して、日本語と英語と、読む順番は

特にこだわらなくても良いかな、と思うようになりました。

 

芥川龍之介の『羅生門』を英語で読んだ時には、

「日本語でまずは読ませた方が良いのではないか」と考えました。

やはり原作の言語で読む事が、その作品を一番味わえると思ったからです。

 

しかし、結局、文学作品に限らず後から読み返して気が付くことも多いですし、

年齢に見合った理解度で、その時の印象を大切に読み進めるのもありかと思うようになりました。

 

英語で読んだものを後から日本語で読んで、新たに感じる事や違った印象を持つのは、大いにありだと思います。

 

楽しければそれで良し。

 

日本文学にはこれから触れる機会があるでしょうから、

その時その時に読んで感じるものがあれば、それで良い気がします。

 

まずは作品を知って触れるきっかけとして

「英語」があっても良いんじゃないかと思っています。

 

 

今月の日本文学は太宰治の『走れメロス』です。

英語で読む「太宰治」楽しみです。

 

 

 

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